神崎 恵さんが教える「デート前の仕込みケア」。最高美肌になるとっておきの逸品も！

今月の連載テーマはリクエストの多かった「デート前の仕込みケア」。神崎さんも愛用するとっておきの逸品で、自他ともに魅了する最高の美肌を手にして！

「デートの仕込み美容」……なんていい響きだろう。大好きな人に世界一かわいいと思われたい。
そんな超絶愛おしい思いを注ぎながら、完成させていく顔やからだは、間違いなく美しい。たとえ、もう何年もそんなドキドキは経験していなくとも、この特別な高揚感は簡単に想像できるはず。今回は、そんな世界一かわいい願いへのベストアンサーがテーマ。
まず、デートの仕込みでもなんでも、特別な日に向けたスペシャルケアは、いつ行うのが正解か？　読者の方や生徒さんからの声で、一番目立つのが「前夜の仕込み」。夜にマスクやマッサージとスペシャルなアイテムを並べ、普段より時間もかけて念入りにお手入れする。もちろんこれも正解のひとつ。前夜に酵素洗顔で肌の滑らかさを強化したり、ボディにスクラブをかけたり、丁寧にオイルでコリやむくみを流し、しなやかさを目指すのは効果的。
でも実は、それより時間と手間をかけたいのが、当日の朝美容。朝の美容といえば、メイクのクオリティばかりに心をむけてしまいがち。でも、ここで肌を力強く引き上げたり、素肌の美しさを最大限まで引き出し、一日中その美しさを持続させることができる仕込みをすることが、何よりも結果を出してくれることを実感している。
まず、たっぷりのローションでコットンマスク。角質に潤いをすみずみまで行き渡らせるだけで数段肌の色が明るく、艶がはしるはず。このタイミングで美顔器投入。デコルテ、ネックから顔全体へと念入りにケアし、キュッとしまった輪郭と曲線を彫り起こす。目もぱっちりと開くから、このプロセスは外せない。そして、次に欠かせないのが肌の透明感を奥底から呼びさます、パワフルなシートマスク。たった数分で生まれ変わったようなピュアな肌を実現してくれる、ホワイトニング効果の高いものがベスト。仕上げはハリ艶を夜まで持続可能にしてくれる、タフなクリームをデコルテまで。自分を美しさでラッピングするように、丁寧になじませ、浸透させることも重要。
この幾つかのステップで、いつもの数倍かわいいと思える自分に加えて、鏡の中の自分にむくむくと自信まで湧き出てくるはず。

MAQUIA 12月号
モデル・メイク・文／神崎 恵　撮影／魵澤和之〈まきうらオフィス〉　ヘア／shuco〈3rd〉　スタイリスト／松島 茜〈io〉　構成・文／若菜遊子（MAQUIA）

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