神崎 恵さんのスキンケアQ&A。毛穴、乾燥、ニキビetc.… お肌の悩みに真剣回答！

スキンケア、正しくできてますか？ 神崎恵さんが正しいお手入れのさじ加減を手取り足取りレクチャー。「惜しい」ケアを見直せば、もっと美肌になれる！

その肌悩み、間違ったスキンケアのクセが原因かも！
「スキンケアの講座を通して、たくさんの方のリアルなお手入れを見てきました。惜しいお手入れのせいで、スキンケアの後なのに仕上がりの肌がカサカサしていたり、赤みや毛穴が気になったりという人は意外に多いんですよ」と、神崎さん。
よくある例は、こすってませんと言いながらゴシゴシこすっていたり、適量を使っているつもりで量が少なすぎたりするケースだそう。「頭ではわかっているつもりでも、実際にやってみせると“こんなにやさしく触るんだ”、“こんなにたっぷりの量を使うんですね！”と驚かれます」
無意識なスキンケアのクセも、毎日積み重なると肌トラブルやお悩みの引き金に。ちゃんとお手入れしているのに、いまいち実感できないという人は一度、スキンケアのお作法を見直してみては？

マスクニキビ、毛穴の開き、乾燥…etc
お肌のこんな悩み、神崎さんならどうする？

Q 長引くマスク生活で顔のたるみがヤバいです…
ハリケアとエラほぐしの二刀流でキュッ！
「表層的ではないハリを育ててくれる美容液で、肌の質感をキュッとリセット。エラが詰まって固まると顔がもったりしてくるので、グーの手でぐりぐりほぐして」（神崎さん、以下同）

Q 毛穴の詰まりが気になって、つい手で押し出しちゃうクセが
プロの手を借りて、クレイでキープ
「毛穴の詰まりや黒ズミは、悪化する前にサロンやクリニックでキレイにするのが早いし安全！　詰まりを一掃した後は、マイルドなクレイでまめにケアして維持しましょう」

Q マスクによる摩擦で肌が敏感気味なときはどうケアすればいい？
バームのひと膜でやさしく守って
「マスクの摩擦で、肌がゆらいだりくすみやすくなった人、とても多いですよね。こすれたり当たったりする部分に、薄〜くバームを仕込んでおくと、保護膜代わりになります」

Q 美白ケアしているのにくすみが抜けません！
もしかして、血の巡りの問題じゃない？
「常にくすんでいるなら、スキンケアで解決できる問題だけじゃないことも。一番多いのは紫外線や摩擦、そして何よりも鉄不足！　サプリで補って、内側からくすみ抜けを」

Q ほうれい線を作らないケアってある？
スカルプマッサージで遠隔リフトアップ
「結局、頭皮から持ち上げるのがいちばん早い！　げんこつの第二関節で、側頭部を前から後ろにグリグリ。ブラッシングやスカルプブラシを使うのもおすすめです」

Q 20代の頃のようなツヤが恋しい
ローションパックでツヤと透明感を底上げ
「わかりやすくツヤと透明感が出るのは、やっぱりローションマスク。くすみ抜けが得意な名品化粧水で角層をひたひたにすれば、フレッシュな水分のツヤが手に入りますよ」

Q 年を重ねるごとに毛穴がめちゃくちゃ開いてきた！
水分と油分のバランスを整えるエイジングケアを
「大人のたるみ毛穴は、水分と油分のバランスの崩れと、弾力のなさが二大原因。ほどよく皮脂バランスを整えながらエイジングケアしてくれるアイテムを選んで 」

Q 元気なはずなのに「疲れてる？」と心配されます（汗）
健やかでタフな肌は炭酸コスメで育む
「“元気そうな肌”に見せたいなら、炭酸コスメで巡りアップが近道。くすみが晴れて、いきいき感が復活します。手軽に使えるタイプのものを選んで、習慣づけましょう」

MAQUIA4月号
撮影／天日恵美子（神崎さん）　ヘア／工藤由佳〈Un ami〉　スタイリスト／石関靖子　イラスト／naohiga　取材・文／長田杏奈　企画／火箱奈央（MAQUIA）

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