【オールKATEで作る】ポッピングシルエットシャドウが主役のミュートメイク_1

トップス ¥17600/ライフズ 代官山店(トゥデイフル)  イヤーカフ(大) ¥33000、(小) ¥16500/ドゥエドンネ リング ¥20900/アグ

SNSを賑わせる韓国発のメイクトレンド。今もっとも注目度が高い「ミュートメイク」をクローズアップ! 話題の「ケイト ポッピングシルエットシャドウ」を使えば、簡単に再現できると大人気! ポッピングシルエットシャドウをメインに、オールKATEのアイテムで誰でもすぐにマネできるミュートメイクをヘアメイク辻村さんに教えていただきました。

ミュートメイクとは?

NewJeansのミンジが火付け役となり、世界中でバズっているミュートメイク。そもそもミュートには「弱める」「やわらげる」という意味があり、そこから派生したミュートメイクは、色みやツヤを「弱めた」「抑えた」ワントーンメイクのこと。肌の色に溶け込むようなベージュトーンの色を重ねることで、メイクに苦手意識がある人でも自然な陰影を仕込むことができ、アンニュイな雰囲気から醸し出される色気や今っぽさ、大人には欠かせない品の良さが演出できる。


ミュート系カラーって何?

ミュート系カラーとは、原色にグレーを混ぜたような色味のこと。今、話題のミュートメイクは、過度なラメや艶を使わずに、くすんだマットな質感の色をレイヤードすることで、テクニックがなくても美しいグラデーションに仕上がります。ちなみに韓国ではパーソナルカラーの「ブルベ」のことを「クール(トーン)」、「イエベ」のことを「ウォーム(トーン)」と表現します。日本の「ブルベ」「イエベ」と考え方はほぼ一緒なので、自分のパーソナルカラーに合ったコスメを取り入れることで、自然に盛れたミュートメイクに! パーソナルカラー別のKATEのおすすめアイテムはこちら!

若井麻衣さん

KATE PR担当

若井麻衣さん

「半歩先のトレンドを提案し、立体感や陰影のあるメイクを数多く生み出してきたケイトが今回お届けするのは、カラーではなく、質感のコントラストで立体感を浮かび上がらせるアイシャドウです。メイクの多様化が進み、SNSで理想の自分を探すことが主流になっている今、ケイトが捉えたトレンドの兆しはクリッと丸い目もとになりたいという願望です。ミュートマット×きらめきグリッター、正反対の質感差で生み出される立体感により、その願望を叶えます」

【オールKATEで作る】ポッピングシルエットシャドウが主役のミュートメイク_2

Aマットなブラウン×シアーなベージュラメを組み合わせた4色パレット。ケイト ポッピングシルエットシャドウ BR-1 ¥1540(編集部調べ)、Bまぶたのくすみを払う白みベージュ。ケイト マットラテリキッドシャドウ EX-1 ¥1650(編集部調べ・数量限定品)、C白みがかったピンクベージュで、肌に透明感と血色を与える。ケイト スチームマットヌードリップ EX-1 ¥1650(編集部調べ・数量限定品)、D落ち着いた印象のロゼベージュ。ケイト リップモンスター 03 ¥1540(編集部調べ)、E淡いピンクベージュトーンで、ほんのり温かみのある目元を演出。ケイト マットラテリキッドシャドウ EX-3 ¥1650(編集部調べ・数量限定品)、Fマットな濃淡レッドベージュとほんのり煌めくピンクラメのセット。ケイト ポッピングシルエットシャドウ RD-1 ¥1540(編集部調べ)/カネボウ化粧品

ミュートメイクを教えてくれたのは……
辻村友貴恵さん

ヘア&メイクアップアーティスト

辻村友貴恵さん

都内サロン勤務を経て、ヘア&メイクアップアーティスト福岡玲衣氏に師事。約2年間のアシスタント期間の後、独立。女性ファッション誌をはじめ、ビューティ誌やWEB広告、テレビ、カタログなど、幅広いジャンルで活躍中。その人となりの素材を活かしたメイクを得意とし、セレブリティからも指名が多い。

ミュートメイクのやり方

【BEFORE】

【オールKATEで作る】ポッピングシルエットシャドウが主役のミュートメイク_3

ニット ¥32000/ボウルズ(ハイク)

【How to】ミュートメイクのやり方

EYE

【オールKATEで作る】ポッピングシルエットシャドウが主役のミュートメイク_4

Aミュートメイクに欠かせないと話題のアイシャドウ。誰にでも肌なじみのいいアプリコットベージュパレット。ケイト ポッピングシルエットシャドウ OR-1 ¥1540(編集部調べ)、Bなめらかな描き心地なのに、10秒で乾いてにじまない。程よく締める深みのあるブラウン。ケイト レアフィットジェルペンシルN BR-2 ¥1210(編集部調べ)、C短いまつ毛も根元からしっかりカールアップ。ケイト カールアウェイキングマスカラ BK-1 ¥1540(編集部調べ)、D自然な陰影を与えるライトブラウン。ケイト デザイニングアイブロウ3D EX-4 ¥1210(編集部調べ)、Eミュートメイクの仕上がりを盛り上げる淡いトーンの眉マスカラ。ケイト 3DアイブロウカラーN BE-1 ¥935(編集部調べ・数量限定品)/カネボウ化粧品

淡い色を重ねて、目元と眉のカラートーンはそろえる

【オールKATEで作る】ポッピングシルエットシャドウが主役のミュートメイク_5

「ミュートメイクといえば、マットな質感のシャドウで仕上げるイメージがあると思いますが、大人ならワンポイントに控えめなラメをひとさじ加えるのがおすすめ。透明感とさり気ない華やかさをもたらしてくれます。目元のトーンに合わせて、眉色は明るくカラーリングして存在感を薄めて」(辻村さん)

1.アイホール全体にAaを指で塗り広げる。
2.二重幅よりもやや狭めにAbをプラス。1との境界線をしっかりとぼかして。
3.上まぶたの目尻側にAb+cを、細ブラシでトントン塗り。目尻をバレない程度にシャドウで締めてメリハリ感を仕込む。
4.Bのライナーで上まぶたの粘膜を埋めるように、うす~くインラインを引く。
5.Cのマスカラで根元からマスカラ液を塗布。自然なひさしまつ毛に仕上げたいので、ビューラーは使わないでOK。
6.Acをアイホールの黒目上にワンスタンプ。控えめな煌めきを纏って。
7.Dabのパウダーを混ぜて、眉の薄い部分を描き足す。
8.眉の毛流れに沿ってEの眉マスカラでカラーリング。根元から染め上げて、眉の存在感を和らげる。

【オールKATEで作る】ポッピングシルエットシャドウが主役のミュートメイク_6

「上まぶたと同じトーンにまとめて統一感のある仕上がりに。下まぶたの目頭と目尻にほんの少しだけラメを入れることで、白目がキレイに見えると同時に目の印象が大きく見える効果が」(辻村さん)

9.下まぶた全体にAbをブラシで塗布。
10.Ab+cを下まぶたの目頭と目尻に細チップで点置き。白目を美しく演出しながら自然なデカ目も獲得。

CHEEK&CONTOUR

【オールKATEで作る】ポッピングシルエットシャドウが主役のミュートメイク_7

Aマーブル設計で血色と透明感が同時に。マット処方のローズ。ケイト ラテアートマットチーク RS-1 ¥1650(編集部調べ・数量限定品)、B肌に自然な立体感と陰影を宿す2色パウダー。ケイト 3Dクリエイトニュアンスパウダー EX-3 ¥1540(編集部調べ)/カネボウ化粧品

肌に溶け込ませながら自然な立体感と陰影を

【オールKATEで作る】ポッピングシルエットシャドウが主役のミュートメイク_8

「メイク感はないのに、いかにして自然な立体感と陰影を仕込むかが、ミュートメイクでは大切! チークは広範囲にのせて顔全体の血色を高め、ハイライトとシェーディングはピンポイントに細かく薄く重ねることで、あたかも生まれつきのメリハリ立体顔が手に入ります」(辻村さん)

1.Aを大きめブラシに含ませて、頬骨を囲むように幅広めにひと刷毛。チークと肌の境界線は指で丁寧にぼかして。
2.そのままなじみカラーのチークを、1の上側、ノーズシャドウの位置、鼻頭、顎先に足して、顔全体に血色を仕込む。
3.Baのハイライトを細ブラシにとり、目尻下と眉間に入れて、光を集める。
4.Bbのシェーディングでフェイスラインに影を仕込んで、小顔印象に。

LIP

【オールKATEで作る】ポッピングシルエットシャドウが主役のミュートメイク_9

スフレのようなふんわり感。軽やかに伸びて縦じわもカバー。Aクールな印象をもたらすピンクブラウン。ケイト スチームマットヌードリップ EX-3、B愛らしい雰囲気のピンクベージュ。ケイト スチームマットヌードリップ EX-2 各¥1650(編集部調べ)/カネボウ化粧品(数量限定品)

2本のリップを使用! メイクトーンに合う自然なグラデリップに

【オールKATEで作る】ポッピングシルエットシャドウが主役のミュートメイク_10

「アイメイク同様、唇も同系色のリップを重ね塗り! 濃淡の色が混ざり合い、ミュートトーンに溶け込む絶妙な唇に仕上がります。唇の山は丸みをもたせてやわらかい印象に」(辻村さん)

1.Aのリップを直塗り。唇の山はややオーバーめに塗って丸みを作る。
2.上下唇の内側にBのリップを2~3回塗って濃いめに仕上げて、濃淡グラデの唇に。唇を「う」の口にすると塗りやすい。

メイク感を抑えているのに、洒落顔が手に入るから、大人こそミュートメイクを

【オールKATEで作る】ポッピングシルエットシャドウが主役のミュートメイク_11

「ミュートメイクで大事なことは、色や質感を抜いてメイク感を抑えながらも、目のキワやまつ毛などは丁寧に締めるひと手間。今回は全体のメイクトーンを揃えましたが、大人ならもう少し濃い色のリップを合わせても好バランスに仕上がりますよ」(辻村さん)

撮影/アキタカオリ(モデル) 石澤義人(物)
ヘア&メイク/辻村友貴恵
スタイリスト/滝沢真奈
モデル/田中芽衣
取材・文/佐藤 梓  企画・構成/横山由佳〈MAQUIA〉

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最終更新日:

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