ヘア＆メイク河嶋 希さんが美人バランスを伝授。大人も楽しめるトレンドの取り入れ方

白湯メイクや粘膜リップ、涙袋メイクといった流行りのメイクを楽しみたいけれど、幼く見えたり、“頑張ってる感”が出るのはイヤ。でもしっかりトレンド感はアピールしたい！ そんな人には、洗練感を引き出しながら、大人でも楽しめるトレンドメイクの取り入れ方を教えてくれる、“河嶋メイク”がおすすめ。

「粘膜リップを主役にする場合、“素を盛る”ことを意識。リップはただのヌーディーで終わらせず、リップライナーで厚みをプラス。さらに眉はペンシルで毛並み感を出すことで、顔の上下バランスが締まり、上品な印象に」（河嶋さん・以下同）

１．Aで上唇のアウトラインのみオーバーに描く。リップライナーで塗った部分を指でぼかし、Bで混ぜるようにツヤ足し。
２．自眉になじむCのグレー系をチョイス。1本1本毛並みを足すように描くことで、さりげなく顔印象を引き締めてくれる。

A 唇の延長のローズカラー。rms beauty ゴーヌードリップペンシル モーニングデュー ¥3630／アルファネット　B 90%自然由来成分を配合。メイクしながらリップケア。ディオール アディクト リップ マキシマイザー 001 ¥4620／パルファン・クリスチャン・ディオール　C 描きやすい薙刀芯で、ラインもぼかしも自在。スティロ スルスィル ウォータープルーフ 818 ¥5500／シャネル 

「主張が強いと幼く見えがちな涙袋メイク。あからさまに涙袋を強調はせず、影ライナー＋暖色ラメでさりげなく立体感を持たせるのが垢抜けの秘密。特に下まぶたラメは、アイメイクの余韻として目尻のみ入れるのがスマート」

１．涙袋の膨らんだ真下にある影になる部分に、Eでラインを引く。ただし、あまり面積は広げず黒目の下部分のみ。両サイドはぼかす。
２．1のラインのエンド上から、目尻へ向かってDの☆でラインを引く。目頭側は何も引かなくても、影と暖色ラメの効果で立体的に。

D ヘルシーなオレンジ系。20th アニバーサリー アイ & ブラッシュ コンパクト 101 ¥11000／SUQQU（9/15限定発売）　E ピンクの影色。ケイト ダブルラインエキスパート（血色陰影カラー） PK-1 ¥935（編集部調べ・一部店舗・Webにて発売）／カネボウ化粧品

「色の主張のない白湯メイクは、ぼんやり見えたり、肌のアラが目立つ危険も。だからこそ、大人はナチュラル“風”に見せるための仕込みが必須。補正下地で肌を整えつつ、淡い囲み目＋黒のインラインでしっかりリズムをつけるのが肝！」

１．小鼻まわりはFの毛穴ベースで隙なしのフラット肌に。肌〜首もと全体にはGで薄膜ヴェールをかける。白湯のような温度感のある肌へ。
２．上下まぶた全体にはH-a、上まぶたの二重幅、下まぶたのキワにはH-bを。上まぶたのキワにはcでラインを引き、まつ毛の隙間はIで埋めて締める。

F 毛穴を補正。ドラマティックポアスムーザー SPF15・PA++8g ¥1980（編集部調べ）／マキアージュ　G 繊細なピンク肌に。アディクション スキンケアUV タッチアップ クッション 002 SPF45・PA+++ 12g ¥5830（セット価格）／アディクション ビューティ　H アイシーなホワイトがアクセント。レキャトル オンブル ビザンス 328 ¥9680／シャネル（9/1限定発売）　I 漆黒ライン。カネボウ シャドウジェルライナー SG1 ¥3520／カネボウインターナショナルDiv.（８/４発売）