「MAQUIA」12月号の表紙には、吉高由里子さんが登場。肌が持ついきいきとした血色を活かし、ほんの少しの艶めきを添えて。面下伸一さんがメイクを解説します。
<今月の表紙メイク>COVER LOOK
いきいきとした美肌を活かす
大人の血色ナチュラルメイク
しなやかに、自分らしく、美しく。そうなりたいと感じたとき、立ちすぎる色や、人工的な質感は必要ない。人の肌が持つ血色と、ほんの少しの艶めきがあれば、十分いきいきと輝けるから。
大人の女性を輝かせる第一人者。俳優・アーティストからの指名も多く、広告やドラマ・雑誌など多くの媒体で活躍。
「吉高さんの持つ、中からあふれ出る生命力やしなやかさを表現したかったので、ポイントで強さは出しつつ、トータルでは『その人らしい自然体な魅力』に重点を置きました」と語る、ヘア&メイクの面下さん。「目元は、2色のアイシャドウを使ってやりすぎない陰影感を。細かなラメが入っていて、品のよい華やかさも醸し出せます。ライナーは黒ではなくパープルにして、強さと柔らかさを両立」。目元に強さを出した分、頬や口元は元々の血色感を程よく立たせるべく、柔らかな赤みで統一して。
Eye liner
目尻のキワのみにパープルのラインを引き、最後はすっと真横に流す感じで。黒よりもナチュラルに目力をアップできる。マイクロライナーインク 09 ¥3850/SHISEIDO
Mascara
自分のまつ毛が自然に濃く、長くなったくらいのナチュラル盛りができる黒マスカラをチョイス。上下ともに付ける。インペリアルラッシュ マスカラインク 01 ¥4180/SHISEIDO
Eye brow
眉頭から眉山まではややストレート気味に描き、そこから眉尻にかけては優しい曲線を描いて。意志のある眼差しに。ブロウインクトリオ 04 ¥3300/SHISEIDO
Eye shadow
左の02をアイホール全体と下まぶたのキワ細めにのせ、目の上キワに右の05を。05は目頭と目尻やや太めに入れると目の形全体がスクエアに見え、知的な印象に。ポップ パウダージェル アイシャドウ (右)05、(左)02 各¥3080/SHISEIDO
Cheek
肌全体に血色を足す目的で、頬の広めにふんわりと、大きめのブラシで入れる。インナーグロウ チークパウダー 03 ¥4400/SHISEIDO
Highlight
上で入れたチークの後、頬の高い位置にだけこちらを重ねて、自然なツヤ感をプラス。オーラデュウ プリズム イルミネーター 02 ¥4400/SHISEIDO
Lip
目元にポイントを置いたメイクなので、唇にはほのかな血色とうるおい質感がプラスされるジェルグロスをオン。全体を品よくまとめてくれる。シマージェルグロス 02 ¥3850/SHISEIDO
吉高由里子さん
1988年7月22日生まれ、東京都出身。ドラマ『花子とアン』、『東京タラレバ娘』、『知らなくていいコト』、『最愛』など、話題作に多数出演。2023年1月からドラマ『星降る夜に』がスタート。2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』では主人公・紫式部を演じる。
MAQUIA12月号
撮影/ISAC〈SIGNO〉 ヘア&メイク/面下伸一〈FACCIA〉 スタイリスト/藤本大輔〈tas〉 モデル/吉高由里子
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最終更新日: