今年の夏も心が浮き立つアイテム、新色が勢揃い。 ヘア＆メイクアップアーティストの北原 果さんが提案する色合わせを、夏のメイク計画の参考にして！
いつもと違う夏、始まる
夏新色BOOK2022＜全81ブランド・全656色＞
生田絵梨花 meets 夏新色で２つの顔
今夏は色を全面に効かせたメイクではなく、ニュアンス的に色を使って、旬の顔に。太陽の光に映えるヘルシーさがありながら、デイリーにも取り入れやすい温度感がポイント。
寒色ライン&マスカラで
夏色くすみカラーメイク
目尻にヒラリと揺れるカラーラインに、色を帯びたまつ毛。遊び心たっぷりなのに子どもっぽくならないのは、ブルーニュアンスのくすみカラーのお陰。頬や唇には、夏らしい熱感を補って。
A マットなオレンジブラウン系パレット。キャンメイク パーフェクトマルチアイズ 07 ￥858、B 軽やかなブルーグレー。同 ラスティングリキッドライナー 07 ￥990／井田ラボラトリーズ（4/30限定発売） C クリーンなネイビー。カールアップ マスカラ EX01 ￥3080／スナイデル ビューティ（5/11限定発売） D リアルな紅潮感を演出。ミューティドグロー リクイドチークス 01 ￥3850／RMK Division（限定品） E ホットなオレンジ。ケイト リップモンスター 14 ￥1540（編集部調べ）／カネボウ化粧品（4/23発売） F 程よくシック。ネイル カラー ポリッシュ 143 ￥2750／SUQQU（5/13限定発売）
MAKEUP POINT
A-aをアイホールに薄く塗り、ほんのり立体感をアップ。主役となるカラーライナーのBは目尻側1/3から外側にはみ出すように引き、程よい存在感を。Cのマスカラは上まつ毛全体に。チークとリップは自然な血色カラーをセレクト。Dを頬の高い位置から横長にぼかし、Eを唇の中央から広げる。Fのネイルを二度塗りして、指先にも夏らしい熱感を。
黄み×赤みの好バランス
洒落るブロンズメイク
さりげなく夏モードにスイッチできるけれど日常にもなじむブロンズメイク。まぶたや唇にはイエローを効かせて、アイラインでジュワッと赤みをオン。立体感も際立つ顔立ちに。
A 中央のイエロー系ベージュは、黄みの肌にも美しくなじむ色。左下のブラウンは、ベルベットのようになめらか。サンク クルール クチュール〈ディオリビエラ〉 479 ￥8580／パルファン・クリスチャン・ディオール（5/6限定発売） B 赤みを帯びたくすみブラウン。スルスル描けて、ぼかしも簡単。エアクリームペンシル シナモンブラウン ￥1320／ディー・アップ C 明るい肌にも似合う、ライトトーンのブロンザー。テラコッタ ライト 00 ￥7040／ゲラン D こなれて見える、アーストーンの黄みベージュ。エンスロール マット リップス 06 ￥3850／セルヴォーク
MAKEUP POINT
A-aのイエローを眉下まで広くぼかし、A-bのブラウンをアイホールに重ねて深みを出す。Bの赤みブラウンのカラーライナーは、目尻側1/4にポイント使い。少し上に角度をつけて、やや太めに引く。Cは正面から見た時にも色みを感じられるように頬の内側から頬骨に向かってぼかして、ほんのり日焼けニュアンスを。Dは唇全体にサラッと塗る。
MAQUIA 6月号
撮影／吉田 崇（モデル） 久々江 満、岩城裕哉（物） ヘア＆メイク／北原 果〈KiKi inc.〉 スタイリスト／コギソマナ〈io〉 モデル／生田絵梨花 取材・文／風間裕美子 摩文仁こずえ 構成／萩原有紀（MAQUIA）
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
MAQUIA2024年4月22日発売号
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