始めてトクする「フェムケア」徹底ガイド。鵜飼香子さんがナビゲート！

女性の体や健康をケアする製品やサービスのことを指す、フェムケア。いち早くフェムケアを取り入れてきた鵜飼香子さんが、QOLがアップする"フェムケアワールド"へとご案内。

鵜飼　先生、いつもお世話になっています。私自身、PMSや更年期のことなど、気になることがあると先生のところに飛んでいきますが、一般的に婦人科に行くのを躊躇する人って多いですよね。
福山　そうですね。でも昨今の女性は社会からも期待されることが多く、仕事を頑張りつつ出産や子育ても両立する、忙しい人が増えているのが現状。だからこそ、フェムケアは、女性が社会でイキイキ輝くためには欠かせません。多くの方が悩んでいる生理やPMSとうまく付き合ったり、妊娠出産や更年期を快適に乗り切るためにも、婦人科をもっと身近な存在に感じてほしいと思うんです。
鵜飼　日々女性ホルモンに振り回される私たちに、かかりつけ医はマストですね。学校ではフェムケアのことはあまり習いませんし、性の話もタブー視されやすく、なかなか相談できませんから。
福山　そもそもフェムケアは、『自分を知って労る』ということだと思います。例えば、おりものの通常の量や生理の痛みなどを知っていれば、大事に至る前に手を打てますし、不調を我慢することもありません。知って対処できれば、より快適に過ごせるはず。フェムケアに興味を持ち、婦人科へ気軽に相談してみてください。

「私がフェムケアに関心を持ったのは、30歳前後。まだ世間のフェムケアへの意識は低く、アイテムも充実していませんでしたが、それでもいち早く取り入れたことで、日々の生活はもちろん、生理や妊娠、出産、また最近では更年期など女性に訪れるさまざまなリズムを乗り越えてこられました。私にとってフェムケアは、女性が快適に生きるために、知っておくと断然“トクする”必須事項。ここでは、生活の質=QOLが上がる私のとっておきをご紹介します。」

30歳
出張先のNYで、レジ横にプレジャートイを発見！
フェムケアに関心を持つ
「素敵なランジェリーショップに、ケイト・モスプロデュースのプレジャートイが置いてあって。これがフェムケアに関心を持ったきっかけです。」

30代半ば
諸先輩方からフェムケアの大切さを聞き、
本格ケアをスタート
「先輩たちからデリケートゾーンの悩みを聞き、本格的にフェムケアスタート。この頃、VIO脱毛にもハマり、色々な毛の形にトライ。生理も楽になり、ニオイの心配も解決。」

40歳前後
顔と同じように
いろいろな面からフェムケアにアプローチ
「フェムケアの大切さを唱える感度の高い人が増え、美容業界でもフェムケア特集が多く組まれるように。エイジングケアやインナーケア、美容医療などアプローチも多彩に。」

今一番気になるのは、美賢者の間でも
話題の骨盤底筋を鍛える「エムセラ」
「2度の出産で、30代からくしゃみなどで尿漏れすることがあったので、そこにもアプローチできる『エムセラ』に興味津々。今回試したところ、まるで電動マッサージチェアに座っているような感じで楽。痛みもなく、直後に内股の筋肉痛と汗ばむような感覚があるだけでした。太ももの裏側も鍛えられ、美脚やヒップアップにも効果的！」

MAQUIA7月号
撮影／榊原裕一（モデル）　久々江 満（物）　ヘア＆メイク／新見千晶　スタイリスト／福永いずみ（鵜飼さん）　取材・文／中島 彩（MAQUIA）　企画・構成／吉田百合（MAQUIA）

※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
※この特集で紹介している施術の効果実感には個人差があります。
※記載されている料金は施術のみで、初診料やクリニックによってはカウンセリング料などが必要になります。