「私の体は、どうせこんなもの」。そんな風に諦めて、自分の可能性を狭めていない? 今こそ限界を超えて自分史上、最高の美を目指そう! 今回は、筋肉を育てるための基本となる、食事やストレッチ、休息について指南。

自分の限界を、超えてゆけ!
筋肉・腸・睡眠・脳の可能性

【筋活の新常識】筋肉を減らさず代謝アップ! 食事・トレーニング・休息の最新ルール

筋活

筋肉が大切なことはわかっているけど、何から手を付けていいかわからない……。そんな人でも効率良く「貯筋」ができる、トレーニングの極意をレクチャー。

教えていただいたのは
粟津康博

MEXTR

粟津康博さん

パーソナルトレーナー。的確なトレーニングや食事指導で顧客が望むボディメイクを叶える。神崎 恵さん他、著名人からの指名多数。

正しい知識を身に着けて賢く筋肉を育てましょう
「体作りの常識が変わってきたことをご存知ですか? 以前は筋肉のための食事といえばタンパク質一辺倒でしたが、現在は炭水化物も一緒に摂ることが推奨されています。

必要なエネルギーを補充しながらトレーニングすることで、筋肉を減らさずに代謝の良い体を目指すことができるんですよ。体脂肪を燃焼するなら、筋トレの後に少し息が上がる程度の有酸素運動を30〜60分ほどすると効果的です。

特に女性が鍛えたい筋肉は3つ。呼吸や姿勢に関わる腹横筋、妊娠や出産で緩む骨盤底筋、ハムストリングスは大きな筋肉なので、全身の代謝のアップにも役立ちます」

エネルギー不足は大敵!
タンパク質も炭水化物も両方必要

空腹で筋トレをすると、体は筋肉を分解して活動エネルギーに変換。すると筋肉が減った分だけ体重が落ち、体脂肪率は増えてしまう。筋トレの前と後に、タンパク質とおにぎり1個分程の炭水化物を摂ることが防止策に。

ストレッチと休息

しなやかな筋肉を育てるために欠かせない
筋トレ前は体を動かしながら筋肉を刺激する「動的ストレッチ」、筋トレ後はじっくり筋肉をのばす「静的ストレッチ」が最適。筋肉の回復のためには休息も必要なので、今日は太もも、明日は腕など日替わりで鍛えると効率的。

チェックすべきデータ

体重だけでなく、体脂肪率や筋量も必須
ボディラインや見た目に影響するのは、体重よりも体脂肪率。女性の体脂肪率は20〜30%が一般的で、トレーニングをするなら25%以下を目標にしたい。体重と同時に筋量が減っていないかもこまめにチェックして。

MAQUIA 11月号

撮影/nara〈vale.〉 ヘア&メイク/佐々木れな〈Three PEACE〉 スタイリスト/片山桜帆 モデル/福吉真璃奈(マキアビューティズ) 取材・文/摩文仁こずえ 構成/山下弓子(MAQUIA)

ブラトップ ¥6500、レギンス ¥13800/ルルレモン


※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。

公開日:

MAQUIA書影

MAQUIA2025年12月22日発売号

集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。マキア2月号の大特集は「2025→2026 BEAUTY総決算&大予測」。通常版の表紙は石原さとみさんです。

ネット書店での購入

share