2022年バズりメイクの一つである「チャイボーグメイク」。
意志が強く、隙のない中国美女風のメイクのことを言いますが、そのバランスが意外と難しく、やりすぎてしまうと古臭く見えたり、近づきがたく怖い印象になってしまうことも。
程よい“抜け感”までもが計算のうち!誰でもバズリ顔になれる、チャイボーグメイクのポイントをご紹介したいと思います。
程よい抜け感のある「チャイボーグメイク」のポイントは以下。
セミマットで陶器のようなベースメイク
ラベンダー系の化粧下地で肌の色ムラを補正しながら透明感をもたらし、しっとり系のファンデーションで仕込んだ上から微粒子のルースパウダーをブラシでうっすらと纏わせます。
そうすることで、内側はうるうる、見た目はすべすべの肌に。
眉、マスカラ、アイライナー、リップラインといった「線」は丁寧に
意志を感じさせる「線」はチャイボーグメイクで重要なポイントなので、がたつきやにじみなどがあると“抜け感”ではなく“だらしない”印象に。
カラーメイクは「赤み」で統一
チャイボーグメイクでは多色使いはせず、赤みで鮮度と奥行きをつくります。
今回ご紹介するメイクでカギとなるのが、こちらの3アイテム。
■アイシャドウ
アイシャドウは真っ赤よりも、ローズカラーで血色感と陰影によりナチュラルでありながら奥深さのある目もとをつくるのが正解。
〈ランコム〉のイプノパレット #18は、ほんのり上気したような血色感で、ヘルシーな色っぽさを演出できる5色パレット。最近のお気に入りです!!
組み合わせや入れ方によって印象を変えられるのですが、一番左の色をアイホールに、左から2番目の色を二重幅に、右から2番目の色を目尻側から縦グラデになるように入れるが抜け感のあるチャイボーグメイクにはぴったり。
好みで一番右の色を目のきわに入れて目もとをさらに奥深くしたり、中央の色をまぶたの中央や下まぶたにハイライトとして入れても◎
■光を取り込む裸眼風“忍ばせ”カラコン
あるとないのとでは仕上がりの印象に差がつくのが、カラコン。
アイライナー、マスカラ、アイブロウと、今や黒やブラウンだけではないニュアンスカラーを楽しむのが当たり前の世の中になっていますが、瞳の色や見え方って、意外と印象を左右するんですよね。
私は三白眼がコンプレックスなので、何度か黒目が大きく見えるカラコンを試したりしたのですが、やっぱり人工的な印象になってしまってしっくりこず。
チャイボーグメイクの場合、ただでさえ隙のない雰囲気のメイクなので、本当にサイボーグみたいな印象になりかねません……。
が!!!
白石麻衣さんがイメージモデルをされているカラコン〈feliamo(フェリアモ)〉の新色「Coffee Jelly」は、裸眼っぽいのに光を取り込むことで瞳の印象をナチュラルに盛ることができるカラーで、すごく自然にうるうる感がアップするんです!
上が裸眼、下がカラコン装着。
黒目の大きさはあまり変わらないのですが、輪郭が自然に強調され、うるうる感が高まるので目力がアップします。
また、私は黒目の色が赤茶っぽいので、赤みのアイシャドウを使うと同化して黒目の印象が和らぐのですが、主張しないのにしっかり存在感のある眼差しが引き立つようになります。
カラコンとバレにくいのも◎
■落ちないローズレッドリップ
チャイボーグメイクのポイントは目もととリップ。
リップが落ちていたり色が取れかかっているのはNG!
マットな赤リップは人工的な印象になりすぎるので、ツヤがあるのに落ちにくいティントリップがおすすめ。
〈ロムアンド〉のジューシーラスティングティント #06は、「フィグフィグ」というネーミングのとおり熟したいちじくのようなセンシュアルなローズレッド。
少しオーバー気味に塗ったあと、軽くティッシュオフをしてツヤ感を気持ち抑えることでチャイボーグメイクならではの凛とした印象を演出しつつ、マスクにもより付きにくくなります。
仕上がりはこのような感じ。
70%くらいの強さに抑えた、親しみ感も残した日本人のための「チャイボーグメイク」の完成!
ディナーやパーティーの時などはもう少し目もとに深みをプラスして強さを足したりしても◎。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
トータル美容のエキスパート
得意なジャンルは、メイク全般、新商品レポート。元美容部員、美容ライター、メイク講師、美容業界歴16年!化粧品検定1級。さまざまな経験や美容知識を活かして、誰でもマネできる美容テクやメイクの小ワザを発信。
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