旅行先などで、なんとなく髪がきしんだリ肌の調子がいつもと違う気がする……という経験、ありませんか？
家庭用浄水器などで知られている「クリンスイ」が、水をきれいにする浄水技術をベースに美容分野で展開するブランド「WATERCOUTURE（ウォータークチュール）」の商品説明会に参加させていただき、毎日浴びるお水が髪や肌にもたらす影響などについて、お話を伺いました！
WATERCOUTUREとは、”オートクチュール（haute couture）”と”水（water）”の造語。
30年以上に渡って私達がふだん利用する家庭の水をきれいにする技術を磨いてきたクリンスイは、昨年2015
年に美容分野に参入したばかりなのだそう。
まず第一弾として、ヘアサロンで炭酸ヘッドスパなどに活用される「高濃度人工炭酸泉製造装置」を発売され、そして誰でも家庭で楽しめる軟水シャワーヘッド「PURE SHOWER（ピュアシャワー）」が第二弾として発売されました。
●日本の水道水について
51項目もある厳しい基準（厚生労働省の水道法）で定められた日本の水道水は、いわゆる「軟水」にあたります。
硬水にあたる水質のヨーロッパや沖縄などでシャワー後に髪がきしんだリするのは、含まれているミネラルの量が軟水に比べて多いため。お通じや健康のために良いイメージのある硬水ですが、その硬度成分が、美髪や美肌の妨げになることも。
浄水場できれいになって軟水となった水道水も、消毒用の塩素や、貯水タンクや排水管のサビや鉛が溶け出していることも。
実はバスルームの鏡についた白い水垢など、あれはミネラル分と石けん成分が反応することによってできる石けんカス。
これが髪や地肌、体にも蓄積されているのかと思うと、恐ろしいですね……
ちなみに東京内のお水だと、
山手線で一番硬度が高い駅⇒上野
山手線で一ヴァン塩素濃度が高い駅⇒原宿
なのだそう！！
●お水を軟水化するメリット
水道水に含まれる不要なミネラル成分を低減することで、石けんやシャンプーの泡立ちが変わります。
泡立ちが良くキメの細かい濃密な泡で洗うことができるので、髪や肌を優しく洗いあげることができるのです。
すると、髪や頭皮を傷めずに、余分や皮脂や汚れをすっきりと洗浄し、ツヤやまとまり感などに格段が差が出るのだとか。
ヘアサロンでは、パーマやカラーの出方などもとても良くなるそうで、ヘッドスパと合わせて髪と地肌の浄化＆癒しのために活用されているそうです♪
●YAMANO式ヘッドスパ＆ヘアケアのコツ
山野美容専門学校にて行われた説明会。ヤマノサロンオブビューティー支配人の山野光男さんより、美容師視点で水と美容の関係をお話いただきました。
＜シャンプーのコツ＞
①まず予洗いをよくして汚れを落とす
②シャンプー1プッシュ程度をまず毛髪へ馴染ませ、それから頭皮をマッサージ
（シャンプーは”毛髪”を洗うもの！）
③側頭部から百会のツボ（頭の頂上あたり）に向かって指の腹でぐぐっと上に向かってゆっくりマッサージし、頭の筋肉をほぐす
頭全体に指が通り汚れも落ちやすくなり、頭皮が刺激されて細毛や抜け毛が気になる人にもおすすめとのこと。
軟水を使うことで、よりシャンプー剤が落ちやすく、残留物質が残りにくいため髪もやわらかく、立ち上がりやすくなるのだとか！
また、背中ニキビやアトピーなどでお悩みの方にも良いそうですよ♪
●PURE SHOWER（ピュアシャワー）
実際のピュアシャワーのお水は、普通のシャワーヘッドから出てくるお水と触り比べてみてびっくり！
石けんで手を洗って普通のシャワーのお水で流すと、当然キュッキュッとした洗い上がり。
一方、ピュアシャワーのお水で洗い流すと、例えるならば温泉から上がった時のように柔らかく、しっとりとするのが不思議！！
・カートリッジ
水道水を軟水化・脱塩素する物質が入った交換式カートリッジを内臓。
一度使うごとに付け替えるため、ヘアサロンに行く感覚で、自宅で週1程度のスペシャルケアを全身で浴びられるのです♪
（もちろん毎日でもOK）
散水板の穴の大きさは、約0.3mmと大変細かく、296個もあってふんわりと全身を柔らかく包み込むように水が放出されます♪
いつもと同じ量の水でも、ふわっと広がるので寒い季節も全身温か♡
寒くなると一気に毛先がパサつきやすく広がりがちなのですが、使い始めてほんのわずかで、髪のまとまりの良さを実感♪
今ヘアカラーの色持ちも、使う前よりもいい気がします！
自宅に備え付けのシャワーヘッドをくるくるっと回すだけで簡単に付け替えができるので便利。
お水にこだわる人が増えている昨今。
飲み水はもちろん、外側からのケアにも良質なお水を取り入れてみるのも良いかもしれません♪
トータル美容のエキスパート
得意なジャンルは、メイク全般、新商品レポート。元美容部員、美容ライター、メイク講師、美容業界歴16年！化粧品検定1級。さまざまな経験や美容知識を活かして、誰でもマネできる美容テクやメイクの小ワザを発信。
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