シンガポール生活で見付けた夏バテ対策にぴったりの食べ物をご紹介!
- 1.そもそも夏バテとは?
- 2.夏バテに効く食べ物
- 3.シンガポールで出会った食べ物-火鍋-
- 4.シンガポールで出会った食べ物-肉骨茶-
- 5.シンガポールで出会った食べ物-カレー-
- 7.シンガポールで出会った食べ物-サンダーティーライス-
1.そもそも夏バテとは?
厳しい日本の夏。
夏バテしていないでしょうか?
健康な身体でないと美容を楽しむことが出来ないですし、年齢を重ねるにつれて、美しさって心も身体も健やかな状態であることが大前提だと思うんですよね・・。
夏バテの原因として最も多いのが、外気温と室温の急激な変化による自律神経の乱れ。
夏になると、猛暑の屋外からエアコンでキンキンに冷えた室内に入るなど、急激な温度差にさらされることが多くなります。
本来、私達の身体は暑い時には自律神経の働きによって血管を広げたり、汗をかいたりすることで、体温を調節しているので、急激な温度差にさらされ続けると、自律神経がその変化に対応しきれず、働きに変調をきたしてしまうのです。
自律神経は体温調節だけではなく、血流や胃腸の働き・睡眠・ホルモン等にも関係しているので、その働きが乱れると食欲が無い・ダルい・眠れないなど全身に様々な症状を引き起こす原因になります。
2.夏バテに効く食べ物
自律神経の変調によって胃腸の働きが低下すると、食欲不振に陥り、さっぱりした麺類などを取りがち・・。
でも身体に必要なエネルギーやビタミンが不足すると、ますます疲労感が増して体力も低下。
麺類でも具材を多めにする等、バランスの良い食事を心掛けるのが大事かな、と。
夏場はビタミンB1の消耗が激しく、不足すると糖質をエネルギーに変えることが出来ず、疲れやすくなります。
ビタミンB1を豊富に含む食品には、うなぎ、豚肉、ぶり、大豆、玄米、ほうれん草、ごま等があります。
また、アリシンを含むニンニク、ニラ、ネギなどと一緒に食べると、ビタミンB1の吸収が良くなるのでおすすめだそう。
特に、鰻は疲労回復に欠かせないビタミンA・B1・B2・B6が豊富。
"土用丑の日"には、鰻を食べるご家庭も多いですよね。
(我が家も鰻を食べました。)
現在私はシンガポールに住んでいますが、一年中夏のような気候のせいか、あまり夏バテやそれと似たような言葉はあまり聞きません。
でも外は暑いですし、室内は冷房がガンガン効いています。
夏バテしないのはやっぱり日頃の食生活にも繋がっているのかな・・と思ったり。
という訳で、今回はシンガポール生活で見付けた夏バテ対策にぴったりのローカルな食べ物をご紹介します。
3.シンガポールで出会った食べ物-火鍋-
見るからに辛そう!
夏と言えば、"辛いモノ"を思い浮かべる方も多いのでは?
シンガポールは多民族国家ですが中華系の方が多いので、中華系の食文化は沢山あります。
中でも日本でも親しみがあるのが火鍋。
写真のお店では、子供も食べやすいスープに、見るからに辛そうなスパイシーなスープをオーダー。
野菜たっぷりの火鍋でヘルシーに、そしてしっかりたんぱく質のお肉や魚や豆腐も。
《日本にもある?》
火鍋屋さんは日本にも沢山あるのでお気に入りが見付かると良いですね!
薬膳火鍋というお店も日本にあると思いますが、シンガポールのお店は特に薬膳と書いていなくても写真のように枸杞の実が入っていたりします。
枸杞の実は抗酸化作用や免疫力アップに繋がるスーパーフード。
家での鶏ガラスープの鍋等にプラスするのもおすすめです。
店舗情報:
Taikoo Lane Hotpot 太古里火锅
#B1-16,Chinatown Point,133 New Bridge Road,Singapore,059413
シンガポール内に火鍋屋さんは沢山ありますが、こちらはチャイナタウンにある火鍋屋さん。
具材は種類豊富で、選ぶのも楽しい!
中華系レストランらしく、ドライアイスを使った演出もありました。
4.シンガポールで出会った食べ物-肉骨茶-
お肉がホロホロなんです。
"肉骨茶"と書いて"バクテー"と読みます。
バクテーとは、骨付きのポークリブ等をスパイスと一緒に煮込んだスープ料理。
シンガポールやマレーシアのローカルフードで、マレー語で"Bak kut teh"中国語では"肉骨茶"と表記されます。
植民地時代、中国本土から労働者が食べ始めたのが始まりと言われるバクテーですが、マレーシアタイプとシンガポールタイプの2種類があります。
マレシーアは漢方ハーブの香りが強く、ポークリブの他にもキノコや厚揚げ等具沢山なのが特徴。
一方、シンガポールは澄んでいる胡椒が効いたスープになります。
具はニンニクがゴロゴロ入っている以外はポークリブだけ。
豚肉とニンニクでしっかりパワーチャージ!
スープがとっても美味しくて、どこのお店もおかわり自由なので飲み過ぎます・・。
一緒に中国茶を飲むのも定番で、脂をすっきり流してくれるそう。
中国語と英語で表記は当たり前。
《日本にもある?》
"肉骨茶の素"と検索するとAmazon等でヒットしますので、日本でも作れそうです。
カルディにもありそうなので、探してみると良いかも知れません。
店舗情報:
NG AH SIO Bak Kut Teh 黄亜細肉骨茶餐室
208 Rangoon Road,
Hong Building Singapore 218453
5.シンガポールで出会った食べ物-カレー-
ココナッツの実に入ったカレーはこのお店の人気商品。
やっぱり夏はカレー!
シンガポールは多民族国家なので、インド人街では沢山インドカレー屋さんがあります。
スパイスたっぷりのカレーで夏バテ撃退!
マーケットやスーパーでも手軽にスパイスが手に入ります。
《日本にもある?》
インドカレー屋さんは言うまでもなく日本にどこにでもありますよね・・。
でも今は緊急事態宣言中ですし、スパイスをミックスしてオリジナルカレーを作るのも良いですね!
在住の日本人の方の中にはターメリックを購入し、ミルクやハチミツ等で作った"ターメリックラテ"を飲んでいるそう。
ターメリックの有効成分であるクルクミンには、抗酸化作用により活性酸素を除去する働きがあり、お肌の老化防止も期待出来るそうなので、自分のペースでスパイスを取り入れるのも良いと思います。
店舗情報:
Mustard
32 Race Course Road,Singapore- 218552
こちらのお店は日本人にも人気です。
南国らしく、アルフォンソマンゴーラッシー。
余談ですが、一年中色々なマンゴーが食べられる国です。
7.シンガポールで出会った食べ物-サンダーティーライス-
パッと見は日本のお茶漬けのような感じです。
サンダーティーライスは、元を擂茶(レイチャ)と言い、客家系の中国人がシンガポールに持ち込んだそうです。
緑色のスープと、青い野菜やハーブをふんだんに乗せたどんぶりご飯がセットになったヘルシーな料理です。
最初は(お店によりますが)スープに苦味があって驚くかも。
バジルや茶葉やミント等をすり混ぜたスープで、何度か口に運ぶ内にクセになる味。
(好き嫌いは有りそうです。笑。)
バジルは古来から体に良いとされ、現在では免疫力を高めるβ-カロテンの他、カルシウム、鉄分、マグネシウム等が多く含まれるそうで、その他胃腸の働きを改善したり、殺菌・抗菌作用なども認められていているそう。
スープはお店によって少しずつ味が違い、お気に入りを見付けるのが楽しいです。
シンガポーリアンに人気のお店。開店から大行列!
《日本にもある?》
実は私が知る限り・・このようなお店は無いかも知れません。
が、さらりと食べていたいつものお茶漬けを上記をヒントに具沢山にしてみるのは良いかも知れません。
ナッツや小魚をプラスすると食感も楽しめます。
店舗情報:
客家佬擂茶
#01-31 Tanglin Halt Food Centre, 3A Commonwealth Drive, 141003
なかなか海外旅行は難しい世の中ですが、旅行が出来るようになったらシンガポールへ、そして是非是非チャレンジしていただきたいローカルフードです。
ちょっと今回は観光レポ感も否めないですが(苦笑)・・まだまだ残暑が厳しそうな日本、バランスの良い食生活で健康に。
美は健康な身体があってこそ!!
これからも海外生活ならではのインナービューティネタを発信出来たらいいな、と思います。
Instagramではシンガポール情報も投稿しています!
今は海外旅行が難しいですが・・現地の雰囲気を感じていただけたら嬉しいです。
アラフォーらしいスキンケア・メイクを探究中!
シンガポール在住。一年中暑い南国でどのように美容と向き合うかが課題で、日系・海外ブランド問わずにコスメと触れることを楽しんでいます。セフォラは庭!隙間時間にチェックしています。ローカルな美容ネタにも興味アリ。色々経験して自分自身をアップデートさせて本帰国するのが目標です。