「MAQUIA」1月号では日常生活のあらゆる角度から、巡るカラダを取り戻すためのメソッドを紹介しています。今回は冷えの元になる不眠を解消できるコツをお教えします。

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スペシャリストが回答!
快眠セラピスト 三橋美穂さん

睡眠環境プランナー。「スリーピース・サロン」主宰。過去20年間で、1万人以上の眠りの悩みを解決する。


改善テク
睡眠
不眠は冷えの元、冷えは不眠の元。寝具や部屋を工夫して、安眠を得よう。


Q1 眠りやすい部屋の温度や湿度は?
A 温度は約18℃。湿度は50%が理想

「寝具環境というものもあって、布団の中は温度が約33℃、湿度約50%が眠りやすい、と言われます。ここを目指して、寝具や湯たんぽなどで調節を」(三橋さん、以下三)


Q2 冷えて眠れないときは、どうすればいい?
A 手足や寝具を温めてみて

「手足を温めれば放熱がはかどり、眠くなります。寝具が冷たいときは、電気毛布や湯たんぽで温めて。眠るときには電気毛布を切り、湯たんぽは足の位置へ」(三)


Q3 寝室の照明はどんなものを選べばいい?
A 夕日の色、明るさをお手本に

「夕日は、くつろぎを促し眠る態勢に入らせる光。夕日のような暖色系の白熱灯で、かつ斜めから射す間接照明にすれば、就寝しやすくなります」(三)


Q4 パジャマが冷えを左右するって本当?
A 本当です

「Wガーゼのパジャマなら、生地に挟まれた空気によって保温性がアップ。寝返りや血流を妨げないよう、伸縮性があって締めつけのないものを選びましょう」(三)


Q5 寝る前にスマホを見ると、眠れなくなるのはなぜ?
A 睡眠ホルモンの分泌が阻害されるから

「スマホ画面からは、睡眠ホルモンの分泌を妨げるブルーライトが出ます。就寝直前のメールチェックには、エスプレッソ2杯分の覚醒効果があるという説も」(三)


Q6 寝つきをよくするマッサージやツボを知りたい
A マッサージ

指を揃えて逆の耳の後ろにあて、鎖骨まで5回なでる。手のひらで温めつつ行うことでリラックス。

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A ツボ
足裏のかかと中央あたり、失眠のツボを刺激。神経の高ぶりを抑えて、不眠症に効果的。

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MAQUIA1月号

撮影/当瀬真衣〈TRIVAL〉 ヘア&メイク/榛沢麻衣 スタイリスト/立石和代 モデル/加納奈々美 イラスト/藤井昌子 取材・文/風間裕美子 国分美由紀 構成/芹澤美希(MAQUIA)



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