ケアを頑張っていても、さまざまな原因で出現するシミ。本気で消すためにできることを、「MAQUIA」7月号から紹介します。今回は、シミを5つのタイプ別の特徴と症状を美のプロが教えます。

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私たちがお答えします!

松倉クリニック&メディカルスパ 院長 松倉知之先生

最新の治療法に精通。美容業界にも多くのファンが。http://www.matsukura-clinic.com

津田クリニック 副院長 津田攝子先生

外用薬やコスメを活用したシミケアでも結果を出すと評判。http://www.tsudaclinic.com

MAQUIAビューティディレクター 髙橋美智子

本誌で美白テーマを数多く担当するスキンケアご意見番。最新スキンケア製品、情報を熟知。


自らのシミタイプを見極め

最適ケアを賢くチョイス!

 様々な種類があるシミ。やっぱりレーザーが手っ取り早い?

「当てるレーザーの種類や強さ、その後のケアなどでかなり個人差が。医師と相談し、シミの種類や自分の肌タイプを見極めて治療することが肝心です」(松倉先生)。

また、治療に比べ化粧品は作用が穏やかと思いがちですが、「現代は環境ストレスが多いので、多かれ少なかれ肌に炎症が生じています。これを食い止めたり潤いを補給することは、立派なシミケア。化粧品だけで改善した例は多いですよ」(津田先生)。

 とくに今年は、成分を複合的に組み合わせることで効果を発揮する美白ものが充実している。

「これまでの研究成果を掛け合わせた“叡智の結晶”を堪能できるのが今年の美白。ぜひお試しを」(髙橋)

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A ホルモンジミ(肝斑)

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ホルモンの影響で、頬に左右対象に出現するシミ。レーザー治療が難しく、外用薬と内服薬の併用が効果的。最近は弱いレーザーを組み合わせてケアする美容皮膚科も増えた。

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B 日焼けジミ(日光性色素斑)

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シミの中でいちばん多いのが、紫外線の影響でできるこのタイプ。日焼け直後はもちろん、数年経ってからそのツケとして現れる場合もあるので、油断禁物。

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C でっぱりジミ(日光性角化症)

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紫外線ダメージで生じ、表面に角質やかさぶたなどがあって盛り上がっているのが特徴。高齢者に多く、がんになりかねないので経過観察が必要な要注意ジミ。

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D ソバカス(雀卵斑)

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うずら卵の柄のようなシミ。遺伝や紫外線、生活習慣などが原因。レーザー治療をしても再発しやすいので、外用薬やフォトフェイシャルなどがよく使われる。

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E 炎症ジミ(炎症性色素斑)

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ニキビや傷などの炎症、掻いてしまった部分に色素が沈着して生じる。レーザーでの治療が一般的だが、肌状態やシミ以外のトラブルも見極めることが大切。

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(資料提供:松倉クリニック)


MAQUIA7月号

イラスト/清水宣子 取材・文/高見沢里子 構成/山下弓子(MAQUIA)


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