メイクしてもなんだか冴えない…そのお悩み、パーツゆるみが原因かも!? 「MAQUIA」10月号で紹介中の、陰から支える仕込みのラインメイクで立て直しましょう！ 
ヘア&メイクアップアーティスト
高橋里帆さん
魅力を引き出す繊細なメイク術や、トレンドのほどよい取り入れ方に定評あり。モデルたちの支持も厚い。
【目もとのお悩み】
「目尻が下がって目ヂカラがパワーダウンしたみたい」
高橋さん「アイゾーンは、目と眉とのバランスが大事！ ほんの少しアイラインや眉尻ラインを上げるだけで自然にリフトアップすることができます。まつ毛や眉の毛流れも斜め上向きにこだわって」。
目もとを立て直したいときは
目・眉・下まぶたにさり気なラインを仕込む！
目もとを強調したいからといって、太いハネ上げラインに飛びつくのは安易。繊細なラインと光感を仕込んで、密かに賢く目もとを立て直して。メイクの濃さを感じさせない自然な仕上がりで、オンもオフも美人をお約束♪
A：アイラインは目頭と目尻でバランスを
極端に目尻をハネ上げるのではなく、目頭を下げることで目尻が上がって見える視覚効果を利用した賢いメイクテクニック。目そのものがリフトアップしたかのように見え、ナチュラルな仕上がり。
ブラウンのペンシルライナーで下まぶたの目頭内側に約2mmのアイラインを入れる。
上まぶたのアイラインは目頭からフレームに沿って描き、目尻1/5付近から少しだけ上げる。
芯径2mmの極細ペンシル。なめらかで繊細なラインが描ける。ケイト スリムジェルライナーペンシル BR- 1 ￥1200／カネボウ化粧品
B：キラキラシャドウは入れるポイントで目の角度を操作
光感のあるアイシャドウはリフトアップ効果に長けた魔法アイテム。まぶたの下に忍ばせればグッと持ち上がって見えるから不思議！ マスカラも目尻は斜め上方向を意識して相乗効果を狙って。
目尻下1/3と目頭上1/3にきらめき感のあるシアーゴールドのシャドウを淡くのせる。
まつ毛は、カールづけもマスカラもアイラインの延長を意識して目尻は斜め上方向にメイクを。
深い青とゴールド系のカラー。サンク クルール コスモポライト エディション 766 ￥7700／パルファン・クリスチャン・ディオール（限定品）
C：目の下のくすんだクマはハイライトカラーで一掃
目の下のクマは不健康な印象をもたらすだけでなく、想像以上に目もとをたるませて見せるもの。ここは明るさを挿して、くすみを一掃し、レフ板効果で目もと全体を持ち上げるのが正解。
シワっぽくなりやすい目頭を避け目尻は斜め上方向にメイクを。けピンクベージュのシャドウを目の下のくぼみに沿ってON。
D：眉も上昇ラインを意識して！
太めでソフトで直線的！ そんな眉トレンドをきちんとマークしながらもリフトアップさせるポイントは、毛流れと眉尻。毛流れを上向きに整えて、眉尻は眉頭位置より下げないこと、が鉄則。
眉メイク前のひと手間。スクリューブラシを使い、毛流れが斜め上向きになるようブロー。
眉の底辺をアイブロウペンシルで描く。眉尻は眉頭より下がらないくらいの上げ加減でOK。
ナチュラルなアッシュブロンド。毛流れを整えるブラシ付き。スルシィル プードル 433 ￥2900／パルファン・クリスチャン・ディオール
Q.目もとの立て直しにオススメの秋色は？
A. ほどよく締まるグリーンを選んで
高橋さん「アイシャドウで言うならば、膨張色を避けるほうが無難。これからの季節は、カーキやボルドーといった色合いがおしゃれです。ほどよい引き締め感のある色合いなので、好バランスなメイクに仕上がるはず」。
幻想的なつやめきのダークグリーン。見た目通りの美しい発色は必見。ザ アイシャドウ 055 ￥2000／アディクションビューティ
MAQUIA10月号
撮影／菊地泰久〈vale.〉（モデル） 河野 望（物） ヘア＆メイク／高橋里帆〈Three Peace〉 スタイリスト／金山礼子 モデル／三枝こころ 取材・文／靍田由香 構成／山下弓子（MAQUIA）
【MAQUIA10月号☆好評発売中】
≪関連リンクはこちら≫
★ほうれい線、クマ、シミetc.【プロ直伝・お悩み別メイク塾、開講中】≫≫
★わかりやすいのはダメ【なんだか色っぽい× さりげないツヤがモテメイク、最強説】≫≫
最終更新日：
MAQUIA2024年4月22日発売号
集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。6月号の特集や付録情報をチェックして、早速雑誌を購入しよう！
