河北アニキいわく、メイクはトータルバランスが大事! 今回は「MAQUIA」3月号の河北アニキのメイク特集の中から、官能的なオーラをまとう大人のいい女フェイスのつくり方をお届けします。
「いつも一緒の顔にならないよう、
私も服を着てからメイクしてるよ。
気分のテンションも変わるよね」
by Kojiharu
河北Rule
すべては服を決めてから。メイクはトータルバランスでしょ。
メイクが、お決まりのルーティンになっちゃおしまい。今日はこの服着るからこんな感じで行こう、こう魅せようって、自分さえもワクワクさせる、意図のあるメイクをしないと、ね。同じカジュアルファッションでも、Tシャツとニットとでは全然変わってくるから。まず、服を着てから、全身が映える姿見の前でメイクをしよう。ジェーン・バーキンやブリジット・バルドーも、服とメイクがリンクしているからおしゃれでカッコいいし、目を引くんだ。
コンプレックスの数だけ、メイクコントロール!
体と違って顔は服で隠せないから、自分が気になっているコンプレックス部分はメイクでコントロールを(コントロールの仕方は、後ページを参考に)。反対に、良いと思う所は、むしろそのまま放置で。
赤みを一点だけに品よく効かせて。
センシュアルな大人のいい女
「ドラマティックな服にリンクさせたヌーディメイクで、センシュアルないい女に。かすかに感じるモーヴカラーで眼差しに女らしい深みを出しつつ、モカ色のリップでカラーレスに仕上げているから、チークでやや赤みを足すといい感じ。顔のあちこちに色をちりばめるんじゃなくて、一点だけに効かせてバランス調整するのが秘訣」
ほわんとした血色感を生む、ピンク。クレ・ド・ポー ボーテ ブラッシュデュオプードル 102 ¥7000(セット価格)/資生堂インターナショナル
Other item
A ほんのり赤みを含んだモーヴカラーが今っぽい。マキアージュ ドラマティックムードアイズ BR354 ¥3000(編集部調べ)/資生堂
B 深みのあるリッチブラウン。縦ジワを消して、ぷるん唇に。資生堂 パーフェクトルージュ BR757 ¥3500/資生堂インターナショナル
チークは丸く入れると甘く主張しすぎるから、横に引っ張るように入れるのがベスト。目頭下、小鼻横からスタートして目尻下までの範囲で、横長の半円を描くようにうっすらと入れて。
「MAQUIA」3月号
撮影/彦坂栄治〈まきうらオフィス〉(モデル) 冨樫実和(物) ヘア&メイク/河北裕介 スタイリスト/SHOCO(モデル) モデル/小嶋陽菜(マキアモデル) 取材・文/中島 彩(MAQUIA) 構成・文/吉田百合(MAQUIA)
【MAQUIA3月号☆好評発売中】