「MAQUIA」4月号で連載中の『星谷菜々の美に効くおいしいスイーツ』から、台湾風カステラレシピをご紹介。並外れた栄養をもつモリンガパウダーが決め手です!
星谷菜々の美に効くおいしいスイーツ
料理家
星谷菜々さん
ほしや なな●料理家。都内にアトリエ「apron room」を構え、不定期でshopとしてオープンしたり、教室、イベントを行っている。詳細はHP:www.apron-room.com、Instagram:@apron_roomまで。
モリンガの台湾風カステラ
ふんわりふわふわ、まるでスフレケーキのような軽さのカステラ。今回取り入れたモリンガパウダーには、リジン、ロイシン、スレオニン、バリンなどの必須アミノ酸、各種ビタミン類、クロロフィル、ポリフェノール、ギャバなどなど。書ききれないほど栄養素が豊富です。
材料(15cm角のスクエア型1台分)
A
グレープシードオイル 40g
無調整豆乳 40ml
B
薄力粉 40g
モリンガパウダー 10〜20g
卵 3個(冷えたもの)
きび砂糖 60g
レモン汁 小さじ2
作り方
型にクッキングシートを高めに敷き込む。卵は卵黄と卵白に分ける。 湯せん焼き用にぬるま湯をたっぷり用意。オーブンを150度に予熱する。
1 小鍋にAを入れて火にかけ、ふつふつとする直前まで温める。
2 中ボウルにBを合わせてふるい入れ、1を注ぎ、泡立て器でよく混ぜる。卵黄、レモン汁を加え、よく混ぜる。
3 大ボウルに卵白ときび砂糖を入れ、ハンドミキサーでふわりとするまで泡立てる。ボウルを逆さまにしても落ちない硬さになればOK。それ以上泡立てるとひび割れやしぼみの原因になるので注意。
4 2を3のボウルに移し、ゴムベラで底からすくいあげるようにふんわりと、かつしっかりと混ぜる。
5 型に流す。 天板(もしくは大きいバット)に型を置き、ぬるま湯を2cmくらいの高さまではる。
6 150度に予熱したオーブンに入れて15分湯せん焼きにする。いったんオーブンを開けて、型の手前と奥を入れ替える。140度に下げて、10分おきに扉を3秒ほど開けながら(熱がこもらないようにするため)、60分湯せん焼きにする。
7 焼きあがったら型からすぐに取り出してクッキングシートをはがす。焼きたても冷めても、冷蔵庫で冷やしても、どれも美味しい。
モリンガパウダーの量は濃いのがお好きな方は20gくらいで(写真は20g使用)、ほんのりきかせるくらいがよい方は10gくらいで、お好みで調整してください。緑の深い味わいのカステラは、豆乳や牛乳などミルキーな飲み物と一緒にいただくのがおすすめ。
今月の美食材
1 グレープシードオイル
抗酸化や若返り作用のあるビタミンEが豊富。ポリフェノールの一種プロアントシアニジンはガン予防にも役立つ。
2 モリンガパウダー
並外れた栄養と薬効をもつモリンガ。新陳代謝を活性化、体内毒素を排出するデトックス効果に特に優れている。生活習慣病予防に。
3 無調整豆乳
大豆イソフラボンがエストロゲンの働きを助け内側からの美をサポート。液状の豆乳になることでたんぱく質の消化吸収がよくなる。
MAQUIA 4月号
レシピ・料理・スタイリング/星谷菜々 撮影/福尾美雪 栄養素監修/関口絢子 構成・文/山下弓子(MAQUIA)