「MAQUIA」12月号の連載、『星谷菜々の美に効くおいしいスイーツ』から、整腸効果や抗酸化の働きで美肌にもうれしいスイートポテトのレシピをご紹介!
星谷菜々の美に効くおいしいスイーツ
料理家
ほしやなな
ほしや なな●料理家。都内にアトリエ「apron room」を構え、不定期でshopとしてオープンしたり、教室、イベントを行っている。詳細はHP:www.apron-room.com、Insta gram:@apron_roomまで。
アーモンドミルクのスイートポテト
生クリームを使わなくても、こんなにクリーミーな感触になるとは! たっぷりのアーモンドミルクを使ってしっかり練って作ったスイートポテトは、美食材3つの整腸効果や抗酸化効果のマリアージュで滞りがちな腸の調子を、おいしくすっきり整えてくれます。
材料(ミニサイズ12個分)
さつまいも 大1本(500gくらい)
レーズン 20g
照り用卵黄 1個分
A
塩 ひとつまみ
きび砂糖 40g
アーモンドミルク(無糖)200ml
バター 10g
作り方
1 さつまいもはピーラーで皮を厚めに剥いて、2.5cm幅に切り(太いものは半月切りに)、水洗いする。
2 鍋に水気を切ったさつまいもとたっぷりの水(分量外)を入れ、強火にかける。 煮立ったら火を弱め、コトコトと茹でる。竹串をさして、すっと抵抗なく通ったら、ザルにあげて水気を切る。
3 再びさつまいもを鍋に戻して木べらでつぶし、Aを加えてよく混ぜる。
4 鍋を強火にかけて、水分を飛ばしながら、木べらで鍋底をこするようにしてよく練り混ぜる。生地の色が濃くなり、ひとかたまりになったら火から下ろす。
5 裏ごしをして、レーズンを加え、皿に平らに広げる。冷めたらラップをして、冷蔵庫に1時間以上おいてしっかり冷やす。
6 生地を12等分して、さつまいも形に成形し、クッキングシートをしいた天板に並べる。表面に 水小さじ1で溶いた卵黄を刷毛(なければ指)で塗る。
7 200度に予熱したオーブンで15分ほど、こんがりと焼く。
保存容器に入れて、冷蔵庫で3日間、もしくは冷凍庫で2週間保存可能。
今月の美食材
1 さつまいも
水溶性・不溶性の食物繊維をバランス良く含み、血糖値の上昇を抑え、便秘解消に。βカロテン、ビタミンC、Eも豊富で美肌にも◎。
2 アーモンドミルク
腸のぜん動運動を促すオレイン酸を含有。ビタミンEやカルシウムも豊富でマグネシウムとのバランスも良く、牛乳より低カロリー。
3 レーズン
即エネルギーになるブドウ糖、果糖が豊富。アントシアニンやタンニン、食物繊維の他ミネラルもバランス良く、鉄分が貧血予防に。
MAQUIA 12月号
レシピ・料理・スタイリング/星谷菜々 撮影/福尾美雪 栄養素監修/関口絢子 構成・文/山下弓子(MAQUIA)