創刊14周年を迎えた「MAQUIA」11月号では、いつもキレイを発信し続けている人にインタビュー! ダイエット美容家として活躍する本島彩帆里さんの、過去、転機、そして今を聞きました。

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本島彩帆里

ダイエット美容家。心身を健康的に美しくする情報を発信し、著書はすべてベストセラーに。「やさしく人に寄り添う、それは自分に対してもそう。自分を大切にできないと、人にもやさしくなれないから」。サオリマルシェ(https://saori-marche.jp/)も人気。


誰かと比べず自分基準で。
そう思える今、とても楽に!

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 本当の美容に出会う前 

コンプレックスの原因を見つめず、
すべてが空回り

美容と出会ったのは中学生の頃。と思っていたけれど、当時は肌が荒れているのをファンデーションで隠して、小手先の美容をしていました。エステサロンに勤めていたときも、何十万もかけて自ら別のエステに通ったり、補整下着を買ったり。自分のコンプレックスを生み出す根本原因を探ることなく、対症療法に頼ってばかり。身体を壊したのと妊娠がきっかけで、自分を作っているのはなんだろう?と見直すようになっていきました。



 美容に目覚めた時 

自分に心地よく続けられること
を見つけるのが大事

妊娠してから、自分の食生活の偏りや不必要なものを見直すように。毎日の食や行動の選択が少しずつ変わって、産後、体重が減るとともに健康に。そして考え方も大きく変わりました。二の腕が太いからといってそこだけ揉むのではなく、脂肪がつきにくい身体ってなんだろう?と考える作業も大切になった。スクワットを30回できなくても、10回を3日続ければいい。白か黒かではなく、グレーで良しとする。そういうふうに自分が心地よく続けられることを見つけて、続けていたら、必ず結果がついてくることに気づいたんです。



 そして今 

ゆるくていい。できることを続けよう、
と伝えていきたい

ダイエットに悩む人々に会うと、マインドの部分が大きいと感じます。太る原因は食べ過ぎだけど、食べ過ぎる原因が“心”にあったり。私はできないことや自分に足りないことだけではなく、自分が少しでもできたことを確認してきました。それを続けていたらできることの階段を上がっていき、今では自分のコンプレックスや悩みを、自分をよくしていくチャンスだと思えるように。自分に寄り添って、なりたい自分に少しずつ近づいていく。美容は私にとって、自分を深く知るためのツールでもあるんです。


MAQUIA11月号

撮影/押尾健太郎 ヘア&メイク/藤本 希〈cheek one〉 スタイリスト/福永いずみ 取材・文/巽 香 構成/山下弓子(MAQUIA)


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