手軽に印象を変えたいなら、ヘアで雰囲気を変えるのがおすすめ。普段、下ろしていた前髪を流すだけでも雰囲気がガラリと変わります。今回は、ナチュラルなのに可愛く見える「流し前髪」を人気美容師のAYAMARさんがレクチャー。動画つきで解説します!
- 流し前髪の魅力とは?
- 流し前髪のメリットは?
- 流し前髪のデメリットは?
- 【流し前髪の作り方・下準備】前髪つむじ、生え癖などで割れる前髪をまずは解消
- 【流し前髪の作り方❶】ストレートアイロンを使った前髪の巻き方
- 【流し前髪の作り方❷】コテ(カールアイロン)を使った前髪の巻き方
- 【流し前髪の作り方・キープ術】長時間崩れない前髪キープ術
流し前髪の魅力とは?
・輪郭がキレイに見える
・細見えする
・大人っぽく見える
流し前髪のメリットは?
前髪をサラリと流すとおでこに隙間が生まれ縦のラインが強調されるため、すっきり見えて大人っぽい印象に。さらに、前髪の両サイドを長めに残して軽く丸みをつければ、顔が見える面積が少なくなるとともに気になる顔型もさりげなくカバー。また、伸びたときに目に入りにくくなるなど、流し前髪にはさまざまなメリットがあります。
流し前髪のデメリットは?
流し前髪はストレートのままよりも、軽く巻いたほうが断然可愛くてお洒落。つまり、コテやストレートアイロン必須という点がデメリットに感じられることも。とはいえ、毛先を軽く巻く程度なのでアイロン初心者さんでも簡単に仕上げることができます。
【流し前髪の作り方・下準備】前髪つむじ、生え癖などで割れる前髪をまずは解消
STEP1
まずは、生え癖や寝癖を取るために、割れている部分の根元に水スプレーをシュッと吹きかける。くしをジグザグに動かしながらとかして、水分をなじませながら毛流れを整える。
STEP2
くせを根元からリセットするために、指を根元に当てて地肌をこするようなイメージで、ドライヤーを当てながらドライ。半乾きの状態になるまで乾かす。
STEP3
生え癖と逆方向に髪を引っ張りながら乾かして、くせを完全に消去。左右にパックリ割れるくせがある場合は、割れる部分をそれぞれ逆方向に引っ張り、Xのようにクロスさせて乾かす。
STEP4
乾いたら、くしでとかして毛流れを整えておく。
【流し前髪の作り方❶】ストレートアイロンを使った前髪の巻き方
STEP1
いきなり巻きはじめるのではなく、まずは前髪の流しはじめる位置を決めて分け目をつける。黒目の内側部分を目安にするとバランスよし!
STEP2
前髪の両サイドの長い部分はよけ、真ん中部分の毛束を軽く引き上げて、根元付近をストレートアイロンを真横にして挟む。
STEP3
少しずつ内巻きにしながら、毛先までアイロンをすべらせる。このとき、鏡を見ながら巻き、アイロンの上部が鏡にうつる程度まで回転させたら巻き終わり。これ以上巻くとカールが強くつきすぎるので注意。
STEP4
鏡にアイロンの上部がうつったら、流したい方向にスライドさせてアイロンを抜く。
STEP5
STEP2でよけておいた、前髪の両サイドにもアイロンをかける。毛流れを整える程度に、サッと熱を通すだけでOK。
NGポイント
前髪を巻くときのアイロンの適温は120〜140度の低温で。高温で巻くと巻きはじめにアイロンの跡がくっきりついてしまうので注意しましょう。また、アイロンの角度を真横ではなく斜めにしたり、回転しすぎるのも、部分的にカールが強くつきすぎてしまうため気をつけましょう。
▼動画でチェック!
【流し前髪の作り方❷】コテ(カールアイロン)を使った前髪の巻き方
STEP1
ストレートアイロンで巻くときと同様に、流し始める位置を決める。前髪の両サイドはよけて、真ん中部分を3等分に。分けて巻くことでナチュラルなカールに。
STEP2
32mmのコテを使用。内巻きになるように、コテのパカパカ開く部分(フリッパー)を上にして持つ。コテを真横にして毛束の中間を挟み、毛先まですべらせながら45度回転。
STEP3
コテを45°回転させて毛先をほんのり内巻きにしたら、流したい方向にコテをスライドさせて抜く。
STEP4
カールをつけた部分を指で持ち、熱が冷めるまでそのままキープ。冷めるとカールが固定される。
STEP5
残りの2束も同様に巻き、巻き終えたら熱が冷めるまでカール部分をキープしながら指で持つ。サイドに近い束はカールをゆるやかにすると、サイドバングとのつながりが自然に。
STEP6
STEP1でよけておいた前髪の両サイドは、コテで中間を挟み、回転させずに毛先までサッとすべらせて、軽く丸みをつける。逆サイドも同様に。
NGポイント
コテのパカパカ開く部分(フリッパー)を下にするのは、内巻きではなく外巻き。つまりこの状態で無理やり内巻きにしてしまうと、NG写真のように髪がくしゃくしゃに。また毛束を分けずにまとめて巻くと、同じ強さのカールがついて流しにくくなってしまうため、コテを使うときは毛束を分けて巻くのがおすすめです。
▼動画でチェック!
【流し前髪の作り方・キープ術】長時間崩れない前髪キープ術
STEP1
ドライヤーで生え癖をリセットしたら、巻く前にベーススプレーを。アイロンの熱から髪を守ってくれるとともに、巻きの持ちが劇的にアップ。
STEP2
ハードスプレーをそのまま吹きかけるのではなく、コームにつけて前髪をとかしながら馴染ませるのがポイント。毛流れをつけながらその動きをキープできる。
STEP3
①ベビーパウダーをコットンに出す→②コットンをくしゅくしゅして粉を含ませる→③手の甲で余分な粉を落とす。前髪の内側につけ、残ったものは生え際やおでこに。汗や皮脂による崩れを防ぐことで、毛流れが長持ちする。
▼オススメのベーススプレーはこれ!
N. ベースヘアスプレー 1
アイロンやコテの熱から髪を保護し、スタイルを持続させるベーススプレー。160g ¥1760/ナプラロレッタ クルクルシュー
簡単にやわらか質感をつくり出せて、苦手なヘアアイロンも楽しく使える巻き髪専用スプレー。200g ¥2420/b-ex
▼オススメのハードスプレーはこれ!
N. オム ロックヘアスプレー
ねらった動きを瞬間ロックして、どんな悪天候でも一日中スタイルをキープするハードスプレー。 210g ¥1980/ナプラVO5 スーパーキープヘアスプレイ<エクストラハード>無香料
ヘアスタイルを自然なまましっかりロングキープ。雨・風の日も崩れません。 330g ¥1078/サンスター
▼オススメのベビーパウダーはこれ!
ジョンソン®︎ ナチュラルベビーパウダー
99%植物由来成分ベビーパウダー。汗を吸収し、さらっと清潔な肌に。 100g オープン価格/Kenvue資生堂ベビーパウダー(プレスド)
赤ちゃんのやわらかな肌をさらっとさせる、携帯に便利な固形のパウダー。 50g ¥385/資生堂
撮影/藤澤由加 取材・文/桶川雅代 構成/足立舞香(MAQUIA ONLINE)
※本記事掲載商品の価格は税込価格で表示しております。
最終更新日: