「MAQUIA」4月号では、香水コーディネーターの牧野和世さんが働く女性を応援する香りを紹介しています。仕事で認められたいときは、キリッとした軽やかなメンズの香りやユニセックスの香りで「やる気スイッチ」をON! 香りで周囲からの印象が変わり、仕事での評価も上がるかも!?

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牧野和世

ビューティプロデューサー・香水コーディネーター。香りで運命を操るエキスパート。


仕事で認められたいなら、知的で凛々しい香り

「香りを変えることで周囲からの扱われ方が変わるとか、仕事での評価までもが上がるといったことは、確かにあること。もし、プロジェクトで責任ある仕事を任されたり、後輩が増えてリーダー的な存在になったりしたなら、おすすめはキリッとして軽やかなメンズの香りや、ユニセックスの香り。それを感じることで自分自身の『やる気スイッチ』も切り替えられるし、決して媚びてはいないけれど、信頼を得たいという気持ち、『頑張っている』感を印象づけることもできます。それにメンズの香りに包まれていると、見えない王子がサポートしてくれているような、いつも誰かに守られているような感覚だって味わえそう。もちろん男性の香りが逆に女らしさを際立たせ、むしろセクシーに感じさせるというパラドックスだってあり得ます。さらにメンズの香りをベースに、髪先だけに花の香りをひと吹きするなど、好感度の高い香りをのせていくと、ゆとりが出てより仕事先での人間関係がスムーズに。そんな策略も『あり』ですよ」


BYREDO

凛としてどこかグラマラス。
NOと言わせない女性に

(メイン画像左)

遊牧民たちの自然に根ざした自由な生き方を表現したという、シトラスとウッディなノートが溶け合う高感度な香り。「自分のクラスを上げたいとき、あとひと押しが欲しいとき、イチ押しの香り。男性にも引けを取らず、自分自身も周囲も引っ張っていけそう」(牧野さん)。バレード ジプシー ウォーター オード パルファン 100㎖ ¥23400/エドストローム オフィス


JO MALONE LONDON

隙がなく媚びないのに、セクシーさも醸し出す

(メイン画像右)

ザクロ、ラズベリー、プラムのみずみずしい香りにピンクペッパーがピリッと効いて、ウッディな余韻を残す洗練を極めた香り。ドレスに合わせれば官能性を引き出し、スーツに合わせれば知的で信頼できる印象を生み出すから不思議。「対女性でも、コミュニケーションが円滑に」(牧野さん)。ポメグラネート ノアール コロン 100㎖ ¥15500/ジョー マローン ロンドン


MAQUIA4月号

撮影/山口恵史 スタイリスト/田中美和子 構成・文/巽 香 企画/吉田百合(MAQUIA)


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