みなさん、こんにちは!
マキアインフルエンサーであり、成分オタクでもあるむっちです。
今回は、美容オタクなら好きな人が多いであろう成分
レチノールについて。
「名前はよく聞くなぁ...」
「どんな効果があるのかよく分かってない」
「でも今さら聞けない」
そんな思いをもったあなたに、ぜひ届けたい。
この記事を読み終わる頃には、きっとあなたも
レチノールマスター!
それではさっそく覗いていきましょう!
❙ レチノールとは?
『そもそも、レチノールって何?』
そんな疑問にお答えする前に、
まずは、肌の生まれ変わり "ターンオーバー"
について解説します!
(自作の図なので悪しからず...笑)
表皮の簡略図
肌は、ターンオーバーといって
約28日間かけて表皮が生まれ変わります。
基底層(白&水色の丸の所)で細胞が生まれて
約2週間かけて角層(薄橙色の所)の下までいき
さらに約2週間かけて肌表面までいき、最終的に
古い角質は、アカとなって剥がれ落ちます。
この周期が乱れると
⚫︎肌がごわつく
⚫︎顔がくすんで見える
⚫︎シミ、シワの原因になる
⚫︎ニキビなど肌荒れの原因になる
など、いいことが全然ない...
周期が乱れる原因としては
⚫︎加齢によるもの
⚫︎睡眠不足など、生活習慣の乱れ
⚫︎肌の乾燥
⚫︎紫外線による肌細胞への刺激
そこでレチノールの出番!
レチノールは、このターンオーバーを促して
シワや肌荒れなどの肌トラブルを予防、改善し
キメの整った肌に導いてくれます。
だけど、、、
❙ 実は、繊細なんです
そんなエース級の成分レチノール
実はとっても繊細さん。さらにはパワフル。
✔️太陽を浴びると成分が壊れやすい
✔️機能性成分の中で、相性の悪い成分がある
✔️敏感肌さんは、刺激を感じてしまうかも
✔️レチノール初心者さんは、皮向けや赤みなどの
A反応が出ることも
なので、取り扱いには注意が必要!
⚫︎夜のスキンケアで使う
⚫︎濃度が低いものから使う
0.1%でも十分パワフル
初心者は、0.1%以下のものを選ぶといいかも!
⚫︎使用頻度(間隔)を空けて使う(下図参照)
ex.)最初は3日に1回
肌が慣れたら2日に1回
さらに慣れたら毎日
繊細でパワフルなレチノールさん。
使用タイミングはもちろん、使用する際の
スキンケアの組み合わせも大事になってきます!
「そんなこと言われても、スキンケアの
組み合わせとか全然分からないよ〜」
そんなあなたに朗報です!
成分オタクの私がココにいますよ。笑
どうせスキンケアするなら
キレイになりたいでしょ?
そんな皆さんの期待を一身に背負って
OK / NG の組み合わせを紹介していきます!
❙ オススメの組み合わせ
皆さんの期待を一身に背負ってしまったので
(勝手に背負ったのは自分です。笑)
パワフルなレチノールさんの効果を邪魔しない
いや、むしろ高めてくれる成分の組み合わせを
紹介していきます!
成分同士の相乗効果を覚えておくと
美肌への道のりがグッと短くなるハズ^ ^
エントリーNo.1
ナイアシンアミド
⚫︎レチノールの変換作用を活性化する作用がある
( レチノールを肌に塗布すると、
レチノール → レチナール → レチノイン酸
と変換され、肌に作用していく )
⚫︎両方ともシワ改善効果が認められており
相乗効果で、その効果をより高められる
(ナイアシンアミドのシワ改善効果はマイルド)
⚫︎レチノールの刺激を和らげる作用もある
エントリーNo.2
グロースファクター
⚫︎成長因子とも言われる成分で、EGF、FGFなど
種類がいくつかある
その名の通り、細胞を活性化する作用があるため
レチノールの効果増強を期待できる
成分表表記は『ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-1』
『ヒト遺伝子組換ポリペプチド-11』などがある
⚫︎ターンオーバーの促進、シワ、たるみなどの
予防、改善効果を高めてくれる
エントリーNo.3
ペプチド
⚫︎天然の保湿成分と言われているアミノ酸が
複数結合して出来た成分
ペプチド単体でも十分だが、レチノールとの併用で
さらに、肌にハリと弾力を与える効果が期待できる
ので、シワやたるみケアに最適
⚫︎高い保水力により、レチノールの刺激を
和らげる作用もある
エントリーNo.4
CICA成分
⚫︎CICA成分特有の鎮静効果によって
レチノールによる刺激を和らげる
⚫︎レチノイド反応(A反応)が出やすい人、
ニキビが出来やすい人にオススメ
❙ 併用NGの組み合わせ
お次は、レチノールとの併用は避けた方がいい成分を紹介していきます^ ^
併用してしまうと、逆に肌が荒れてしまったりする
可能性があるので取り扱い注意です!
エントリーNo.1
ピーリング成分
⚫︎グリコール酸(AHA)
サリチル酸(BHA)など。
両方とも皮膚の新陳代謝を促す効果があるので
肌細胞が成長しきる前に、角層が剥がれ落ち
皮膚が薄くなって、刺激を感じやすくなったりする
リスクがある
エントリーNo.2
高濃度系
⚫︎それ自体がパワフルな働きをするので
パワフルなレチノールと組み合わせると
さらに肌に負担をかけてしまう可能性も
⚫︎高濃度ビタミンCや、純ビタミンCは
お互いの効果を打ち消し合う可能性がある
ビタミンC誘導体との相性は◎
以上、オススメ出来ない組み合わせを紹介してきましたが
『この組み合わせが絶体ダメ!』と言ってるわけではないです。
ピーリンング成分 "AHA" の1種であるグリコール酸や、ビタミンCと一緒に
レチノールを配合している製品もあります。
適量であれば、相乗効果をもたらしてくれる組み合わせにもなるので
自分で考えて、攻めた組み合わせにするより
そういった製品を選ぶのも1つの手だと思います!
❙ 最後に。
最後までご覧頂きありがとうございます!
成分オタクが厳選した
レチノールとの併用OK / NG 集
いかがでしたか?
少しでも、皆さんのためになったなら嬉しいです!
次回の記事では
【成分オタクが選ぶ、溺愛レチノール製品】
について熱量高くお届けしたいと思います!
楽しみにお待ちください♪
これからもスキンケアオタクとして
さらには成分オタクとして
成分表を紐解きながら、分かりやすく
〝スキンケアを選ぶ楽しさ〟
〝美容の楽しさ〟
を伝えていきたいと思います!
自他共に認める!スキンケアと成分オタク!
美容に沼り、サラリーマンから美容サロン開業。過去一の自分を常に更新!がモットー。特にスキンケア商品が大好きで、趣味は成分表を見ること。韓国コスメにどハマりして、今はデパコス、ドラコスも少しずつ探求中。メンズメイクにも興味あり!