シャネルのブライトニング美容液はここがスゴイ！ 最新スキンケアコスメの進化と未来を解説

ブランド渾身の研究成果が一気に製品化され、千載一遇のスキンケアの当たり年と言われる2023年。深く知るほど肌を託したくなる注目コスメの見どころを、美容ジャーナリストが徹底解説！

いい意味で胸がザワつくくらい、2023年はスキンケアのビッグウェーブが久々に来ています。その中でも選りすぐりの7品が今回のコスメ。どの製品も、ブランドが長年培ってきた研究と技術の積み重ねをベースに、さらなる進化を遂げたハイスペックなものばかり。新知見、新しい着眼点のための努力が随所ににじみ出ています。どれも使うたびに「え？」「え？」と鏡を二度見するくらい、効果感もわかりやすくて楽しい。今回、その素晴らしさが伝わって、7個のうち1個でも手に取っていただけたらいいなと思います。

進化したスキンケアは、幹細胞だったり、毛細血管だったり、細胞間脂質だったりに働きかけ、エラーを排除して肌があるべき姿へと「正しく導く」ものに。もはや、スキンケアコスメはうるおしてエイジングを遅らせるものではなく、ひとりひとりの肌が持つ才能を最大限に引き出してくれる「美の教師」へ。その躍進を取材と肌で目の当たりにし、長年この仕事をしている身としては、感慨もひとしお。年齢を重ねても肌には無限の伸びしろがあることをコスメに教えられ、生きる希望が湧いてきます。

シャネルの長年にわたるブライトニング研究の進化を感じる象徴的アイテム。新配合のレモン バーム エキスに抗炎症効果があることを見出したシャネル。レモン バームという爽やかな印象とパワフルな炎症抑制の関係に期待が高まります。色ムラやダークスポットに留まりやすいこっくり濃密なテクスチャーも絶妙。

“ル ブラン”シリーズに配合されているTXCは、シャネル独自のブライトニング有効成分。並々ならぬ熱意と開発魂でブライトニングを牽引してきたシャネルが、満を持して開発した「点」美白。たどり着いたのは、シミやくすみの原因となる「炎症」を徹底鎮静する処方。長いマスク生活で居座ったシミに、別れを告げられそうです。

MAQUIA4月号
撮影／大原敏政〈aosora〉　取材・文／小田ユイコ　構成／髙橋里佳（MAQUIA）

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