冬のテカリ肌を解決！ 夜のスキンケアは、時間差洗顔と潤い&栄養補給を徹底して

マスク生活で冬なのにテカリが気になる……。そんな大人のための根本解決方法をお届けします。夜のスキンケアの注力ポイントは？

夜のスキンケア編
テカリ肌は汚れを落とすことばかりに注力しがちですが、与えて育むケアも大切に。肌と向き合う時間は心の緊張も和らげるので、皮脂バランスの乱れた肌の改善にも役立つはず。

酸化した皮脂を取り除き
栄養を取り込める環境に

クレンジング・洗顔はゾーン別に時間差で!
「選ぶべき洗顔料は、皮脂汚れはきちんと落としつつ、内部の潤いの流失を防ぐ保湿成分が配合されているもの。皮脂分泌が多いTゾーンや小鼻、あごから泡をのせて洗いはじめ、頬は最後に広げて洗い流します」（慶田先生）

夜は美肌の育成時間。
しっかり保湿して、肌の再生を促して
「化粧崩れやテカリを気にしなくていい夜は、潤い&栄養の補給に徹するべし。顔全体がベタベタになるのが苦手なら目元だけアイクリームをプラスしたり、パーツ悩みに合わせた美容液を塗り分けたりしても」（広瀬さん）

テカリ肌ともっと上手に付き合うためのプラスα

Qオイルリッチなこってりクリームは、毛穴が詰まる?
「最近の化粧品の油分や保湿剤で毛穴が詰まることはありません。重めのクリームに抵抗があるようなら、軽い使用感の保湿コスメを選びましょう」（慶田先生）

Qテカリ肌に効果的な美容施術は?
「細い針先から高周波の熱を加えることで、皮脂腺の機能を抑えるマシン治療『スカーレット S』がおすすめ。毛穴の開きやしぶといニキビにも効果的です」（慶田先生）

Qテカリ肌と相性のいい成分は?
「角層の代謝と皮脂分泌をコントロールするビタミンB2とB6、抗酸化効果の高いビタミンC。テカリや肌質改善目的なら、B2は20mg以上摂るなど、十分な量が重要に。皮膚科で処方してもらうと確実」（慶田先生）

Qインナーケアでオススメは?
「細胞間脂質の材料となるセラミドやコラーゲン、青魚や亜麻仁油に含まれる良質な油もいいでしょう。腸内環境と肌も密接に関係しているので、乳酸菌が含まれるヨーグルトや発酵食品もオススメです」（慶田先生）

MAQUIA2月号
撮影／藤澤由加（モデル）　ヘア&メイク／広瀬あつこ　スタイリスト／立石和代　モデル／Yuki（マキアビューティズ）　イラスト／カツヤマケイコ　取材・文／摩文仁こずえ　構成／山下弓子（MAQUIA）　

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