UVケアアイテムは種類豊富にあるけれど、どれをどんなときに使用したらいい? 「MAQUIA」6月号では、ニューノーマル生活になってからのお悩みや、さまざまなシーン別・肌タイプ別に選び方のコツを、友利 新先生に伺いました。
シチュエーション&わがまま肌ニーズ別で賢く選ぼう!
こんなときど~する? UV塗り分けテク
医師
友利 新先生
内科・皮膚科医。雑誌やテレビ出演他、公式YouTubeチャンネルも好評。近著に『女医が教えるキレイのとっておき 読む友利新チャンネル』(飛鳥新社)。
通勤の1時間しか外に出ない日
➡SPF30・PA++程度のものでOK
「外出時間が短いなら、SPF値の低いもので肌負担を減らして。人に会うこともあると思うので、美容成分入りを選び肌のツヤ感で美肌見せも狙って」(友利先生、以下同)
A ナチュラルなツヤを演出してくれる日中用のUV美容液。紫外線から肌を守りつつ、リッチな潤いとハリ感をキープ。センサイ エッセンスデイヴェール SPF30・PA+++ 40㎖ ¥16500/カネボウ化粧品 B スキンケア感覚で使用でき、ナチュラルなテクスチャーが心地いい。紫外線吸収剤フリー、白浮きの心配もなし。ファンデーションの下地としても。UVプロテクトクリーム SPF32・PA++ 30g ¥3630/sunao C 軽やかオイル配合で光を反射。みずみずしい潤いを長時間持続。ディオールスキン フォーエヴァー スキン ヴェール SPF20・PA++ 30㎖ ¥6380/パルファン・クリスチャン・ディオール
日焼け止めは違うメーカーの製品を重ねてもOK?
UV+パウダリーの方が焼けにくい?
➡肌に違和感なくなじむなら問題なし
「顔の中心部分をトーンアップ系、輪郭部分をBBなど、別メーカーで仕上げてもトラブルになるような化学反応が起こることはありません。また、UVケアアイテムにパウダリーファンデーションを重ねた方が、より日焼け防止にはなりますが、SPF値が掛け算されるわけではありませんのでご注意を」
マスクで擦れて取れてないか心配
➡密着力重視で選んで
「肌への密着力が高いもの、マスク擦れに強い処方のものがおすすめ。また、マスク擦れで肌が炎症を起こすこともあるので、その炎症を抑えるという意味ではナイアシンアミドが配合されているものも◎」
A 表情の動きに合わせて伸縮する膜をつくる処方を採用。シミ、シワも予防する最新技術を搭載した攻めの日焼け止め。リンクルホワイト UV プロテクター(医薬部外品) SPF50+・PA++++ 50g ¥3850/オルビス B 衣服やタオルの擦れに強く、紫外線から肌を守る。潤いハリ肌へ。DEW ブライトニング UVデイエッセンス (医薬部外品) SPF50+・PA++++ 40g ¥3850、C マスク、タオルにもつきにくく、透明感もアップ。自然なパープルトーンのテクスチャーでくすみなどもカバー。アリィー カラーチューニングUV PU 40g SPF50+・PA++++ ¥1980(価格はともに編集部調べ)/カネボウ化粧品
(右)マスクからはみ出ている部分の塗り忘れに注意。フェイスラインや耳、首もお忘れなく。(左)マスクの端が当たる部分は、日焼け止めを厚めに塗ること。頬の高い部分を重点的に。
MAQUIA 6月号
撮影/藤澤由加(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/清水美知 モデル/Yuki(マキアビューティズ) イラスト/本田佳世 取材・文/浦安真利子 構成/山下弓子(MAQUIA)
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