「MAQUIA」9月号では、河北アニキが伝授する、今どきシンプルメイクの秘策をご紹介。今回は、軽やかでヘルシーになれる"重さを引き算"するテクニックをお届けします!
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メイクの重さは潔く引き算して、
軽さを纏いヘルシー美女に

――YUSUKE KAWAKITA


河北アニキが伝授する、今どきシンプルメイクの秘策

「引き算ルール」であか抜け成功メイク

圧倒的に短い時間で、美しいメイクを仕上げる河北さん。“時短=簡単=でも美しい”を実践している、その引き算ルールの極意を教えてもらいました。


ヘア&メイクアップアーティスト
河北裕介さん

その人自身の魅力を最大限に引き出すメイクに定評あり。メイクセミナーやイベントは常に超満員の、時代を牽引するアーティスト。


これが河北流

重さを引き算すれば、軽やかなヘルシーメイクに


河北ルール 7

アイテム数はミニマムに。
やればやるほど重たくなる

「アイテム数は多くなればなるほど仕上がりも重たくなって今っぽい抜け感も失われてしまう。アイテム数を最小限に抑えたほうが、軽やかな印象に仕上がり、魅力も倍増すると思うな」



河北ルール 8

肌を決めるのは下地。
アラはコンシーラーでカバー

「下地は顔全体に塗り、肌のトラブルが気になるところのみコンシーラーを。それだけで十分、美肌に見える! 重要なのはアイテム選び。白浮きしない、適度なツヤをまとえる下地と、ベタッとせずカバーできる優秀コンシーラーをきちんと見極めて」

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〈上〉重ね塗りしても白浮き&重たくならないUV。&be UV ミルク 30g ¥1800/Clue 〈下〉アラをカバーしながらもみずみずしい仕上がりに。フローレス フュージョン ウルトラ ロングウェア コンシーラー 2N ¥3500/ローラ メルシエ ジャパン


河北ルール 9

使いたい色を混ぜてから一気に塗れば、
グラデをやりすぎない

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「まぶたで重ねるからグラデが濃くなりすぎるんだ。僕は使いたい2色をパレットの上で混ぜてから、まぶたにのせる。そうすれば、過度なグラデを抑えることができ、自然なメイク感に仕上がる」

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4種の異なる質感の組み合わせ。コントゥアリング アイシャドウ 018 ¥5500/コスメデコルテ(8/21発売)


河北ルール 10

マットリップは
中央につけた後薄く伸ばしていく

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「濃い色のマットリップをビシッと塗ると、強すぎに見えてしまうことも。かといって塗った後すぐに指で広げると汚くなるから、一度唇の上下をこすり合わせてから指で輪郭をなぞれば、抜け感とさり気ない色気が両立します」

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肌の透明感を引き立てるローズ。ルージュリキッドルミヌ マット 106 ¥5000/クレ・ド・ポー ボーテ


河北ルール 11

まつ毛を上げすぎるから、すべてが重たくなる

「まつ毛を上げすぎるとまぶたがまつ毛に隠れてしまい、シャドウの塗りすぎ、ラインの引きすぎなど、すべてやりすぎてしまう。自まつ毛の自然なカーブを生かして、マスカラをさらり。そのほうがまつ毛の影も落ちて、断然、色っぽい」


河北ルール 12

目と口に色が来るならば、
頬はツヤのみで

「目元と口元で色を効かせたいなら、2つをつなぐ頬は質感勝負にして、色は効かせずツヤだけを与えてみて。頬にツヤを仕込むと軽さもプラスできるから、マットリップとの相性も、とてもいいんだ」

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ひと塗りで自然なツヤを仕込めるマルチなハイライト。ディップイン グロウ 001 ¥3500/コスメデコルテ



MAQUIA9月号

撮影/吉田 崇〈まきうらオフィス〉(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/河北裕介 スタイリスト/杉本学子〈WHITNEY〉 モデル/上西星来 取材・文/佐藤 梓 構成/木下理恵(MAQUIA)


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