全国【美肌の湯】10選！ 泉質や効果・効能は？ おすすめの温泉宿、日帰り入浴、観光情報も

地下800ｍより湧き出るコーヒー色をした温泉は、泥炭地帯特有の地下水が数千年前に堆積した石炭層に浸透してこの色になっているといわれています。炭酸水素イオンが多く含まれるためヌメリがあり、肌がスベスベになることから俗に「美人の湯（美肌の湯）」といわれ、また慢性皮膚病・冷え症・神経痛・筋肉痛・関節痛等にも効能があります。

北海道の広さを感じられる庭園施設。北海道最大級32000株の「コキアの丘」が見所で、季節によって新緑のコキアや緑から赤に移り替わるグラデーションのコキア、10月には真っ赤に紅葉したコキアが楽しめます。

新潟と長野の県境、十日町市の雪深い山あいに佇む松之山温泉郷。古くから湯治場として親しまれ、有馬・草津と並び日本三大薬湯といわれるほどです。泉質は塩化物泉で、1千万年以上前に地中に閉じ込められた海の水「化石海水」が湧き出たものといわれ、殺菌効果や温浴効果が期待でき、いつまでもポカポカして湯冷めしづらく美肌の湯としても有名です。

松ノ山温泉入口バス停から徒歩5分の所にある、松之山温泉街のおみやげ屋。松之山や周辺地域の名産・特産品を取り揃えており、おすすめは松之山産のお米で作った手作りのしんこ餅。もちもちの食感とさっぱりとした甘さのこし餡が絶品です。

長野市南部の茶臼山山麓にある中尾山温泉は、川中島の戦いで甲斐の武将、武田信玄が湯治で訪れたといわれている温泉。泉質は単純硫黄泉でよく温まり、神経痛・関節痛・リュウマチ・傷によく効き、お肌がスベスベになると評判です。「松仙閣」は、この中尾山温泉の源泉を所有し、露天風呂・大浴場・滝湯・ジャグジー風呂・低温遠赤サウナなど、バリエーション豊かなお風呂が楽しめるとあって地元でも愛されています。

「牛に引かれて善光寺参り」で有名な善光寺が、温泉から車で25分程の所にあります。日本最古の仏像がご本尊で、善光寺本堂は昭和28年に国宝に指定されました。是非とも立ち寄ってほしいパワースポットです。

大正時代の開湯以来、軽井沢の名湯として愛され続けている星野温泉。北原白秋や島崎藤村など、当時の文豪たちもこの地に逗留したといわれています。「星野温泉 トンボの湯」は、この星野温泉の流れを汲む、源泉かけ流しの立ち寄り湯。泉質は単純温泉（低張性 弱アルカリ性 高温泉）で、湯は軟らかくトロリとしています。メタケイ酸を多く含む弱アルカリ性の湯は、皮膚表面の角質を落とし、しっとりとした肌へ導いてくれる美肌の湯として知られ、今も多くの人々に親しまれています。

軽井沢星野エリアの中にあり、湯上がり処として利用できるカフェです。クラフトビールやコーヒーなどのドリンクのほか、信州特産の花豆を使用した「花豆ソフトクリーム」、濃厚で滑らかな口あたりの「温泉卵プリン」などのスイーツが楽しめます。

熱川温泉は、美人の湯といわれる温泉に欠かせない“メタケイ酸”の濃度が高く、肌がツルツルになります。「二人の湯宿 湯花満開」のお風呂はすべて、敷地内の自家源泉を使用した、加熱・濾過循環なしの天然温泉かけ流しです。温泉の成分表示はもちろんのこと、温泉を利用した健康増進プログラムやお食事を提供する“伊豆のかかりつけ湯”として認定されています。
※源泉の温度が高い為、湯舟の温泉の入れ替え時に真水を加えています（温泉90％：真水10％）

お湯かけ弁財天は、伊豆熱川駅から徒歩約2分と町の中心部にあります。熱川温泉発祥の地ともいえる源泉のすぐ隣に祀られている弁財天ですが、弁財天にお湯をかければ金運が上がるという、パワースポットとして人気です。

約1200年前に最澄によって開湯されたといわれるおごと温泉は、比叡山の東側に位置し、雄大な琵琶湖を眺められる温泉です。泉質はpH値9.0という高いアルカリ性単純温泉で、入浴後の滑らかな肌を実感できる、いわゆる「美肌の湯」。また、温泉の濃度としては低張性アルカリ性温泉で、身体への刺激が少ないためお肌の弱い方も安心してご入浴いただけます。

おごと温泉の湯を無料で楽しめる足湯があり、観光客や地元の方で賑わうスポットです。施設内にはレンタサイクルやお土産売り場も。「足湯カフェ コトコトコットン」では、近江牛を使った焼肉丼やカレー、コロッケなどの軽食も楽しめます。

和風旅館「潮路亭」は鳥羽国際ホテルの敷地内にあり、ここにある「湯処  常若の湯」では、“パールオーロラ風呂”と“療養泉”の2つの湯を楽しむことができます。真珠とアコヤ貝から抽出した希少な真珠成分を配合した“パールオーロラ風呂”は保湿効果に優れ、しっとりとした潤いのある真珠肌が体験できます。また、“療養泉”の大浴場は、疲労回復・冷え性・関節症・筋肉痛に効くといわれており日々の疲れを癒します。
※パールオーロラ風呂は、ミキモトグループの「ミキモト コスメティックス」が開発したもので「温泉」ではありません。

世界屈指の規模を誇る巨大な水族館で、自然の環境を再現した12のゾーンには約1200種類、30000点の海や川の生きものが飼育・展示され、入館者の8割を大人が占めるという人気の水族館です。

「湯元榊原舘」は、榊原温泉で唯一の館内自家源泉100%で、湧き出たばかりの良質な源泉を存分に堪能できます。泉質はアルカリ性単純泉。肌本来の力を引き出し健やかな肌へと導くことから、日本屈指の「美肌の湯」として知られています。何度も浸かることで、くすみやざらつきなどの肌トラブルを改善し、体の中から輝くようなハリ・ツヤのある肌を生み出します。また、大浴場・客室風呂（夢の館を除く）の洗い場のお湯も全て源泉100%で、休憩処には無料の飲泉所もあります。

榊原温泉にある神社で、大己貴命（大国主命）と少彦名命、天照大神を祀る格式ある縁結びの強力パワースポットです。本殿手前に大国主命の別名大黒様が打ち出の小槌を持った像があり、この小槌は「恋こ槌」と呼ばれ、なでると縁に恵まれ願いが叶うと云われています。

龍神温泉は高野龍神国定公園、日高川沿いに位置する温泉郷で、およそ1300年の歴史を誇っています。泉質はナトリウム炭酸水素塩泉（重曹泉）。体についた余分な皮脂を落とし、肌がスベスベになることから、島根県の湯の川温泉、群馬県の川中温泉とならび、日本三美人の湯として有名です。胆汁の分泌を促す効果もあるため肝臓の働きが活発になり、体の内側からも美しくなることができます。

世界遺産にも認定されている高野山がおすすめです。美味しい精進料理は心にもお肌にも優しく豊かな気持ちになれます。苔むした霊場も非常に神秘的です。

玉造温泉は、1300年前の出雲国風土記に“美肌の湯”と記されている名湯です。「界 玉造」は、この古の奈良時代から続く玉造温泉に佇む宿で、広々とした内湯と岩組みの露天風呂には天然の化粧水と称される温泉があふれています。また、客室は全室露天風呂付きなので、心ゆくまで美肌の湯を楽しめます。特に“ご当地部屋”の「玉湯の間」は、玉造温泉の特産品「勾玉」を取り入れたり、温泉街を流れる玉湯川をイメージしたアートが特徴で、島根の文化に触れながら 温泉をじっくり堪能できます。

玉造温泉バス停の近くにある「湯薬師広場」には、玉造温泉の源泉をそのまま汲んで、ミスト化粧水として使えるスポットがあります。ボトルは隣で販売しているので手ぶらでOKです。
※使用期間は５日間が目安です