最近ますますキレイになったと評判の尼神インター・誠子さん。その秘密は、プロ顔負けのおうちごはんにあり!? 「料理するのが楽しくて仕方ない」と語る誠子さんに、自慢のおうちごはんを紹介していただきました。
ー料理を始めたのはいつから?
「2021年の4月からですね。コロナ禍で自宅にいる時間が増えたのがきっかけで料理を始めようと思い、思い切ってキッチンが広めの部屋に引っ越しました」
ーもともと料理は得意だった?
「一生料理をすることはないと思っていたくらい、料理は大の苦手でした(笑)。『料理研究家のリュウジさんのレシピは簡単で美味しいよ』と先輩の芸人さんから教えてもらったのがきっかけで、試しにおでんを作ってみたら意外と美味しくできたので『私にもできるかも!』って思うようになりました。出汁がよく染み込んでいて美味しかったです」
- 白出汁とオイスターソースで作る「絶品おでん」
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ゆずのなますは皮までまるごと活用!
「いい女風ごはん」 -
時間がない時に役立つ
誠子風「サクッとごはん」 -
ビタミンとカリウムたっぷり!
肌と髪にいい「ビューティごはん」 -
男心を掴むならこれでしょ!
なんちゃって「彼ごはん」 - 旅行した気分になれる「グルメ旅ごはん」【韓国編】
- “誠子飯”はますます進化中!
白出汁とオイスターソースで作る「絶品おでん」
思わず「うまっ!」と声に出てしまったほど美味しかったのがおでん。美味しさの決め手は、白だしにオイスターソースを入れること。
「具材を切って出汁を染み込ませるだけの簡単な料理ですが、白だしにオイスターソースを少し加えるだし汁がポイントです。最低半日以上具材にだし汁を染み込ませるだけで、どんどん美味しくなるんです。さっぱりとしたグレープフルーツと生ハムのサラダもなかなかイケました」
ゆずのなますは皮までまるごと活用!
「いい女風ごはん」
この日のごはんは、肉じゃががメイン。副菜に山芋のとろろ焼き、冷奴、ひじきの煮付け、高野豆腐の煮物、椎茸のみそ焼き、ぬか漬け、きのこの炊き込みごはんと盛りだくさん。
「カブのぬか漬けを作った時に余った葉と鷹の爪をごま油で炒めたものを豆腐にトッピングしました。『カブの葉を使う女』なんて、だいぶいい女だなぁと(笑)。ゆずのなますは、ゆずの果汁だけでなく皮もお皿代わりにした自信作です」
ブラウス ¥6490/Te chichi、エプロン/スタイリスト私物
時間がない時に役立つ
誠子風「サクッとごはん」
この日のおかずは、イワシのフライ、サーモンの漬け丼、大根と春菊の味噌汁、菜の花のお浸し、もずく、キャベツと春菊とキュウリのサラダ、水菜と明太マヨ和え。品数も多くとても豪華ですが、これぞ“誠子風時短料理”なのだそう。
「仕事で帰宅が遅くなった日は、常備菜を活用して時間をかけずにサクッと作ります。イワシをフライしてサーモンをタレに浸し、残りは作っておいたものを並べただけ。仕事が不規則で毎日ちゃんと料理ができるとは限らないので、そういう時のためにもおかずは作り置きしておきますね」
ビタミンとカリウムたっぷり!
肌と髪にいい「ビューティごはん」
栄養バランスに気をつけるのはもちろん、美容にも気を使ってメニューを考えるという誠子さん。
「クリームパスタのソースは前日のクリームシチューの余りをパスタソースにしました。個人的にシチューに白米は合わないのと思うので、パンも焼いたんですよ。ただカロリーも気になるので、小麦粉の代わりにおからを使って作ってみました。豆腐サラダはよく作るお気に入りで、常備しているミョウガ、大葉、春菊にわかめと刻んだたくわんを豆腐に乗せました。春菊はビタミンとカリウムが豊富で美肌や美髪にいいと言われているので、積極的に食べてます」
男心を掴むならこれでしょ!
なんちゃって「彼ごはん」
「いつも品数が多いせいか、『本当に一人で食べてるの?』とよく聞かれますが、全部一人で食べてます(笑)。この日のおかずは、先輩芸人に男性が好きな料理は何か聞き取り調査をした結果、肉じゃが、唐揚げ、ピーマンの肉詰めということがわかったので、ピーマンの肉詰めを早速作ってみました。料理って想像力が大切でしょ? 彼を家に招いて料理を振る舞う日のことを想像しながら楽しく作ってます」
旅行した気分になれる「グルメ旅ごはん」【韓国編】
「コロナ禍でどこにも行けないので、その国を代表する料理を作って旅気分を味わっています。この日はチヂミ、チャプチェ、ビビンバ、豆腐チゲを作って韓国に旅した気分に(笑)」
ワンピース ¥9790/Te chichi
“誠子飯”はますます進化中!
ー料理を始めて何か変化はあった?
「料理を始めてから体調はすこぶるいいし、肌トラブルもなくなって絶好調です! 料理をしている時は他のことを一切忘れて集中できるので、心の健康にもいいと思います」
ーほぼ毎日料理をインスタグラムに投稿されていますが、これからも続けたい?
「そうですね。料理に興味がなくなったらぱたっと辞めてしまうかもしれませんが、料理が楽しいと思える限り続けたいです」
撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/藤原リカ〈Three PEACE〉 スタイリスト/金山礼子 取材・文/中村千夏(MAQUIA ONLINE)