withマスクによる肌悩みを解決！ 専門家が教える、冬の肌不調の乗り越え方

「MAQUIA」1月号から、マスク生活で感じる様々な肌不調を解決するヒントをお届け。目元のメイク崩れや唇の皮むけ、耳周りの皮膚の乾燥などの悩みに、専門家がアドバイスします。

今までと違う冬環境をどう乗り切る？
冬の肌不調
乾燥が深刻化する季節。withマスクのお悩み＆ボディの乾燥を解決しよう。

Q 秋以降、だんだんと肌の調子が落ちてきた…
A 季節の変化に対応しようとして肌が揺らぎやすくなっています
「皮膚は外気と肌内部をアジャストするのが役目。気温と湿度が下がる季節は、肌がその調整に戸惑い揺らぎやすくなりますが、まさに肌が頑張っている証拠でもあります」（髙瀬先生）

Q 皮脂の多い季節ではないのに、マスク部分のニキビが繰り返しできる
A 通常のケアでは治りにくい。顔の上下でケアを変えよう

Q マスクをするようになってから、1年中、毛穴が目立ちます
A ほぐしケア、土台を整えるケアを投入

Q マスクでこすれて唇の皮むけが深刻…
A マスクの内側にガーゼを入れてみて
「密封力のあるリップバームで集中ケア」（弓気田さん）。「不織布マスクの内側にガーゼを忍ばせ、唇の摩擦負担を軽減して」（髙瀬先生）

Q マスクのこすれで色素沈着にならない？
A 沈着ケアの前に、鎮静ケアを
「色素沈着よりも、今起こっているこすれ炎症が心配。まずは肌の鎮静ケアを。その後、美白をしても◎」（髙瀬先生）

Q 乾燥で肌がヒリヒリ。マスクをつけると痛いくらい
A まずはマスクを変えて。それから保護ケアを
「マスクの素材をシルクなどなめらかなものにする。フェイスシールドを使うなど、まずは摩擦予防。そして肌をシールドするワセリンでケア」（濱口さん）

Q 目元のメイク崩れが例年よりひどい！
A パウダーで崩れ予防を！

Q マスクでもツヤ肌にみせたい
A Cゾーン、鼻筋ハイライトが効果的

Q マスクをし始めてから頬の赤みが消えない…
A 雑菌が悪さをしているのかも
「肌荒れの一因に、マスク内に留まる口腔細菌の影響も。歯みがきや洗口液で日中の口腔ケアを」（濱口さん）

Q マスクのせいで耳周りの皮膚の乾燥やダメージが…
A 保湿バームでケアを
「ワセリンなどで耳周りも保湿強化を」（濱口さん）。「マスクのゴムを太めにすると耳の負担が緩和」（髙瀬先生）

Q 保湿をしても、肌がくすんでいます…
A 乾燥またはキメの乱れなどが原因です
「乾燥が原因。5分のローションマスクをケアにプラスして」（髙瀬先生）。「キメが乱れ、古い角質が残っている可能性も。低刺激性の酵素洗顔などで“取り去るケア”も」（濱口さん）

Q 肌が乾燥しない、部屋の温度や湿度が知りたい
A 温度は20℃前後、湿度は50～60％（髙瀬先生）　

Q マスクをつけていると、夕方、目の下のシワが目立つ！
A 乾燥シワをケアするコスメと、保湿スティックを併用して
「小ジワを放置すると“大ジワ”に。乾燥小ジワをケアするスキンケアを」（濱口さん）。「日中も、保湿スティックで気になる部分をピンポイントでケア」（弓気田さん）

MAQUIA 1月号
撮影／藤澤由加（千葉由佳、一部製品）　ヘア＆メイク／榛沢麻衣　スタイリスト／福永いずみ　モデル／千葉由佳（マキアビューティズ）　取材・文／和田美穂　松井美千代　構成／村岡真知子（MAQUIA）　撮影協力／AWABEES

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