韓国アイドルといえば、そのメイクやダンスなどが話題になりますが、今、熱い視線が注がれているのは肩! 衣装やドレスを着たときにあらわになる、肩から腕にかけてのラインが直角に見える“直角肩”に憧れる人が急増中。そこで、自らも直角肩の、現役韓国人モデル・エイミーさんに、直角肩になれるストレッチを教えてもらいました!
- 今話題の「直角肩」とは?
- 肩から腕のラインが直角を描くような、 シャープな肩のこと
- 憧れの直角肩の有名人は……?
- 直角肩セルフチェック
- 直角肩を目指す際のセルフケアポイント
- 直角肩ストレッチ
- 直角肩をキープするコツは?
韓国と日本を行き来しながら、ビューティを中心に両国で広告やMV、CMなど幅広いジャンルで活躍中。
今話題の「直角肩」とは?
肩から腕のラインが直角を描くような、 シャープな肩のこと
“直角肩(韓国語で직각어깨)”とはその名の通り、肩と腕が直角になっているように見える、丸みを感じさせない肩のこと。シャープな肩は、鎖骨を強調し、デコルテも華奢に見せるうえに、全身もスタイルアップして見せてくれます。
憧れの直角肩の有名人は……?
BLACKPINKのジェニーやLE SSERAFIMのカズハ、TWICEのツウィなど、肉感なく鎖骨が浮き出たデコルテや、鋭角的な肩のラインがスタイルのよさをさらに引き立て、小さい顔がさらに小さく見えると話題に!
直角肩セルフチェック
さっそく自分が直角肩なのか確認してみましょう。下の項目のすべてに当てはまっていたら、あなたは既に直角肩!
□正面から見たときに肩のラインが直線で、床と並行に見える
□横から見たときに肩と腕のラインが一直線になっている
□鎖骨が一直線に浮き出ている
□二の腕に余分な脂肪がなく、丸みがない
直角肩を目指す際のセルフケアポイント
長時間のデスクワークやスマホの見過ぎなど、前屈みの姿勢を続けていると背中が丸まった状態でクセづけされ、直角肩とはほど遠い巻き肩になるおそれが。巻き肩は肩コリや首、腰の痛みなど体の不調を引き起こすので、適度に休憩をとってストレッチなどで体を柔軟に保つように心がけて。
また、既に肩コリや痛みを感じている場合は、美容医療のボトックス注射で肩コリや肩周りのもっこり盛り上がった筋肉を改善するという手も。ただし、悪い姿勢を続けていると、再び巻き肩になるおそれがあるので、日頃から正しい姿勢を意識して、筋肉が硬くならないよう注意しましょう。
直角肩ストレッチ
⒈前肩の筋肉をほぐす
1左の鎖骨と脇の下の中間に右手の指先をおき、小さく円を描くようにしながら15秒間前肩の筋肉をほぐす。
2右の前肩も同様に、左手の指先を鎖骨と脇の下の中間あたりにおき、小さく円を描くようにして15秒ほど筋肉をほぐす。
POINT
時間がないときや、両手でできる人は左右の前肩を同時にほぐしてもOK。肩が内側に入らないよう、右手で右前肩を、左手で左前肩をほぐす。手を軽く握り、グーでほぐすのも○。
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⒉首筋を伸ばす
1肩の力を抜き、足を肩幅に開いて立つ。
2右手を後ろに回し、軽くひじを曲げて左腰に手の甲を当てる。左手は右手と握手するようにしてお互いの手を握る。
3左耳を左肩につけるように3秒かけて頭を倒し、右の首筋をグーっと伸ばしたら3秒かけて元に戻す。10回繰り返したら、今度は右腰の位置で両手を握手させ、同じように左の首筋を10回伸ばす。
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⒊肩甲骨を動かして胸を開く
1体の前でひじを90度に曲げ、ひじが下がらないようにして両手のひらをあわせる。
2ひじの高さをキープしたまま、両手を左右に開く。このとき、腕の力で動かすのではなく、肩甲骨を中央に寄せるようなイメージでゆっくり胸を開くのがコツ。
3肩甲骨から腕を動かすようにして、両手を上に上げる。このとき、ひじは伸ばしきらなくてOKですが、肩は上げずに腕だけを上げるように意識して。
4ゆっくり両手を下ろし、2の位置に戻す。
5ひじの位置を下げないようにして、1のポーズに戻る。この1〜4の動きを1セットとして、10回繰り返す。
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⒋肩甲骨を引き寄せる
1両手を軽く握り、両腕を胸の高さで前に突き出す。
2手首を上に返しながら、肩甲骨を寄せるようにして両ひじがウエストに来るように後ろに引く。
3両ひじはウエストにつけたまま、さらに肩甲骨を寄せるイメージで両腕を左右に開いて胸を張る。このとき、腕とひじが90度をキープするように意識して。
4開いていた両腕を戻し、2のポーズに戻る。腕を動かすのではなく、肩甲骨を動かすように意識しながら2〜3の動きを10回繰り返す。
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直角肩をキープするコツは?
前屈みの姿勢や重心が傾く行動を控える
「前屈みの姿勢を続けていると巻き肩になりやすいと聞いたので、日頃から首が体の中心から前に出ないように意識しています。頬づえをついたり、足を組んだり、荷物を片方の肩にばかりかけたりというような、体の重心が傾くような行動にも気をつけています。直角肩ストレッチはいつ行なってもいいのですが、私のおすすめは朝! 寝ている間は体が丸まりがちなので、ストレッチをすることで体を伸ばして胸を開き、直角肩をキープするようにしています」(エイミーさん)
撮影・動画編集/藤澤由加 ヘア&メイク/油屋嘉明 スタイリスト/豊島優子 取材・文/関本陽子 企画・構成/有住美慧(MAQUIA)
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