「顔大きくなった?」と思ったら是非試して!美容家や芸能人が多数通う、話題の理学療法士・吉田圭吾さん直伝!セルフで簡単にできる、小顔マッサージのやり方を気になる悩み別に5つご紹介します。

- 顔が大きくなる原因は?
- 【悩み別】小顔マッサージのやり方5つ
- ①顔のゆがみを整える小顔マッサージ
- ②面長の原因を改善する小顔マッサージ
- ③エラ張りを解消する小顔マッサージ
- ④人中を短縮する小顔マッサージ
- ⑤鼻すじを引き締める小顔マッサージ
- 話題の理学療法士・吉田圭吾さん直伝「小顔メソッド」
- 小顔マッサージの最新記事一覧
顔が大きくなる原因は?

解剖生理学や基礎医学に基づく小顔メソッドを確立。タレントやモデルからも支持されている。【小顔】【整体】【ピラティス】【トレーニング】を用いた顔のためのウェルネスサロン「Be align TOKYO」を2025年2月に開業。
顔が大きくなるのも、ゆがむのも下あごの位置が原因

顔の大きさやゆがみなど、顔面の悩みの大きな原因となるのが“下あごの位置”だと話す吉田圭吾さん。「下あごは顔の土台となる部分。上あごより上は咬合によってほとんど動かないのですが、下あごはブランコのように動きます。そのため悪い姿勢や噛み癖などによって下あごはずれやすく、すると顔が大きくなったり、ゆがんだりといった問題が起きます。私の小顔メソッドでは下あごを正しい位置に戻すのがポイントで、同時にストレートネックや前首を正していきます。これらを整えることで顔のさまざまな悩みが改善するのです」(吉田さん・以下同)
【悩み別】小顔マッサージのやり方5つ

「私の施術を自宅でも手軽にできるようにと考案したのが、このセルフ小顔矯正。自分の悩みに合わせて取り入れてみて」
①顔のゆがみを整える小顔マッサージ
悪い姿勢や噛み癖などによって下あごの位置がずれると顔のゆがみを招くので、正しい位置にリセット。
1 耳の下を押さえながら
下あごを左右に動かす

左右の乳様突起(耳裏の下にある突起)に両手の人差し指を押し込み、下あごを左右に動かす。これを15秒続ける。
左右差が大きい人は…
【Point】 ゆがんでいるほうのエラの後ろを押さえて下あごを左右に動かす

顔のゆがみが大きい人は、ゆがんでいるほうのエラの裏に片方の手の親指を押し当て、人差し指を曲げて下あごを支えながら、下あごを左右に15秒動かす。
2 頬骨をつまんでほぐす

左右の手の人差し指をこめかみに、親指を耳から指幅2本分程前に当てて頬骨をつまみ、下あごを左右に15秒動かす。
②面長の原因を改善する小顔マッサージ
面長の原因になる後頭骨の下垂や、あご周りの口角下制筋&オトガイ筋の緊張を改善することで小顔に。
1 後頭部を押し上げる

首を横に倒し、片方の手のひらで後頭部を包み込むようにして頭をのせ、母指球(親指の付け根の膨らんだ部分)で後頭部を引き上げる。これを15秒。反対側も同様に。
2 下あごをほぐす

あご先の下に両手の親指を押し込み、ぐりぐりと動かしながらほぐす。これを15秒。
3 鎖骨を引き下げ上を向いて下あごを出す

両手を鎖骨のあたりに重ねて当て、引き下げながら、上を向いて下あごを前に出して15秒キープ。舌は上あごに付けた状態で行うこと。フェイスラインを引き上げる効果大。
③エラ張りを解消する小顔マッサージ
エラ張りは、噛むときに咬筋を過剰に使っているのが原因。側頭筋も使われるようにほぐすのがポイント。
1 側頭筋と咬筋をほぐす

片方の手を軽く握り、指の第2関節を咬筋(歯を食いしばったときに硬くなる部分)に当ててほぐしながら、反対側の手は側頭筋に当てて引き上げる。これを15秒続ける。反対側も同様に。
【Point】 親指は耳の下に

咬筋をほぐす手の親指は耳下腺(耳の下のエラのすぐ後ろ)のあたりに当てるとほぐしやすい。
2 頬骨の下に指を入れてほぐす

側頭筋に当てた手はそのままで同様に引き上げながら、反対側の手の中指、薬指を頬骨の下に押し当てて揺らしながらほぐす。これを15秒。反対側も同様に行う。
④人中を短縮する小顔マッサージ
口周りの口輪筋や、上唇を引き上げる上唇挙筋が衰えると人中(鼻〜上唇の間の溝)が長くなるので鍛えて。
1 口輪筋をほぐす

ナイロン手袋をつけて人差し指と親指で上唇をつまみ、人中のあたりを優しい力でもんでよくほぐす。口周りの口輪筋がほぐれて、上唇が引き上げやすくなり、人中が短縮しやすくなる。
【Point】 口角の横までほぐす

つまむ位置を少しずつ外にずらしながら同様にもみほぐしていき、口角の横まで行う。反対側も同様に。
2 小鼻の横を押さえて上唇を引き上げる

左右の小鼻の横に人差し指を当て、「う」と言いながら上唇を鼻につけるようなイメージで引き上げる。左右の口角を均等に引き上げるのがポイント。これを10回。上唇挙筋が鍛えられる。
⑤鼻すじを引き締める小顔マッサージ
立体感がない鼻を改善するなら、頬に流れた皮膚を鼻に集めるのがポイント。この方法でシュッとした鼻に。
1 片方の手で鼻すじを押さえて
反対側の手で鼻根部を引き上げる

左手の人差し指と中指を鼻の右側の軟骨に当て、皮膚を鼻すじにくっつけるようにし、反対側の手の親指を鼻の付け根に当ててグーッと引き上げる。これを10回。左右の手を入れ替えて同様に。
2 鼻すじに指を密着させて
ローリングしながらほぐす

左右の人差し指を鼻すじに密着させて、指をローリングさせてグリグリと刺激する。鼻の軟骨に鼻の周りの皮膚を集めるイメージで行うのがポイント。
【Point】 小鼻の横までほぐす

人差し指の位置を少しずつ下に動かしていき、小鼻の横まで同様に行う。鼻を高く見せる効果が高い。
話題の理学療法士・吉田圭吾さん直伝「小顔メソッド」

吉田さんのサロン(https://keigoyoshida.com)でのメソッドは、全身からアプローチして小顔に導くのが特徴。
吉田流小顔メソッド 3つのポイント
1 緩める
まずは吉田さんが、顔の状態や姿勢をチェックした後、手技で硬くなっている部分を緩めたり、ゆがみを矯正したりしてアンバランスな状態をリセット。
2 整える
続いて、ピラティスマシンやストレッチポールなどを使って、骨盤の上に背骨が、背骨の上に首が、首の上に顔が正しくのるように整えていく。
3 鍛える
顔と姿勢をよい状態に整えたら、それがすぐに戻ってしまわないように、トレーニングマシンを使って衰えている筋肉を鍛えて安定させる。
顔のむくみ、ゆがみに悩む
ライター・三上を吉田さんが施術!

後頭部が硬いと下あごが前に出るのでよくほぐす
ストレートネックの人は後頭部が硬くなりやすく、すると下あごが前に出てくるので、入念に緩める。

肩甲骨を正しい位置にリセット
左の肩甲骨が上がって開いているので、緩めて正しい状態に。首の長さの左右差も改善しやすくなる。

側頭骨と下顎骨の位置を矯正
側頭骨と下顎骨は指1本分程離れているのが理想的。三上の場合、ここが食い込んでいるので離す。

口に指を入れて皮膚と脂肪を鼻のほうに動かす
口内から直接咀嚼筋を緩めると同時に皮膚や脂肪を小鼻のほうに動かしていき、顔の外への広がりを改善して小顔に。

背骨に首が正しくのるように整える
ピラティスマシン上で背骨と首の調整や感覚の入力練習をする。こうすることで、背骨の上に首を正しくのせて動かせるようになる。

最後は背中を鍛えて矯正した顔を戻りにくくする
Before→Afterはこちら!

下あご〜頬までの距離が短縮!
施術後、下あごから頬までの距離がキュッと短くなり、顔全体が中心に寄って驚くほど小顔に。頬の高さ、ほうれい線の長さ、口角の高さの左右差も解消。左の首も長くなって別人のようにスッキリ。

前に出ていた首が正しい位置に。見た目もスラリ!
施術後、前に出ていた首が背骨の上に正しくのり、猫背と腰の反り、下腹の張り出しも改善。バストもアップ。姿勢がよくなったことで身長も伸びた印象。
小顔マッサージの最新記事一覧
※本記事掲載内容は、取材時またはオリジナル記事公開時点のものです。
編集部
スキンケア、メイク、ボディケア、ダイエット、ヘア、ライフスタイルなど実践に役立つビューティ情報を、マキアオンライン編集部が厳選してお届けします。
公開日:





























































































