“皮膚の変態”!? マニアックな発信が話題の美容研究家・大野真理子さんの美の秘訣

目を見張る程の透明感と、ズバッと真理をつく的確な美容トークで美容業界を賑わす、話題のあの人に接近。その魅力と美の秘訣をとことん解剖します。

お手入れは楽しんだもん勝ち！
「私はお手入れを楽しみながら行う人こそ本当の美しい人だと思っています。だから、負担になるものはやめ、“美容が趣味”という目線からハッピーになれるケアを追求しているんです。美への飽くなき探究心から自分がチャレンジした様々なコスメやケア、美容医療の中で、『これは！』というものを嘘偽りなく伝えていきたいです」

15歳
スキンケア好きの母の影響で、母愛用の雪肌精などを使う

18歳
コスメ沼にどっぷりハマる。雑誌に掲載されているコスメを片っ端から買い漁り、特に西武にあるアルビオンやSK-IIカウンターに通いまくる

23歳
父親のアパレル会社に入社。この頃、ストレスニキビに悩まされるも、ビタミンCサプリで回復しインナーケアに開眼

30歳
結婚。31歳で第一子出産

35歳
第二子出産。エイジングが気になりだし、美容医療を体験。様々な施術にトライ

37歳
酸化した油は摂らないなど、食の面からも美容を強化。コスメの成分にも詳しくなり、ドクターズコスメにもどっぷり沼る

38歳
自分のブランド「mukii」をプロデュース。インスタグラムでも、「皮膚の変態」として自らの経験を活かした美容情報の発信をスタートし、話題に

40歳
自身に必要な成分や美容医療を見つけるべく、自分を俯瞰で観察。取捨選択ができるようになり、肌状態を上手にコントロール

44歳
現在。心地よい快楽美容を実践

若かりし頃から服も美容も大好き。趣味が高じて6年前にコスメ情報を発信するSNSを開始。一躍人気に。さらに40代で肌の波を自在に乗りこなせるようになり、幸せへ繋がる快楽美容を極め中。

A.快楽主義！
「アパレル業と子育てで日々燃え尽きがち。だから美容はあくまでも趣味の延長で、フォロワーさんと情報を楽しくシェアしたいというのがモットー。マイナス思考をはじめ、情報に振り回されたり、ストレスに繋がる義務的なケアだったりはNG！ 快楽美容を追求してます」

A.出会って3秒で好印象を与える、清潔感の高い肌
「肌は自分という人間を表わす名刺のようなもの。『この人、仕事できそう』と瞬時に信頼を得られる肌作りが私の理想。その決め手が清潔感だと思うんです。だからエイジングケアより、肌の透明感や髪のツヤなど、クリーンさを左右するケアが最優先」

A.ありません！ 人それぞれだから幸せを感じるかを指標に
「美容は義務ではないし、人それぞれ違うから、自分が試してみてハッピーならそれが正解なんだと思います。ただ判断する際はSNSの情報を鵜呑みにすることなく、鏡を見ながらスキンケアをして肌がどうなったのか、きちんと経過観察するのがおすすめです」

A.炭酸&水素&美白ケアが大黒柱
「透明感が欲しい私は、この三段ケア！ そもそも透明感にはシミだけでなく、赤みや黄みなどの色ムラまで一掃するのが効果的。まず炭酸コスメで巡りを上げ、水素パックで色ムラを消し、最後に365日欠かさない美白美容液でメラニンをコツコツ叩く。多角的な三段アプローチなら、ぷるぷるに澄んだ杏仁豆腐のような“極み透明肌”が叶います」

A.過度な負担となるもの
「美容好きゆえに行っていた頻度の高いピーリングや極端な糖質オフ、まつ毛パーマは自分的に負担なのでやめました。また、どんなに高いコスメも、肌に合わない時はボディケアに回すなど、潔さが必要」

A.寝る前の脳教育
「日頃から潜在意識の中に、『自分の皮膚は美しい』と叩き込んでいます。中でも効果的なのが、一日のうちで長い時間を占める睡眠時間を“脳の教育タイム”と捉えること。寝る前は自分を褒め、ポジティブなことを考え、ネガティブ思考は一切NG！ 深い睡眠へ導くNMNサプリを飲んだ後に、たっぷりの保湿と好きな香りで全身を包み込み、『最高にイケてる』状態にして寝ています（笑）」

A.頼りすぎず、コスメとの棲み分けがカギ
「美容医療に依存した時期もありましたが、闇雲に行う施術はコスト的にも精神的にもマイナスという答えに辿り着きました。自分が理想とする肌に必要な施術のみをするのが得策。あとは地味ですが、日々のコツコツケアでトラブルを予防するのがいちばん」

MAQUIA 1月号
撮影／tAiki（モデル）　岩城裕哉（物）　ヘア&メイク／藤本 希（三上さん、JUNさん）　岩出奈緒（大野さん）　取材・文／中島 彩（MAQUIA）　企画・構成／奈良彩花（MAQUIA）
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