YouTubeでも大人気！ スキンケア研究家・三上大進さんの美容事情を深掘り

目を見張る程の透明感と、ズバッと真理をつく的確な美容トークで美容業界を賑わす、話題のあの人に接近。その魅力と美の秘訣をとことん解剖します。

0歳
生まれつき左手に障がいが。幼少期は外見へのコンプレックスを抱える

9歳
母のクリニークのソープをこっそり拝借。コスメの力を実感

13歳
強みだった美肌を育てたいと、お小遣いで初スキンケアを購入

14歳〜
思春期ニキビ期へ突入。あの手この手でニキビと1年にわたり格闘

18歳
フィンランドへ留学。ストレスで肌荒れし、初デパートへ。カウンターでカウンセリングを受け感動。コスメオタクへ一直線！ 

19歳
海外のジェンダーフリーコスメにも出会い、触発される

22歳
外資系のマーケッターとして化粧品会社入社。コスメの裏側を知り、リスペクトが生まれる

27歳
NHKのレポーターに就任。忙しさで肌不調に陥り、様々な美容にトライ。解決策を発掘

31歳
自身のスキンケアブランド「dr365（ドクター365）」を立ち上げる

33歳
現在

コンプレックスだらけだった10代、完璧な自分を目指し、ビューティを頑張った20代。ありのままの自分を認め、美容や人生を楽しめるようになってきた30代。

A.大ちゃんです♡

A.厳しい自分
「結局、自分と自分の美にいちばん批判的なのは自分自身。厳しくなりすぎず、『人は平等に加齢するもの』、『忙しいから少しの肌荒れくらいはしょうがない』と、今の自分を認めてあげると肌にも表情にも良い変化が」

A.老化の原因の８割は紫外線だから、やっぱりUV!
「紫外線ケアなしに美肌は語れないので、話題のUVは全部試します。落ちにくい&長時間もつ高機能さが選ぶポイント。あと、4時間おきにビタミンサプリを飲むことも欠かしません」

A.今あるものをフル活用してみて
「新しいものを買うより、塗り漏れに気をつけたり、義務的に使っているものを丁寧に入れ込んだり、使い方を見直すことが先決。今あるものでどこまでいけるか頑張った上で、補いきれないものを投入」

A.自分なりの美しさを引き出す、“金継ぎ”のようなもの
「食器が欠けてしまった時に捨てることなく、金を使ってヒビを埋めるのが金継ぎ。美容もそれと一緒だなと。たった一つの大切な自分の肌と諦めず向き合い、メンテナンスしていくこと。そうすれば自分の肌が唯一無二の“逸品”に」

A.視聴者やインスタグラムのフォロワーの多くが抱える毛穴悩みをなんとかしたいと思ったんです
「テレビの視聴者の方やフォロワーさんたちから届いた声でいちばん多かったのが毛穴悩み。だから皮膚科医の監修のもとに優しさはもちろん、黒ずみや詰まり、たるみまで様々な毛穴悩みに応えられるよう、とことんこだわって開発してます」

A.断然！ ビタミンC誘導体
「毎年いろいろ注目成分が挙がりますが、流行り廃り関係ない信頼の成分といえば、やっぱりビタミンC。中でもビタミンC誘導体は高い抗酸化力でマルチな効果を発揮するのに、安定性があって刺激レス。多くの人に寄り添える成分だと思います」

A.左手の障がいのおかげ
「髪や肌などの長所を磨けば、人は欠損のある左手ばかりではなく、そっちを見てくれるんじゃないかと思ったのがきっかけ。この障がいのおかげで美容に興味を持ち、少しずつ自分に自信が持てるように」

A.スキンケア前に手を洗うこと
「スキンケア前に大切にしていることは、手を洗うこと！ やさしいスクラブで手の角質や汚れもオフすれば、スキンケアが手肌にも一気に浸透して一石二鳥」

A.朝イチの白湯＆毎日の入浴！ 体を温めるのがいちばん♩
「体を冷やすと代謝も免疫も落ちるので、この2つはルーティンに。超絶美肌の友人は、冷たいものを飲まないようにしているそう。あと、周囲の美容好きがこぞって続ける美容施術・トーニングも、定期的なルーティン！」

A.記憶の一片となる香りが鍵！
「香りは自分の一片として相手の記憶に残るから重要。初めましての時は足首にさりげなく、パーティーの時は肩につけ、より印象を残すように」

A.肌ときちんと対話すること
「手を通して肌のサインを読み取りたいので、スキンケアは手を使う派。化粧水をしっかり入れ込めたら手のひらが冷たく感じますし、鏡越しに指で持ち上げて毛穴が横に開いたらハリが足りないとか、色々わかります」

MAQUIA 1月号
撮影／tAiki（モデル）　岩城裕哉（物）　ヘア&メイク／藤本 希　取材・文／中島 彩（MAQUIA）　企画・構成／奈良彩花（MAQUIA）
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