毛穴ケアQ&A。埋める系下地ってOK？ マスクとの関係は？ ニッチな疑問にプロがアンサー！

スキンケアや生活習慣以外にも、毛穴にまつわるニッチな疑問やお悩みを深掘り。美プロ3人がズバリお答えします！

ズバリお答え！
毛穴のギモン

「美肌菌のバランスが良い人は、皮脂過多になりにくいと言われています。スキンケア、清潔な寝具やタオルなど、悪玉菌が増えないようにする肌環境づくりは大切です。また皮膚常在菌にはアクネ菌も含まれています。普段はおとなしいアクネ菌は、過剰な皮脂を餌にしてニキビを悪化させるので、皮脂がきちんとコントロールされる＝ニキビができにくくなると言えるでしょう」（貴子先生）

「毛穴をいじったりしたことによる色素沈着、もしくは日焼けによる乾燥で毛穴が目立っている場合も。紫外線からしっかり肌を守るだけでなく、ブライトニングや透明感アップの機能があるハイスペックなUVアイテムを味方につけて、予防＆ケアを同時進行してみては？」（貴子先生）

「以前に比べて、埋める系下地で毛穴トラブルを訴える人は減っている感覚があります。おそらくコスメの質がよくなっているのでしょう。毎日使っても問題ないと思いますが、きちんとクレンジングできていないと詰まり毛穴の原因にもなり得ます。使ってみて毛穴詰まりが頻発してしまったらお休みしたり、落とすケアを見直してみたり、自分の毛穴状態を確認しながら取り入れて」（貴子先生）

「この3年余り女性たちの肌を見てきて、マスクと皮脂＆汗のトラブルが重なる夏の肌が一番、“肌落ち”するように感じています。マスク蒸れで毛穴が開いてしまうし、摩擦や擦れで炎症が起きやすくなるし、毛穴にとっていいことはない。これからの季節、花粉症で鼻をかむときのティッシュにも要注意。パルプ素材なので毛穴を傷めないためにも、くしゅくしゅと揉んだり、2枚に剥いで柔らかい状態にしてから使いましょう」（水井さん）

「同じアジア系民族なので目指せなくはないですが、韓国では美容皮膚科が一般的で、美容に対して積極的な文化の影響もあり、すべての人が同じ肌になれるとは限りません」（まいこ先生）。「微差ですが肌質に違いがあるとも感じています。憧れる気持ちもわかりますが、今の自分の肌・毛穴に向き合って美肌を目指す方が有意義」（水井さん）

MAQUIA 4月号
撮影／橋口恵佑　イラスト／齋藤よしこ　取材・文／松井美千代　構成／山下弓子（MAQUIA）

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