マキアが誇るトレンドセッターたちが注目する本命コスメとは? 今回は、人気美容エディター&ライター 森山和子さんが選ぶ“買い”なコスメをご紹介。
マキアミューズえみ×ライター森山×ヘア&メイク笹本
本気の推しコス大発表
この秋、新色買うならこのコスメ
ハイブランドからプチプラ、韓国コスメまであらゆるジャンルに精通。豊富な知識と類い稀なる発信力に、各誌でひっぱりだこ。
セルフメイクの実力はプロも絶賛するほど。ファッションのトレンドを熟知しているからこそのメイク提案は、さすがのひと言!
森山’s Recommend LOOK
2000年代のムードを纏うY2Kメイク
「ファッションにY2Kの波が来ている今、世代ドンピシャの私はメイクにもその要素を入れたくて。当時の象徴であるブルーを下まぶたに潜ませて、上まぶたと頬は引き算するのがアップデートポイント。リップは大胆なブラウンを合わせて秋らしさを増して」(森山さん)
A 繊細なきらめきで瞳の印象を際立てる。ヴァティック アイパレット 01 ¥6820、B Y2Kの鍵となるブルーパール。ヴァティック アイズ 02 ¥2200/セルヴォーク(8月5日発売) C マットだけどやわらか。ザ マット リップ リキッド 021S ¥3520/アディクション ビューティ(8月5日発売) D グレーの中にグリッターがちりばめられたコズミックカラー。ヴィセ リシェ グリッター インパクト ライナー GY010 ¥1320(編集部調べ)/コーセー(限定品) E グレイッシュブルーがクリーミーに発色。ソニックインスピレーション アイライナー X02 ¥3080/THREE(9月7日限定発売) F みずみずしいツヤ肌に。グロウ ハイライター スティック 102 ¥5500/SUQQU(限定品) G 自然なコーラル。カランドゥ フェイス OR201 ¥6050(セット価格)/エレガンス コスメティックス(8月18日発売)
HOW TO
EYE AaとAbを同量ブラシに取りアイホール全体に伸ばしたら、目尻側1/3にDでラインを引き、目尻の先1センチ程度まで延ばす。下まぶた全体のキワにEでラインを描いたら、その上をなぞるようにBをオン。黒のマスカラを上下にたっぷり塗って。 CHEEK 頬骨と黒目が交差する場所から外側に向けてGを入れ、鼻根と頬骨上にFでツヤをプラス。 LIP 上唇の輪郭に丸みを与えるように、オーバーめにCを直塗りして完成。
【TOPIC3】進化したこっくり深み系ブラウン&ベージュリップ
色は重く、質感は軽く
肌の色を沈ませないリップ
森山 リップは断然ブラウンやベージュ派。秋らしいこっくり系が戻ってきて嬉しい♡
えみ そうだね、目元は明るい色が多いけど、リップは一気に秋っぽくなったなって感じ。マスク生活になって以来、リップの色がここまで深くなったのって初めてじゃない?
笹本 確かにそうかも。赤リップも増えてきたし、人前でマスクを外す機会もそこそこ増えてきた。これは本当に嬉しい変化だと思う。
森山 質感は、マスクにつきにくいマットタイプが多いけど、そこまで重く見えないのがこれまでのダークリップとの大きな違い。
笹本 ホントホント、マット特有のペタッとした重さが全くない! 唇にはしっかり留まるけど、ふっくら見える質感のものが多かった。
森山 少し赤みを抑えた発色もお洒落。ほんのりくすんでいるような色みなんだけど、唇にのせると不思議と血色感が出て、肌の色も沈まない仕上がりには感動した!
えみ これならブラウンリップにハードルを感じていた人にも使いやすそう。あと、目元で色を楽しむなら、リップはベーシックなベージュを選ぶとバランスが取りやすい気がする。
笹本 おっしゃる通りです! 目と口の色合わせに迷ったら、彩度が低めのベージュやブラウンを1本持っておくと安心だよね。どんな色のアイシャドウを使っても、これを使えば秋っぽくまとまること、お約束します(笑)。
A 質感も発色もニュートラル。シアー マット リップスティック 14 ¥5500(セット価格)/SUQQU B 肌の透明感を高める青みブラウン。ルージュ リップジュエル ジェミーサテン 24 ¥2420(ケース別売り¥1540)/ジルスチュアート ビューティ(8月5日発売) C 血色感を宿したベージュ。ルージュ ディオール フォーエヴァー リキッド 637 ¥4950/パルファン・クリスチャン・ディオール(9月2日発売)
【TOPIC4】この秋もスタメンに定着。イエロー&オレンジシャドウ
引き続き人気の黄み系は
落ち着きトーン×質感が多彩に
えみ 秋冬もイエローやオレンジが結構あってびっくり。それと同時に使いこなしたい欲もかき立てられた(笑)。
森山 さすが、マキアミューズ(笑)。
笹本 春夏で出尽くしたかと思いきや、今シーズンはアンバーで大人仕様になったなという印象。春夏のポップさはかなり抑えられてるよね。
えみ 私はオレンジが気になったな。絶妙なくすみと透け感があって、ヘルシーに見えすぎないから取り入れやすそう。
森山 ゴールドっぽいオレンジが目立ったよね。今までオレンジ=健康的なイメージだったけど、まぶたになじみながら、大人のツヤ感を引き出してくれるものが多い。
笹本 これまでのオレンジよりもブラウンに近い感覚で、メイクに落とし込みやすいよね。
森山 イエローもかなりチャレンジングな色だったけど、それがどんどん身近になっている気がする。発色がやわらかなマットだったり、シアーにつくクリームだったりと、質感の幅が広いのも使いやすくなったポイントかも。
笹本 そうだね。イエローはなぜか難しく捉えられがちだけど、本来は日本人の肌になじみやすい色。さりげなく取り入れられるアイテムがたくさんあるから、そういうものから少しずつ挑戦してみてほしい。
えみ イエローのアイシャドウを使いこなせたら、それだけでメイク上級者に見えるよね。
A 透け感のあるマットイエローが使いやすい。ルナソル アイカラーレーション EX24 ¥6820/カネボウ化粧品(限定品) B ブラウンがかったオレンジはどんなメイクとも好相性。ザ アイシャドウ パレット 007 ¥6820/アディクション ビューティ(8月5日発売) C 銀杏のようなブロンズイエローとブラウンのグラデーションでシックに。シグニチャー カラー アイズ 10 ¥7700/SUQQU
MAQUIA9月号
撮影/菊地泰久〈vale.〉(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/笹本恭平〈ilumini〉 スタイリスト/辻村真理 モデル/鈴木えみ(マキアミューズ) 取材・文/野崎千衣子 構成/若菜遊子(MAQUIA)
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