「MAQUIA」10月号では、人気ヘアメイクpaku☆chanさんが秋の推しメイクをプレゼン！ 定番のブラウンメイクを一新させるテクニックをご紹介。
色マニアpaku☆chan・質感ヲタ岡田知子の頭の中を覗いてみた
この秋、「私の推しメイク」はズバリこれ！
常識にとらわれず、他にはない色と色をファッション感覚でメイクすpaku☆chan。多彩な質感を操って、表情に奥行きと陰影を引き出す岡田知子さん。業界屈指のおしゃれメイクを提案する2人に、この秋注目の色＆質感メイクを教えてもらいます！
ヘア＆メイクアップアーティスト
paku☆chanさん
Three PEACE所属。トレンド感のあるメイクとわかりやすい理論が読者からも「真似したい」と評判。たびたび特集が組まれるほど。
色メイク
paku☆chan Presents
基本理論を解説
柔らかな抜け感が生まれる
同系色コーデが新定番に
今まではブラウン分量多め＋差し色が王道ブラウンメイクだったけれど、今季はオレンジやイエローなどが前に出た組み合わせがニュースタンダード。3色展開も同系色だからトライしやすく、マスク時代にぴったりな軽やかな抜け感も誕生。マスカラやアイライナーなどの締め色は黒や焦げ茶などを避けてコントラストを弱めると、さらに好バランス。
イエロー
シアーな発色を選べば
大人の肌にもマッチ
秋といえばくすみカラーを選びがちだけど、ここではあえてペールトーンのイエローが新しい！ シアーな色づきなので、大胆に入れても他のカラーを邪魔せず、肌にすんなりなじんで透明感を底上げ。
ブラウン
オレンジ系ブラウンで
他カラーと親和性を
アイラインはオレンジ系ブラウンにすることで重たくならず、イエローのアイシャドウとも相性◎。チークはオレンジ系も似合うけれど、ブラウン系にすることで、秋らしさとヘルシーな印象を演出。
オレンジ
ほんのりベージュ
ニュアンスで秋らしく
ビタミン系のオレンジをここに持ってくると夏っぽくなるので、今回は深みのあるキャメルオレンジを取り入れて秋モードに。目元のイエローの明るさを程よく引き締めながら、こなれた印象へ。
この理論を実際にやってみると…
EYE 上まぶた広め＆下まぶたの目頭1/2にA_aを。細いチップにA_bとA_cを混ぜ取り、上まぶたのキワにライン状に引く。目尻のみBでラインを引いて。CHEEK 目尻横から目の下のハイライトを入れる位置にC_a＋C_bのシェードカラーを。高めに入れることでヘルシーなツヤ肌印象に。LIP しっかり発色するようDを直塗り。
A 彩度の高い上品なイエローゴールド。ローズウッドデイドリーム 4アイズ 03 ¥6050／RMK Division（限定品） B 赤みを利かせたテラコッタ。サナ ニューボーン クリーミーアイペンシルEX 02 ¥1100／常盤薬品工業 C 健康的なツヤ肌に。オーガズム オン ザ ビーチ チークパレット ¥8360／NARS JAPAN（限定品） D おしゃれなキャメルオレンジ。リップエディション（ティントルージュ） P01 ¥1650／エテュセ（店舗限定）
「旬カラーを立たせて定番ブラウンを一新！」
いつものブラウンメイクだと、6〜7割をブラウンが占めがち。だけど、旬カラーであるイエロー・オレンジの分量を多くすることで、いつものブラウンに抜けが生まれて、鮮度上昇！
MAQUIA 10月号
撮影／菊地泰久〈vale.〉（人物） 橋口恵佑（物） ヘア＆メイク／paku☆chan〈Three PEACE〉 スタイリスト／平田雅子 モデル／森 絵梨佳 イラスト／宮島亜希 取材・文／谷口絵美 構成／若菜遊子（MAQUIA）
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
MAQUIA2024年11月21日発売号
集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。マキア1月号の大特集は「絶対、失敗しない！ベストコスメ2024下半期」。通常版の表紙は有村架純さんです。
