昨年12月にデビュー25年を迎えた倖田來未さん。一児の母になった今も、エイジレスな歌声とパワフルなダンスは健在。今回は、42歳の倖田さんを輝かせる”進化したギャルメイク”を披露していただきました。

- “ギャルメイク”はブラッシュアップしながら永遠に続けます。これが“倖田來未”です!
- “倖田來未”を作るメイクとは?
- 【肌作り】基本マット肌でテカリ見え防止。つやは必要なところにだけ!
- 【アイメイク】横幅をワイドに、アイラインは切れ長。エクステは特注です
- 【リップメイク】唇が痩せてきたので、グロスを重ね、オーバーに描いてます
- 【おまけ】最近は耳ツボジュエリーにどハマり! むくみにも効く気がします
“ギャルメイク”はブラッシュアップしながら永遠に続けます。これが“倖田來未”です!

──倖田さんにとってメイクとはどんな存在ですか?
「普段もすっぴんで出かけることはほぼないっていうくらい、メイクは私の生活に密着しているものです。
目を大きく見せることもできるし、気になる鼻もほんのり影をいれるだけで小さく見せられる。リップやチークの色を変えれば気分もリフレッシュすることができる。
倖田來未としてステージに立つときには、ベージュやブラウン系のクールなメイクが引き続き定番かな。シェーディングもしっかり入れてシャープなイメージです。
でも、今は以前なら絶対に手に取らなかっただろうなっていうベビーピンクのチークを使ったりもしています。透明感を高めるような、ちょっと可愛い感じのメイクも好きなんですよ。
デビュー25周年を迎えて、メイクは昔からずっと好きだったテイストを少しずつブラッシュアップしてたどり着いたという感じ。だから、いわゆるこの“ギャルメイク”は永遠に続けると思うし、これが“倖田來未”です!」
“倖田來未”を作るメイクとは?
【肌作り】基本マット肌でテカリ見え防止。つやは必要なところにだけ!

「テカって見えるのが苦手なので、ステージでは基本マット肌だけど、プライベートではほんのりつやめくクッションファンデを使うことも増えたかな。
今日はハイライトもポイント。あまりつやつやしすぎちゃうと毛穴が目立つようで気になるけど、鼻先とか頬骨とか顔の高いところだけにポイントのせすれば大丈夫。ハイライトでちょっとつやめかせるだけで、内面の美しさがぱっと溢れるような気がして好きなんですよね。
さらに、顔を小さく見せたいからシェーディングも欠かせない。影をつけて立体感をしっかり作り込まないと、平ぺったくて大きな顔に見えてしまうんです」

シャドウオンフェース 01 ¥3300/カネボウインターナショナルDiv.
「プラベートのメイクでは、『シャドウオンフェース』を眉山から鼻筋の脇、小鼻横までにハーッと入れて影を演出。この“カニ味噌シャドウ”は小鼻に見せるためのマストなアイテム(笑)。ベースメイクの途中と、最後の仕上げにも使います。これに出会ってから、シェーディングをより気軽にできるようになった! 」
【アイメイク】横幅をワイドに、アイラインは切れ長。エクステは特注です

「こだわりはアイシャドウの選び方と塗り方! まず、質感は基本マット系。キラキラが強すぎると目が腫れぼったく見える気がするので。入れ方は、目を開けたときほんのり見えるくらいの幅まできちんとシャドウを塗りつつ、横幅がワイドに見えるようにしています。
アイラインは切れ長系。目尻を横に真っ直ぐ引き伸ばすイメージで描いて、タレ目に見えないように気をつけています。まつ毛は倖田來未特注のエクステをつけています」
【リップメイク】唇が痩せてきたので、グロスを重ね、オーバーに描いてます

「アイメイクを際立たせたいので、唇の存在感は最小限でOKというのがマイルール。いつも、ファンデーションやコンシーラーで赤みをしっかりカバーしてから、M・A・Cのミスみたいな肌色と同化するようなカラーで仕上げることが多いです。
と、ここまではデビュー時から変わらない好みですが、最近は唇が痩せてきたのが気になるので、ぷるんと見せられるクリアなグロスを重ねたり、少しだけオーバーに描くようになりました」

マキシマル スリーク サテン リップスティック ミス ¥4400/M・A・C
「もとの唇の色が赤めなので、まずファンデーションやコンシーラーで赤みを抑えることは絶対。その上から『マキシマル スリーク サテン リップスティック ミス』のようなヌーディーカラーを塗ります」
【おまけ】最近は耳ツボジュエリーにどハマり! むくみにも効く気がします

「長年担当してくださっているネイリストさんのサロンで、耳つぼジュエリーを始めたということで、トライ。これがものすごくいい! 顔もきゅっと引き上がるし、倖田來未の大敵“むくみ”にも効く気が!
キラキラのパーツで顔まわりが華やかに見えるのも楽しいですよね。うちのスタッフはみんなやっていますよ〜」


1982年11月13日生まれ。2000年11月「TAKE BACK」にて全米デビュー。日本では同曲で2000年12月にデビュー。続くセカンドシングル「Trust Your Love」のremix盤は全米ビルボード総合チャートでも最高位19位を獲得し、日本人7人目のランクインの快挙となる。2005年、06年にそれぞれ発売したベストアルバムはいずれも売り上げ200万枚超えを記録。2007年12月には東京ドームでの単独公演を開催。2010年2月に発売したアルバム『BEST~ third universe~ & 8th AL "UNIVERSE"』がオリコン・ウイークリーランキング1位を獲得。7月には日本人女性アーティストとしては初となる横浜スタジアム2DAYSのライブを成功させた。デビュー25周年のアニバーサリーイヤーとなる2025年は、10月に東京、12月に大阪のアリーナツアー開催を発表。
撮影/酒井貴生(aosora) ヘア/杉田和人(POOL) メイク/ 山口理沙(+nine) スタイリスト/齋藤千明 構成・文/通山奈津子 企画/有住美慧(MAQUIA)
公開日:

























































































