マキアが考える美容のあり方として示した“10の提言”。石原さとみさんの思いと共通する点や、未来に望むこととは?
石原さとみが思う、今と未来と、美のハナシ。
石原さん、MAQUIAの提案と美容の未来、どう思いますか?
2020年11月号の特集内にて掲載された“美しさを磨く10のコト”。あらゆる価値観が変わりゆく中で見出した未来にシェアしたい美のあり方についての提案は、現在もマキアが掲げるテーマの軸となっています。
4 楽しんだもん勝ち!
役柄に合わせたメイクを考えるのが最高に楽しい!
「作品に入っている時の自分はまさにコレ。この役にはどんなメイクが合うのか考えて、やったことのないものを試すのってすごく楽しいんです。撮影が始まった当初はプライベートでも同じメイクをしたくなるんですが、だんだん飽きてきてオフの時は真逆の雰囲気にすることも。私にとって、メイクが気分を切り替えるスイッチになっているんですよね」
5 ストレスレスで、心地いいものを選ぶ
温めを強化して以来、体の巡りや睡眠に変化が
「これも大切! 心地よさという意味で今ハマってるのが、重炭酸の入浴剤。浸かるだけで皮膚の中の汚れをとってくれるし、体の芯まで温めてくれるので睡眠の質も上がった気が。あとは、体の巡りを考えて暑い時期でも温かいものを飲むようになりましたね。2リットル入る電気ポットに茶葉を入れて、常に温かい状態で注げるようにしています」
7 痩せるよりも整える
仕事や生活の状況に合わせたケアを実践
「私も昔からずっとこの考え方ですね。仕事内容によって鍛える部分を変えているのもそこに繋がっていると思います。今の時期は特にそう。体力がいるから痩せられないですし、抱っこによる筋肉痛や腱鞘炎を回復させるために隙間時間にマッサージガンでほぐしたり、たまに整体に行ったり……。カラダを整えるのに日々必死です(笑)」
9 必要な情報を賢く選び取る
一般的な情報に捉われず自分を軸にした選択を
「最近は人生で一番ナチュラルなスキンケアを使っているのですが、無添加だからいいわけでもないんですよね。オーガニックでも肌に合わないことはあるし、必要な添加物もあったりする。世の情報を信じて遠ざけるのは簡単だけど、選択肢が減るだけだと不自由になっていくので、自分にフィットしているかも含めて選び取ることが大事だと思います」
10 社会、世界を美しくするためにできることを始める
環境や社会的な視点を持つことが当然の時代に
「今はクリーンビューティの視点で製造されているメーカーも多いですし、時代的にこういった考え方が自然になっていますよね。私自身は香料によって荒れることもあるので原材料の生産方法などはしっかりチェックしますし、商品を買うことで売り上げの一部が寄付されるようなプラスアルファが得られるシステムもとても意味があると感じています」
“今は美容に限らず情報があふれていて、知るべきものと知らなくてもいいことが混在していると思うんです。世の中的には知らなくていいことの方に誘導する流れもあったりするので、そこに影響されないように自分の中ではね返す強さを持っていることも健やかなマインドを保つために重要な気がします。私も一時、ニュースや情報に流されないようにデジタルデトックスをしていた時期があったんです。この提言の中にもありましたが、ひとつひとつの情報を精査し、自分がどうありたいのかをきちんと考えた上で行動をする。そういう意識を大切にしていきたいですね。”
Satomi Ishihara
石原さとみ
1986年12月24日生まれ、東京都出身。第27回ホリプロタレントスカウトキャラバンのグランプリ受賞を経て女優活動を開始。以降、ドラマ、映画、舞台など幅広いジャンルで活躍し、多数の賞を受賞。生活情報番組『あしたが変わるトリセツショー』(NHK総合 木曜19:57〜20:42)ではMC役を務めている。
MAQUIA11月号
撮影/YUJI TAKEUCHI〈BALLPARK〉(石原さん) 久々江 満(物) ヘア&メイク/paku☆chan〈Three PEACE〉 スタイリスト/宮澤敬子〈WHITNEY〉 取材・文/真島絵麻里 構成/木下理恵(MAQUIA)
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