リモートワークや外出自粛で自宅で過ごす時間が増えると時間を持て余してしまいがちですが、そんな時こそストレスを溜めずポジティブにおうち時間を過ごすことが大切!
例えばヨガは、初心者でもトライしやすくて運動不足解消にも効果的です。現役ヨガインストラクターとして活躍する公式マキアブロガーのゆりヨガさんに、おうちでできるヨガポーズを教えていただきました。
「カラダを動かすことが大好きなのにヨガを教えていたジムが閉鎖になり、レッスンをする機会が減ってしまいました。ずっと一人で家にいると気分が落ちてしまうので、気持ちのバランスを保つこととカラダを動かすことを心がけようと思い、以前よりも意識的におうちヨガの時間をとるようになりました」(ゆりヨガさん)
うさぎのポーズ
1 正座をして、おでこをマットにつけた姿勢を作る(チャイルドポーズ)。
2 両手を頭の横につき、息を吐きながらお尻を持ち上げ、頭をローリングさせ頭頂をマットにつく。
3 両手を離して腰の上に。
※怖い方は両手を頭の横についたままでOK。
4息を吸いながら、両手を組んで天井方向に持ち上げる。
効果:頭頂にある百会のツボを刺激し、眼精疲労や頭、首肩の凝りを解消。高ぶっていた神経を鎮めてくれる効果も。全身の血行が高まることでリフレッシュ、疲労回復にもGood!
ラクダのポーズ
1 足は腰幅に開き、付け根の真下に膝がくるように膝立ちする。両手を腰に添える。
2 息を吸って骨盤を真っ直ぐに立たせ、軽くアゴを引く。
3 息を吐き、腹筋を使いながら、胸を上方に向けるようなイメージで後屈し、片手ずつかかとに手をつき、
もう片方の手は上にあげる。
※膝と腰の位置が最初とズレる方は、手は腰のままでOK。
※手がかかとにつかない方も腰のままでOK。
4 最後に、息を吐きながら頭を後ろへ倒す。
※首が痛い時は起こしたままでOK。
効果:胸が開くことで、気持ちが前向きに。猫背や姿勢の改善、胸椎の柔軟性の向上、背骨の強化、体幹の安定にも効果あり。
半魚王のポーズ
1 両足を伸ばし、右膝を立て、左膝の横に右足裏をつく。
2 右のお尻をあげ、左膝を曲げかかとを右お尻の横に置き、右のお尻を床に下ろす。
※この時左足のかかとの上に右のお尻が乗らないように。乗ってしまう方は左足は真っ直ぐに伸ばしたままにする。
3 左手を右膝にかけてマットにつき、右手は軽くお尻の後ろに置く。
4 息を吸って腰・背中を真っ直ぐに伸ばす。
5 吐きながら体を右側へねじる。反対側も同様に。
効果:消化機能の促進、骨盤調整、腰痛の改善、姿勢の改善、自律神経を整える。
生活のリズムが整って運動不足も解消!
「ジムに行かなくてもおうち時間を使ってヨガをすることで生活のリズムが整い、自分自身のココロの状態に気付きやすくなった気がします。運動不足によるコロナ太りが不安でしたが、毎日少しでも体を動かすことで太ることもなく、体型を維持しています」(ゆりヨガさん)
取材・文/中村千夏(MAQUIA ONLINE)