「MAQUIA」1月号で連載中の『星谷菜々の美に効くおいしいスイーツ』から、ココナッツバナナケーキのレシピをご紹介。子供から大人までおいしく食べられて栄養たっぷり!
星谷菜々の美に効くおいしいスイーツ
料理家
星谷菜々
ほしや なな●料理家。都内にアトリエ「apron room」を構え、不定期でshopとしてオープンしたり、教室、イベントを行っている。詳細はHP:www.apron-room.com、Instagram:@apron_roomまで。
ココナッツバナナケーキ
小さい子供から大人まで幅広く愛されるバナナケーキを、ココナッツの栄養を取り入れてヘルシーに。アクセントで加えたタイムが効いて、ぐっとおしゃれで、何より抜群においしく! 手土産にも喜ばれるワンランク上のバナナケーキに挑戦してみて。
材料(24×19cmの耐熱性バット、もしくは20×20cmのケーキ型1台分)
完熟バナナ 2本+2本
レモン汁(もしくは酢)小さじ2
塩 ひとつまみ
きび砂糖 60g
卵 2個
ココナッツオイル 60g
A
薄力粉 100g
ベーキングパウダー 小さじ1
ココナッツファイン 70g
タイムの葉 約小さじ1
作り方
1 ココナッツオイルは白く固まっていたら、湯煎にかけて透明になるまで溶かす。 型にクッキングシートを敷き込む。オーブンは180度に予熱する。
2 ボウルに皮をむいたバナナ2本、レモン汁を入れ、泡立て器でとろとろに潰す。 塩、きび砂糖を加え、すり混ぜる。
3 卵を1個ずつ割り入れ、そのつど空気を含ませるようによく混ぜる。
4 ココナッツオイルも加え、さらによく混ぜる。Aの粉類を合わせてふるい入れ、ココナッツファインも加え、ゴムベラで切るように混ぜる。均一に混ざったら型に流す。
5 残りのバナナ2本の皮をむき、縦3等分に切る。生地の表面にバナナを並べ、タイムの葉を散らす。
6 180度に予熱したオーブンで30分ほど、バナナに焦げ目がつくまで焼く。型のまま粗熱をとり、好みのサイズに切り分けていただく。
タイムはお好みで。手に入らなければ省いても構いません。
今月の美食材
1 完熟バナナ
抗がん作用物質TNFが多く含まれる完熟バナナ。セロトニンの材料であるトリプトファンを含み、気分を明るくしてくれる効果も。
2 ココナッツオイル
中鎖脂肪酸を豊富に含み、体に脂肪がつきにくく、即エネルギーになるのでダイエットや運動前に最適。抗酸化物質としても働く。
3 ココナッツファイン
食物繊維が豊富で、腸内環境を整える作用が。脂肪分はオイル同様中鎖脂肪酸を多く含み、脳のエネルギーになって頭がクリアに。
MAQUIA 1月号
レシピ・料理・スタイリング/星谷菜々 撮影/福尾美雪 栄養素監修/関口絢子 構成・文/山下弓子(MAQUIA)