近々訪れるであろうマスクレスの日を見据え、ゆるみきった下半顔からの脱出法のすべてをココに。まずは、フェイスラインがもたつく人が増えている理由と解消テクをお届け!
長引くマスク生活で蓄積した悩みを攻めの対策で解消!
映える下半顔のための≪必修≫ビューティ
必修❶フェイスラインのもたつき
「マスクを取った自分の顔に愕然。私、こんなに老けてたっけ……!?」
「なんだか最近、あご裏の肉が気になります。こんなお肉、前はなかった(涙)」
「なんとなく、顔が縦に伸びてきた気がする」
\そもそも論!/
フェイスラインがもたつく人が増えている理由を、エイジングデザイナー村木さんに聞いてみた。
サロン「Amazing♡beauty」主宰。独自の「村木式整筋」メソッドを確立。近著に『魔法の顔ほぐし』(宝島社)がある。
「マスクが原因のもたつき悩み、増加中ですよ〜」
常時着用のマスクの圧で
誰しもが”もたつく”時代に
「もたつきといえば、これまでは加齢とともにコラーゲンが減少し、肌のハリが失われるために起こると言われていました。しかし、マスク着用が常態化した今、口を大きく開けて話したり、表情を作る機会が減ったために、頬を引き上げる筋力や舌の筋力が低下。さらに、マスクであごや耳も圧迫されているため、無意識に食いしばってしまいがち。その結果、リンパの流れが悪くなり、年齢に関係なく、二重あごなど下半顔がもたつきやすくなっています。もちろん、スマホ操作等による前のめりの姿勢ももたつきの大きな原因ですが、長時間のマスク着用による悪影響は想像以上! このことを自覚し、もたつきリセット法を毎日の習慣にして、マスクを外しても自信が持てる下半顔を目指しましょう。」
[ 村木流・もたつき解消テク ]
【二重あご解消!①】カギ指添えで「らりるれろ」
人さし指をカギ形に曲げ、平らな面をあご先から2cmくらい内側の骨のキワに当てて圧をかける。そのまま英語の巻き舌の要領で「らりるれろ」と口を動かす。声は出さなくてもOKだけど、口は大きく動かして。これを5セット繰り返す。
【二重あご解消!②】舌骨つまんで「らりるれろ」
あごを上げ、あご下に親指と人さし指を当てて喉へとすべらせ、軽く指が引っかかるところで止める。そのまま、巻き舌で「らりるれろ」と口を大きく動かす。このとき口を突き出すように、上唇を意識して動かすのがコツ。5回繰り返す。
【フェイスラインすっきり!】頬骨タッチで「あぐあぐ」
人さし指と中指を耳の上にのせるように側頭部を支えながら、親指の腹を頬骨の下に当てる。そのまま斜め上に圧をかけながら「あぐあぐ」と5回、口を大きく開け閉め。さらに、親指の位置を外側に向かってずらしながら4カ所を同様に。
MAQUIA12月号
撮影/資人導〈SEPTEM〉(モデル) 久々江 満(物) ヘア&メイク/広瀬あつこ スタイリスト/上田みのり モデル/佐藤さき(マキアビューティズ) イラスト/green K 取材・文/藤井優美〈dis-moi〉 摩文仁こずえ 構成/吉田百合(MAQUIA)