二の腕の裏側にある「上腕三頭筋」が大事なことは薄々知っていても、腕立てができない人は多いもの。女性にやさしい山田BODYさんのエクササイズは“なんちゃって腕立て”です。四つん這いの姿勢からなので10回は頑張って! レベルダウンするなら、床にアゴを付けた状態から逆戻しバージョンでも。筋トレの後は必ずストレッチで締めくくりましょう。
【ベッドでできる部分痩せ★お悩み編④】 〜“なんちゃって腕立て”でOK! 二の腕の引き締めエクササイズ〜
効かせるヒント
ココを意識して!
・手は肩幅より少し広めにし、四つん這いの姿勢をとって
・四つん這いのときも動作の最中も、腰が反らないように注意
・胸ではなく二の腕の筋肉を意識し、肘が90°になるまで曲げる
・肘が体から離れると効果半減、体に沿わせたままに
・難しい人は、アゴを床に着けた状態から四つん這いに戻ってもOK
・筋肉を収縮させた後は、必ずストレッチを。肘を上げて伸ばす要領で
山田BODYさん考案「睡眠ダイエット」とは?
高校時代からボクシング一筋だった山田BODYさん。ボクシングと言えば過酷なダイエットが付きものですが、山田BODYさんは楽に減量をすべく工夫を重ねていました。そしてたどりついたのが、その当時はまだ日本では一般的でなかった動的ストレッチ。眠る前に寝ながらストレッチをすると、睡眠の質が高まって基礎代謝が自然と上がり、スイスイ減量したのです。
その経験と、その後のストレッチトレーナーとしての活動、そして長年の研究の末、メソッドとして完成させたのが「睡眠ダイエット」。「寝る直前にリラックスしながら体を動かすことが、たくさんのメリットを生み出す」と山田BODYさんは言います。
例えば、副交感神経を優位にして睡眠の質がアップ、寝ている間に成長ホルモンがたくさん分泌されることで基礎代謝が上がり脂肪も燃焼しやすくなる、無駄な筋肉への刺激が減って体型が整う…など、いいことずくめ。まさに「頑張らないで痩せられる」効率的なダイエット法と言えます。
「ただし、睡眠ダイエットを試す際には、少なくとも6時間は寝てくださいね。効果を上げるためにも、食事はなるべく眠る3時間前までにすませて。カフェイン摂取は、寝る4時間前までにしましょう」(山田BODYさん)。
次回は…
【ベッドでできる部分痩せ★お悩み⑤】
猫背も解消! 背中のハミ肉を撃退
Tシャツ(ブルー) ¥3850、パンツ(ブルー) ¥4730/プーマ お客様サービス(TEL:0120-125-150)、レギンス/スタイリスト私物
ヘア&メイク/榛澤麻衣 スタイリング/田中麻理乃 動画撮影/ブルズ 取材・文/蓮見則子 構成/中村千夏(MAQUIA ONLINE)