頭・首・胸までを伸ばしてフェイスラインをシャープにするストレッチ。基本はリラックスし、「息を吐きながらじわじわと」です。最初は首の横の筋肉「斜角筋」、次は少し前にある「胸鎖乳突筋」がターゲット。伸ばしてほぐし、血流をよくすることでむくみもすっきり。片手を使って伸ばすだけなので、つらさ0%! 毎晩の習慣にするのがおすすめです。
【ベッドでできる部分痩せ★お悩み編③】 〜二重アゴに効く小顔エクサ〜
効かせるヒント
ココを意識して!
・前半は枕を肩甲骨の後ろ側に入れ、胸が突き上がるような姿勢で
・枕が柔らかすぎる場合は、バスタオルをクルクル丸めるとベター
・前半はこめかみに手を当ててストレッチ、後半は頭の横に当てて
・伸ばす側の手は、お尻の下に挟んで固定しておくとより効果的
・肩が浮いてしまうと効果半減、床にベタッと付けておいて
・呼吸は止めないこと。息を吐くときに伸ばすのが基本
山田BODYさん考案「睡眠ダイエット」とは?
高校時代からボクシング一筋だった山田BODYさん。ボクシングと言えば過酷なダイエットが付きものですが、山田BODYさんは楽に減量をすべく工夫を重ねていました。そしてたどりついたのが、その当時はまだ日本では一般的でなかった動的ストレッチ。眠る前に寝ながらストレッチをすると、睡眠の質が高まって基礎代謝が自然と上がり、スイスイ減量したのです。
その経験と、その後のストレッチトレーナーとしての活動、そして長年の研究の末、メソッドとして完成させたのが「睡眠ダイエット」。「寝る直前にリラックスしながら体を動かすことが、たくさんのメリットを生み出す」と山田BODYさんは言います。
例えば、副交感神経を優位にして睡眠の質がアップ、寝ている間に成長ホルモンがたくさん分泌されることで基礎代謝が上がり脂肪も燃焼しやすくなる、無駄な筋肉への刺激が減って体型が整う…など、いいことずくめ。まさに「頑張らないで痩せられる」効率的なダイエット法と言えます。
「ただし、睡眠ダイエットを試す際には、少なくとも6時間は寝てくださいね。効果を上げるためにも、食事はなるべく眠る3時間前までにすませて。カフェイン摂取は、寝る4時間前までにしましょう」(山田BODYさん)。
次回は…
【ベッドでできる部分痩せ★お悩み④】
“なんちゃって腕立て”でOK! 二の腕の引き締めエクササイズ
Tシャツ(ブルー) ¥3850、パンツ(ブルー) ¥4730/プーマ お客様サービス(TEL:0120-125-150)、レギンス/スタイリスト私物
ヘア&メイク/榛澤麻衣 スタイリング/田中麻理乃 動画撮影/ブルズ 取材・文/蓮見則子 構成/中村千夏(MAQUIA ONLINE)