ヒップアップというと筋トレをイメージしますが、お尻全体を覆い、丸みを作っている大臀筋が凝り固まったままでは引き締まりません。逆に筋肉をゆるめて活性化するのが山田BODY流。筋力がない人でもできるのが魅力です。お手本のポーズがつらい人は、太腿を抱えやっても大丈夫。左右30秒ずつストレッチ、できる人はひねりを加えてもう30秒。
【ベッドでできる部分痩せ★お悩み編②】 〜筋トレなしでもプリッと上向きの美ヒップに〜
効かせるヒント
ココを意識して!
・まず、片脚だけあぐらのように曲げ、もう片方の膝上に乗せて準備
・重ねた脚の間から腕を入れてスネを抱え、胸に引き寄せて
・持っている脚と逆側のお尻が、じわっと伸びていれば正解
・骨盤からお尻の筋肉がべろっと剥がれるようなイメージで
・力を入れるのは腕だけ。他はリラックスしたままやるのがポイント
・抱えていた手を離し、膝に手を添えたひねりバージョンにもトライ!
山田BODYさん考案「睡眠ダイエット」とは?
高校時代からボクシング一筋だった山田BODYさん。ボクシングと言えば過酷なダイエットが付きものですが、山田BODYさんは楽に減量をすべく工夫を重ねていました。そしてたどりついたのが、その当時はまだ日本では一般的でなかった動的ストレッチ。眠る前に寝ながらストレッチをすると、睡眠の質が高まって基礎代謝が自然と上がり、スイスイ減量したのです。
その経験と、その後のストレッチトレーナーとしての活動、そして長年の研究の末、メソッドとして完成させたのが「睡眠ダイエット」。「寝る直前にリラックスしながら体を動かすことが、たくさんのメリットを生み出す」と山田BODYさんは言います。
例えば、副交感神経を優位にして睡眠の質がアップ、寝ている間に成長ホルモンがたくさん分泌されることで基礎代謝が上がり脂肪も燃焼しやすくなる、無駄な筋肉への刺激が減って体型が整う…など、いいことずくめ。まさに「頑張らないで痩せられる」効率的なダイエット法と言えます。
「ただし、睡眠ダイエットを試す際には、少なくとも6時間は寝てくださいね。効果を上げるためにも、食事はなるべく眠る3時間前までにすませて。カフェイン摂取は、寝る4時間前までにしましょう」(山田BODYさん)。
次回は…
【ベッドでできる部分痩せ★お悩み編③】
二重アゴに効く小顔エクサ
Tシャツ(ブルー) ¥3850、パンツ(ブルー) ¥4730/プーマ お客様サービス(TEL:0120-125-150)、レギンス/スタイリスト私物
ヘア&メイク/榛澤麻衣 スタイリング/田中麻理乃 動画撮影/ブルズ 取材・文/蓮見則子 構成/中村千夏(MAQUIA ONLINE)