「睡眠ダイエット」ですっきり美BODY、お悩み編の第一弾は、腹筋は動かさず、手を使ってお腹に刺激を与えるとっておきのエクササイズ。アイソメトリック運動(等尺性運動:関節の角度を変化させずに筋肉に力を入れる動作。体幹を鍛えるプランクが代表的)で、寝たままお腹を鍛えましょう。同じ要領で、胸の上で手のひらを合わせればバストアップ効果も! お腹10秒・胸10秒・引っ張りバージョン10秒で1セット。自分の「痩せたい度」に合わせて何セットでも!
【ベッドでできる部分痩せ★お悩み編①】 〜寝たままエクササイズでぽっこりお腹を解消!〜
効かせるヒント
ココを意識して!
・1つめは、お腹の上で手のひらを合わせ、100%の力で10秒押し合い
・前面にある腹直筋はもちろん、お腹まわりのインナーマッスルを意識
・呼吸は止めず、息を吐くときに手とおなかに力を入れる
・2つめは、同じ要領で、今度は胸の上で手のひらを合わせて10秒押し合い
・3つめは、握手のように手を組み、肩甲骨を意識して引っ張り合い10秒
山田BODYさん考案「睡眠ダイエット」とは?
高校時代からボクシング一筋だった山田BODYさん。ボクシングと言えば過酷なダイエットが付きものですが、山田BODYさんは楽に減量をすべく工夫を重ねていました。そしてたどりついたのが、その当時はまだ日本では一般的でなかった動的ストレッチ。眠る前に寝ながらストレッチをすると、睡眠の質が高まって基礎代謝が自然と上がり、スイスイ減量したのです。
その経験と、その後のストレッチトレーナーとしての活動、そして長年の研究の末、メソッドとして完成させたのが「睡眠ダイエット」。「寝る直前にリラックスしながら体を動かすことが、たくさんのメリットを生み出す」と山田BODYさんは言います。
例えば、副交感神経を優位にして睡眠の質がアップ、寝ている間に成長ホルモンがたくさん分泌されることで基礎代謝が上がり脂肪も燃焼しやすくなる、無駄な筋肉への刺激が減って体型が整う…など、いいことずくめ。まさに「頑張らないで痩せられる」効率的なダイエット法と言えます。
「ただし、睡眠ダイエットを試す際には、少なくとも6時間は寝てくださいね。効果を上げるためにも、食事はなるべく眠る3時間前までにすませて。カフェイン摂取は、寝る4時間前までにしましょう」(山田BODYさん)。
次回は…
【ベッドでできる部分痩せ★お悩み編②】
筋トレなしでもプリッと上向きの美ヒップに
Tシャツ(ブルー) ¥3850、パンツ(ブルー) ¥4730/プーマ お客様サービス(TEL:0120-125-150)、レギンス/スタイリスト私物
ヘア&メイク/榛澤麻衣 スタイリング/田中麻理乃 動画撮影/ブルズ 取材・文/蓮見則子 構成/中村千夏(MAQUIA ONLINE)