ぽっこりお腹に、年々太くなっていくアンダーサイズ...。そんなお悩みを解消するには、実は“あばら”が重要だったんです! 今回は「美筋ヨガ」インストラクターとして活躍中の廣田なおさんに、自宅でテレビを観ながらでもできる、呼吸法を教えていただきました。
銀行員からヨガインストラクターに転身し、13kgの減量に成功。「美筋ヨガ」を考案し、オンラインサロンやYouTubeを通じてメソッドを全国に配信中。1月13日には初著「整えるヨガ」(ダイヤモンド社)が発売に。
Q.「美筋ヨガ」とはなんですか?
A.引き締めも叶う
新しいヨガメソッド
「運動が苦手という方でも始めやすいのがヨガ。私自身もそうでしたが、ダイエット目的で通っているのに、なかなか効果を感じられなくて挫折してしまったり、ヨガの動きだけで部分的な引き締めをすることって難しいんです。そこで、ヨガの動きには足りない『ほぐす・伸ばす・鍛える』の3つの動きを取り入れたのが『美筋ヨガ』。筋膜リリースでほぐし、ヨガで伸ばし、最後に鍛える、というメソッドです」
Q.美くびれを叶える方法は?
A.あばらを締めてあげる
ことですっきりした印象に!
「フォロワーさんからも多く寄せられる『くびれはどうすれば作れますか?』というお悩み。実は、あばらが開いてしまっていると、寸胴に見えてしまうんです。年々、ブラジャーのアンダーサイズが太くなっている方はご注意を。あばらを閉める筋肉=腹斜筋を鍛えてあげるのがポイントです」
【5回】
STEP ①
脚の付け根の下に膝がくるように膝立ちになり、脚の間はこぶし1つ半ほど空けておく。
STEP ②
肩は開いてから下に落とし、包み込むようなかたちで、両手をあばらに添える。
STEP ③
②の状態から息を吸い込む(4秒)。目の前にいい香りがあるのを想像して、それを目いっぱい吸い込むようなイメージで。
STEP ④
口から吐く息(7秒)で、軽く手であばらを押しながら内側に締めていく。②〜④を5回繰り返す。
「締めるときに、こんな風に肩が内側に入ってしまっては意味がないのでNG! お腹も背中も一緒に、ひとつの筒をぎゅーっと締めていくようなイメージで呼吸して。慣れてきたら手を添えずにやってみましょう! “あばらを締める呼吸”をマスターすれば、電車でも会社でもできて、隙間時間に“ながら”痩せが叶います」
撮影/藤澤由加 モデル/廣田なお 企画・取材・文/織田真由(MAQUIA ONLINE)