「ワイは顔にも絵を描きたいんや~!」と語る人気漫画家・持田あき先生が、その深すぎるコスメ愛を絵と文字で綴るイラストエッセイ連載。

第2回目は、自身だけではなく、漫画のキャラクターにも仕込む、という「幸福感ハイライト」をフィーチャー♪ 漫画のキャラにもハイライト、って、一体どういうこと??

メイク欲を刺激する「日本未上陸」コスメの魅力

(C)持田あき/集英社

ワイは「ハイライト」にも目がないんや!

肌に生命力を吹き込む立体感ハイライト

第2回目となる今回は、先生自身の、そしてキャラクターのツヤ肌作りにも欠かせないという「ハイライト」にフィーチャー。


「漫画を描いているので、メイクの『色』を楽しむのはもちろんですが、『質感』や『立体感』を際立てるベースメイクにも興味があります。美容誌を手に取ってはベースメイク企画のマッピングを凝視し、『ここにハイライトを入れるとこうなるのね、ふむふむ』と研究しています。ハイライトは作品のカラー原稿にも入れているのですが、入れる場所や強調部分を少し変えることでキャラクターの個性が際立つのも楽しいです」(持田先生・以下同)。


そんな先生が、今気になるハイライトとは?


「ここ最近続いているツヤ肌ブームに合わせて、練り系のハイライターを収集中。立体感を高めながらほんのり血色をプラスしてくれる、ピンクやゴールドのニュアンスにハマっています。キラッとするものも好きだけど、今は肌のうるおい感を引き出してヘルシーに見せてくれる、ツヤ質感のものが気分」。

持田あきPresents #ワイはコスメが好き ~ 立体感を底上げする「幸福感ハイライト」【連載第2回】_2

肌に生命力の宿る3品をチョイス

【Ukiss ダイヤモンドハイライト 02】

ジェリーのような質感で、濡れたようなツヤときらめきを宿すハイライター。「たまたま入ったバラエティショップでゲット。大粒のキラキララメは纏うだけで気分を上げてくれて、締切直後のお疲れ肌が一気に明るくなります。輝きが強くても下品に見えないのもお気に入りのポイント」。


 

【コスメデコルテ ディップイン グロウ クリームハイライター 01】

肌に乗せた瞬間にバームがとろけ、上品なツヤ肌に。「乾燥が気になる大人の肌の救世主。バーム状だから肌にほどよくハリとうるおいを与えてくれて、丸みのある優しげな肌に仕上がります。外出先でも仕事部屋でも、乾燥したなと思ったら保湿感覚で塗っています」。


 

【rms beauty アメジストローズルミナイザー】

頬、目元、口元にマルチに使える万能ルミナイザー。青みがかったアメジストローズは、残念ながら廃番に。「チークとしても使える血色系ハイライター。モーブがかったテクスチャーが、肌に乗せるとシアーでさりげない色気を演出。ひとつでチーク&ハイライトが完成するので、外出時のポーチに欠かせないアイテム」。

「イラストを着色するとき、眉上、鼻先、上唇の山部分、顎にハイライトを入れると、キャラクターの肌に生命力が宿って瞬時に生き生きとするんです。今回のイラストは、内側から発光するようなツヤと甘さのあるふんわり質感を表現。自分の顔で失敗するのは嫌なので、イラストの上で色々試してから実践しています(笑)」。


 


取材・文/野崎千衣子


持田あき

漫画家

持田あき

デビュー以降、数々のヒット作を飛ばし続ける人気漫画家。現在は、実写ドラマ化された『初めて恋をした日に読む話』(集英社『クッキー』連載中)、『ゴールデンラズベリー』(祥伝社『FEEL YOUNG』連載中)と、2作の人気連載を手がける。無類のコスメ好きでも知られ、自身のTwitterではコスメに関するツイートも。

編集部

#ワイはコスメが好き

編集部

『初めて恋をした日に読む話』等で知られる人気漫画家・持田あき先生のイラストエッセイ連載。実は大のコスメ好きな持田先生。お気に入りコスメにとてつもない愛を注いでいるんです。そこでその想いを毎月1回、美麗イラストと共にお届け。「このコスメを付けるとしたら、こんな女の子」という、漫画家ならではの発想も存分に楽しめます。コスメ好きも漫画好きも要チェック♪

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