肩がこる、顔がむくむ、ストレスがたまりやすい…その原因は“巻き肩”かも。「MAQUIA」12月号では、巻き肩サロンのホームケア講座を開講! 姿勢の悪さと巻き肩を指摘された編集部の2人が、簡単にできる解消術を専門サロンで教えてもらいました。
「巻き肩」 とは…
スマホやPC作業など、前のめりで手を前に出した姿勢が習慣づくことで、肩甲骨が外側に広がり、肩が体の前側に巻いている状態のこと。血管などが圧迫され、肩こりにもつながる。
セラピスト 小畑淳矢さん
「巻き肩・小顔矯正 La Venus(ラヴィーナス)」主宰。2年前にオープンして以来評判が口コミで広がり、現在予約は3カ月待ち。
巻き肩3タイプはコレ
タイプによってその見え方や効果的な解消法もいろいろ。まずは自分がどのタイプか見分けて。
前のめりタイプ (ヨコヤマはコレ)
スマホを長時間見たり、片側で重いバッグを持つ人に多い。30歳を過ぎると冷えやむくみが悪化しがち。
顎が上がり気味
顎を上げて体のバランスを取っている。写真撮影時に「顎を引いて」と言われがち。
猫背に見える
左右の肩を結ぶ横のラインが丸まることで前傾姿勢になり、猫背に見える。
首が凝りやすくストレートネック気味
本来の首のカーブが伸びてまっすぐになり、首凝りや頭痛の原因にもなる。
肩が上がるタイプ
肩に力が入って上がるため、鎖骨のつけ根が上に引っ張られて逆ハの字に。リュックサックを背負う人に多い。
首が短く見える
肩が上がるので窮屈な印象になり、首が短く見える。二重顎にもなりやすい。
鎖骨が逆八の字
本来、鎖骨はまっすぐのラインだが、肩に引っ張られて逆八の字になっている。
いかり肩に見える
肩が上がるため、いかり肩のようになる。気道が狭まるため顎が前に出がちに。
\上の両方の特徴を持っている/
THE巻き肩タイプ (ハギワラはコレ)
PC作業が多い人やイライラしがちな人に多いパターン。緊張状態が続くことで肩が上がって前のめりになる。
肩が上がっている
肩が上がるため、体が大きく見える。緊張状態が続くので、肩こりの原因にも。
顎が前に出る
背中が丸まれば丸まるほど、視線を上げるために顎が前に出がちになる。
首が短い
肩が上がっているために首が縮こまり、顔との境目がはっきりしない印象に。
背中が丸まっている
両肩が内側に巻き込むことで背中の左右を結ぶ横のラインが丸まり、猫背に。
呼吸が浅い
背中が丸まり肺が圧迫されることで、深い呼吸がしにくくなり、浅くなる。
自宅でセルフチェックする時は…
壁に背中をつけて(または横になって)
指が2本以上
肩と壁の間に入れば巻き肩と言えます。
3本以上入れば重度の巻き肩です。
悪い姿勢
横を向いた時
肩の位置が耳より前にある場合、前のめりになっている。肩甲骨が外側に広がっている可能性大!
慢性的な肩こりはもちろん、
鎖骨も埋もれてしまいます。
反対に巻き肩を改善すると
背中やデコルテが
すっきりして華奢見えが叶います。
この4つを毎日の生活の中で、徹底することが大事です!
☑深呼吸をする
☑寝る前に簡単なストレッチをする
☑歩く時は目線を下げずまっすぐ前を見る
☑トイレの度に首・肩を回す
MAQUIA 12月号
撮影/藤澤由加 へア&メイク/藤本 希〈cheek one〉 スタイリスト/福永いずみ モデル/福吉真璃奈(マキアビューティズ) イラスト/山中玲奈 取材・文/中木 純〈デジタルライツ〉 企画/萩原有紀(MAQUIA)
【MAQUIA12月号☆好評発売中】