この夏も猛暑の予報。止まらぬ汗と皮脂との戦いが再び幕を開ける! そこで全身の効果的な対策を部位ごとに徹底リサーチ。汗ニモマケズ、皮脂ニモマケズ、今年はサラリと涼し気に過ごしたい。

酷暑の夏の死活問題
汗・皮脂を抑える方法、全部知りたい

皮膚疾患全般の保険診療のほか、汗の外来も構える。汗や臭いの症状別の治療に対応するスペシャリスト。他院で治療法がないと言われた人の駆け込み寺的存在。
汗・皮脂対策のウワサ
ウソ・ホント
汗腺は鍛えられる
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ホント
適度な汗をかくことで汗腺機能がアップ!
「暑さに慣れていない5月に、体温調節がうまくできず熱中症が増えるように、汗腺は環境に順応します。運動して発汗する練習をしておくと、臭いの少ないサラサラの“いい汗”がかけるように」(下方先生)。「個人的に、サウナ通いで暑さへの耐性がつきました。昨年の夏は40℃近い日中の東京もへっちゃらでした」(広瀬さん)
皮脂対策下地は使い続けると毛穴が詰まる
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ウソ
メイクオフをきちんとすれば問題なし!
「下地は皮脂腺を塞ぐのではなく、肌表面に出てきた汗や皮脂を吸着して目立たなくさせるもの。しっかりメイクオフすれば、毛穴が詰まることはありません」(下方先生)

酸化皮脂や毛穴汚れも絡め取る。Prédia BLUE クレンジング クレイ 150g ¥3080/コーセー
緊張やストレスケアが意外と大事
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ホント
睡眠不足も過剰な汗・皮脂の原因に
「発汗を誘因するのは温度、辛いものを食べた時、そして緊張。睡眠時間が短いとストレスホルモンが活発になり皮脂分泌が過剰に。6〜7時間睡眠が理想です」(下方先生)。「合谷のツボを押したり、深呼吸をしたりして、自律神経を整えるのも有効」(広瀬さん)
脇毛をレーザー脱毛したら汗がひどくなる
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ウソ
気にならなかった汗が気になるだけ
「医学的にはそのようなことはありません。ムダ毛がなくなるため、それまで気にならなかった汗が気になるようになっているのかもしれませんね。デリケートゾーンの場合も同様。施術によっては、汗腺の一部にも影響して、むしろ汗をかきにくくなることも」(下方先生)
首のひんやりグッズ、冷めると余計に暑くなる
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ホント

急速に冷やした後のリバウンド発汗に注意
「首を氷などで冷やして一時的に汗が引いても、暑い環境に居続ければ、再び汗が吹き出ます。実は一番確実なのは、首に濡れタオルをかける方法。水分蒸発時の気化熱で、効率良く全身を冷やせます」(下方先生)
メントールには体温を下げる効果はない
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冷たく感じるのは神経の錯覚
「メントールは冷たく感じる神経を刺激して、冷却感を与えるもの。実際に体温を下げるものではないので、汗を止めることはできません。でも爽快感によってリフレッシュ効果を期待できるという意味では、暑さ対策としては効果あり」(下方先生)

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MAQUIA 8月号
撮影/岩城裕哉(物) イラスト/中村サトル 取材・文/横溝なおこ 構成/山下弓子(MAQUIA)
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公開日:





























































































