最近わたしは「ヴィーガン料理」のレシピを試すことにハマっています。
ヴィーガンとは
食事においても日樹生活全般においても、動物性食品や製品を使わずに生きることを選ぶ人のこと。肉と魚だけでなく、卵や乳製品といった動物に由来する製品を摂取しません。
ヴィーガンのライフスタイルは「食品の生産、衣類の製造、その他の目的で、動物の利己的な利用と虐待を全面的に拒否する生き方」とし、レザーやカシミア、動物性製品を含む美容商品、衛生・家庭用品を排除するものとされています。
ベジタリアンの方は乳製品やハチミツを食べることもありますし、ナチュラルな化粧品を選ぶとは限りません。そこがベジタリアンとヴィーガンの違いです。
今回は栄養満点の保存食、
『鉄火味噌』についてご紹介します。
もちろんこれはヴィーガン料理。
冷房に当たりすぎて体温調節がうまくできなくなった身体や、夏バテ予防をしたい方にぴったりの食べ物ですよ!
鉄火味噌ってどんな食べ物?
赤味噌に、根菜のみじん切りや大豆を炒めたものと調味料を加えて練ったものです。カラカラに乾燥したものもあれば、ペースト状のものもあり、炒め具合によって食感が異なります。
発酵食品である味噌や、食物繊維豊富な根菜類を使用していてとても栄養があり、身体を温める食べ物だとされ、マクロビオティック等の食事療法に取り入れられたり、軍隊でも重宝されたほどの食べ物なんです。大日本帝国陸軍のレシピ集である「軍隊調理法」や大日本帝国海軍のレシピ集でも取り入れられていたそうですよ!
鉄火味噌のレシピ
◎材料(大まかでOKです)
豆味噌 350g
ごぼう 細め1本
にんじん 1/2本
れんこん 大きめの一節くらい
しょうが ひとかけ
ごま油 大さじ5
いりごま 大さじ3
◎作り方
①ごぼう、にんじん、れんこん、しょうがをみじん切りにする。それぞれをフードプロセッサーにかけてもOK。(加熱する順番があるので全てをまとめてフードプロセッサーにかけないようにする)
②大きめのフライパンを熱し、ごま油をなじませごぼうとしょうがを入れる。ごぼうの香りがたつまでじっくり炒める。
③にんじん、れんこん、いりごまを加えて油が全体に行き渡るように炒め合わせる。
④炒めた野菜類をフライパン全体に広げ、味噌をこの上に乗せて練り合わせるように炒めていく。ごく弱火で焦がさぬようにじっくり2〜3時間炒めて水分を飛ばしていく。
⑤お好みの状態になったら火を止めて完成。
写真映えとは程遠いのですが、食欲がない時でもこの鉄火味噌をかじるとご飯が進むし、美味しくて気に入っています。
ご飯に乗せたり、おにぎりの具にしたり、冷奴のような淡白な味のものに添えたり・・・毎日のように活躍しています。
しっかりと水分を飛ばして冷蔵保存すれば数週間は日持ちするので、一度たっぷりと作ればしばらくの間いただけます。
時間のないランチタイムには、この鉄火味噌にお湯を注いで即席味噌汁にしても良し。乾燥わかめや冷凍の刻みネギなんて足したらもう立派な一品です。
ちなみに今回はこちらのお味噌を使用したら、味噌そのものが美味しかったので鉄火味噌の味も深みが増した気がします。
2〜3時間炒めるのは大変ではありますが、ずっと付きっきりではなくても大丈夫。
長期保存ができ、一度にたくさん食べるものではないので、ちょこちょこと使えて便利です。
暑い夏にキッチンに立つ負担を減らせるのもいいですね!
例年、エアコンですぐ四肢の末端が冷えてしまうことに悩んでいたのですが今年は特にそういったこともなく、平熱が以前より高くなっている気がしています、もしや、鉄火味噌のおかげ?
どこか懐かしく、ほっこりできる味なのでぜひ皆さんにも作ってみてもらいたいです!参考にしてみてください!
芸術学部卒!美の総合案内人
日本化粧品検定1級。ワーママならではの美容情報はもちろんのこと、週に一度は美術・映画・舞台(主に歌舞伎)等の鑑賞に赴き、美しいもの全般を発信する「美の総合案内人」として活動!芸術学部卒の知識を活かし、多種多様な「美」の情報を提供するインフルエンサーです。
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