鈴木愛理さんは背伸びしない派！ 気軽に始められるエイジングケアコスメ

エイジングケアは“背伸びしない派”の鈴木愛理さんに、美容ジャーナリストの小田さんがエイジングケアを手解き。欲張らず、まずは身の丈に合ったお手入れをしたい、という鈴木愛理さんと近い考えの方は、この記事をご参考に。

「特別なケアとして取り入れるよりは、毎日のケアの延長で、エイジングサインにもアプローチしてくれるものを取り入れるのがおすすめ。ブライトニング、保湿、敏感肌対策、紫外線対策を軸にアイテム選びをしつつ、炎症を抑えたり、潤いを補給したり、透明感を引き上げてくれるような成分にも注目を。
また、背伸びしないケアを心がける人には、ベタつきが苦手、というタイプが多い印象。すっと肌に馴染んでくれるようなテクスチャーを選ぶのも、ケアを続けやすくするポイントです。日々のルーティーンへの組み込みやすさを多角的に意識しながら、負担なく肌を上向きに」（小田さん・以下同）

過剰なケアは肌を甘やかすって本当？
「必要のないケアはもちろんしなくてもいいのですが、エイジングケアをしても、肌の自活力が衰えるということはありません。ケアが過剰な時のサインは、肌状態の不快感や、敏感症状。自分の肌をじっくり観察して判断を」

シミ・シワの出現を防ぐために今できることは？
「日焼け止めを塗ることは大前提。そしてブライトニングやシワケアコスメを取り入れることは予防にもなるので、背伸びしない派のケアにオススメ。美容の世界は進化のスピードが早いので、よりよい技術や成分がアップデートされている新製品を選ぶのもポイント」

エイジングサインが出てきてから対処するのでは遅い？
「エイジングサインが現れる前に手を打った方が、ケアの効率がいい。美容医療に頼りたくない、と思っている人こそ、コスメで早めに取り組んだ方が実はコスパ的にもタイパ的にも◎」

「ブライトニング・シワ・保湿ケアの代表的な成分といえばこの3つ。シミ・シワ対策成分として人気の高いナイアシンアミド、毛穴やくすみ・乾燥対策などを後押しするビタミンC、バリア機能維持に大切なセラミド。エイジングケアの手始めに取り入れるなら、これらの成分からチェックを。化粧水なのか美容液なのか迷ったら、一番取り入れやすく続けやすいものを選ぶのが正解」

「背伸びしない派でも、紫外線対策は怠らないこと。手の届きやすい価格帯の日焼け止めを手元に置き、こまめにケアしましょう。どうせなら、紫外線対策以外にも“気分の高まる機能”を持ち合わせたアイテムを選んで。コスメデコルテ、オルビス、スキンアクアは、潤いやケア効果の高さに加え、肌を美しくみせてくれるアプローチもあり、“塗りたくなる”日焼け止めです」

「肌のエイジングサインやトラブルに“ストップ”のメッセージを送ること、それがコスメの役割。さらにこのメッセージを“送り続ける”ことも大切です。だから、手間を増やさず自分が続けやすいアイテムで取り入れることが重要。水分と油分をバランスよく肌に与え、＋αの機能にも期待のできる“2stepケア”で手軽にお手入れを。手数が少ないぶん、肌への摩擦も軽減できます」

「いつも使っているアイテムがしみる、赤みが出る、肌がピリピリするなど、肌の違和感を感じているのに放置し続けると、エイジングサインの引き金になりかねません。たいてい、突然起こるのが肌のゆらぎ。すぐに対応できるよう、敏感になった肌をケアするお守りコスメを持っておくと◎。肌のサインを見逃さず、迅速に切り替えて炎症を鎮めることも、エイジングケアのひとつです」

「エイジングケアで外せないブライトニングケア。美容液などをプラスしたスペシャルケア的に行うものと思いがちですが、化粧水や乳液といったベーシックアイテムで取り入れても十分効果的。しかも、バリア機能を高めたり、肌のハリがアップしたり、複合的にアプローチできる新製品が続々。スキンケアの基本となる保湿ケアと一緒にブライトニングもできてしまうので見直してみても！」

MAQUIA7月号
撮影／天日恵美子（モデル）　佐藤健太（物）　ヘア＆メイク／室橋佑紀（鈴木さん、小田さん分）　スタイリスト／黒崎 彩〈Linx〉　モデル／鈴木愛理　イラスト／はやしうき　取材・文／浦安真利子　構成／山下弓子（MAQUIA）

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